髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

寝かしつけ

2017-12-03 | 育児
人生初の子育てを経験しているが、何が正解なのか不正解なのかもわからずに、ともかく正解らしきものを求めて暗中模索している。
日々成功と失敗、発見の連続である。

育児には「寝かしつけ」というけっこう難しい仕事がある。

「いや簡単ですよ」という方もいるかもしれないが、我が家ではまあまあのボリュームがある仕事だ。
主に嫁さんの仕事となっているが、休日は自分の担当である。

相対するのは現在4歳6ヶ月の長男と1歳7ヶ月の次男(男児だからパワーが有り余っているのかもなあ)。

次男は布団に転がすと5分後くらいには部屋の隅のほうで冷たくなっているので楽だが、長男が昔からなかなか寝付かない。
2~3歳くらいの絶頂期は布団に入ってから2時間半は目を閉じなかった。
おおよそ21時ごろには布団に入るようにしているが、23時半くらいまでは一緒に布団に入って横になっていなくてはならない。
カッ!と目を開いて天井を見つめているので、こちらもスマホを見ることもできず、ともかく静かに瞑想をするしかない。
それなりにやりたいことがたくさんあるので、1日のうちの2時間半を布団に横になって過ごすのはけっこうキツい。

現在では波があり、すぐに寝てしまうことや1時間ほどで寝付くことが多いのでその後に自由な時間をゲットして酒を浴びるように飲むこともできるが、こちらの体力が尽きてそのまま寝落ちしてしまうことも多くなった。

日曜日など、自分が休みたいからと家でゴロゴロしていれば(それをやると結果的には疲れるので出かけるが)、子供たちの体力は温存されて、夜になってもパワーが衰えずに眠らなくなり、結果寝かしつけに膨大な時間を奪われる。
なので日中から寝かしつけを視野に入れた行動が必要となる。
理想的なのは、子供だけが着実に体力を削られる遊び(虫取り網を持って蝶々を追いかけるなど)である。
こちとら40代も半ばに差し掛かったボディーなので、一緒になって走り回ると途中で血を吐いて倒れる可能性がある。
気をつけたいのは、遊園地などで遊んでパワーを使いすぎると、夕方に寝てしまい、夜にパワー満タンで復活したりするパターンがあることだ(親はグッタリをキープ)。

寝かしつけは基本的に「絵本+お話+おなかトントン」の3部構成となっている(前述したように次男は部屋の中をゴロゴロ回転移動しているうちに隅のほうで白く冷たくなっている)。

絵本はまあ良いが、ここ最近は「お話」がつらい。
求められる品質が向上してきて、同じストーリーでは飽きられるし、つまらないとクレームがくる。
そして4歳にもなると細部まで説明しないと納得しないし、矛盾があっても突っ込まれる(「さっき怪獣が火を吹いて町が火事になったけど、消防車は来たの?」とか「さっき怪獣に食べられた子は弟?僕の知ってる子?」などと細かい)。

その割には最後にうんちやおしっこだのが出てくるとウケが良い。
そしてお話を終えておなかをトントンしてやると次第に静かになっていき、バッテリーが切れる。

落ちたな。と思っても不意に復活することがあるので、しばらくスマホなどをいじりながら時間を過ごし、布団をかけなおす。

と、ここまでの作業が「寝かしつけ」の仕事である。

家族全員が無事に今日一日を過ごしたことが確認できるので、とてつもなくホッとできる時間でもある。
そして子供たちの安らかな寝顔はやっぱり一番に幸せを感じるよなあ、と思うひと時でもある。

毎度大変だよな~とは思うが、子供達が成長して、これがさっぱりなくなってしまったらそれはそれで悲しい。

コメント
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