「髑髏フラワー」などと名乗っているので、実はちょっとだけ花のことに詳しい。
なので、今日は「美しい薔薇の選び方」をレクチャーしようと思う。
ざっくり花瓶に活ける場合ではなく、ただの一本の薔薇を選ぶ方法のひとつだ。
お花屋さんの店先に行くと、たくさんの花がバケツに入れられて売られている。
昔は、客が花に触れることは出来なかったが、今はずいぶんと多くのお花屋さんが、客に自由に選ばせるようになった。「薔薇をください」と言っても、昔はそれを選ぶのは店員さんだったのが、今では自分の目で見て触ってから選べるようになった。
バケツにぎっしり入った状態では、薔薇はどれも美しく見えてしまい、花の善し悪しは中々見ることは出来ない。
そこで、キズがつかないように、注意深く一本の薔薇を取り出す。
ここで素人はついつい薔薇の「花」だけを見てしまうが、ただの一本の薔薇を飾る場合に重要なのは、薔薇の「葉」のほうである。
花のついた頭から、花瓶の口との間の程よい場所に薔薇の「葉」があると、薔薇自体の美しさが際立つ(それが少なかったり、まったくなかったりするので、別の葉をいれる場合が多い)。
実際にお花屋さんに行ってみて見ると分かるが、「葉」がしっかりとした薔薇は少ない。
特に近年は腕利きの国内の生産者が、低価格の外国の生産者に圧されて、本当に美しい薔薇が減ったように思う(これは花の業界に限った話しではなく、農業全般に関わる話しだと思う。ともかく消費者が「価格」しか見なくなったことが原因だ。価格が安い某国の薔薇などは、私にはただの「棒」にしか見えないこともある)。
言葉だけでは中々説明しにくいが、本当に実力のある花は、凛とした美しさと気品を備えている。
いつかお花屋さんの店頭で薔薇を選ぶ時があれば、ぜひ「葉」を見てから選んでみてほしい。
「葉」がしっかりとしていて美しい薔薇は、一本でもきっと格好よく飾れると思う。
「葉」や「茎」がバンドのベースやドラム、「花」がバンドのヴォーカルやギターと考えると、ちょっと似ているかも知れない。
一本で飾っても美しいのが、優秀な薔薇の条件。一本で美しくない花は、束ねるしか生き残る道はない。
そして、美しい花束をほどいてみると、間違いなく一本一本が単独でも美しい花で構成されていることが分かる。
Perfumeは、一本でも充分に美しい花が、三本の束になった存在だ。
最近、Twitterなどで、Perfumeに関して「◯◯(3人のうちの誰かの名前)推し」などと言う言葉を見かけたので、個人的な見解を述べる。
本人たちの自己紹介にもあるように、Perfumeは「3人合わせて」Perfumeである。
誰か一人だけが突出した才能を発揮してPerfumeを表現したり、全体を導いているのではなく、3つの歯車がガッチリとかみ合って回転するのが、Perfumeという運動体だ。
このブログでは、かしゆかを溺愛して常にかしゆかのお仕置きをキボンヌしているが、それは、かしゆかの背後にあ~ちゃんとのっちという存在が見えるからだ。
あ~ちゃんとのっちの存在抜きではかしゆかは輝かない。
また、あ~ちゃんとのっちの魅力も、他の2人がいてこそ引き出されると思う。
太陽が月を照らすように、月が夜を輝かせるように、3人はお互いを照らし合う存在なのだ。
ファンの方にとっては釈迦に説法、お尻にピンヒール直撃な話しだが、Perfumeには「センター」というポジションは存在しないし「リーダー」というポジションもない。
3人のそれぞれがPerfumeの「花」であり「葉」であり「茎」であり「根っこ」である。
あ~ちゃん、のっち、かしゆかの3人がいて、「Perfume」というグループが成り立つのだ。
一本で飾っても美しいのが、優秀な薔薇の条件。
そして美しい薔薇には、美しい茎と美しい葉がある(トゲもある)。
それを一番下で支えているのが、土の中に深く深く張った「根っこ」だ。
「根っこ」から美しいのが、Perfumeというグループである。
結論。
かしゆか好きっス!
※夏のロックフェスが日程的にすべて参加できないので、とても寂しい…。
English
なので、今日は「美しい薔薇の選び方」をレクチャーしようと思う。
ざっくり花瓶に活ける場合ではなく、ただの一本の薔薇を選ぶ方法のひとつだ。
お花屋さんの店先に行くと、たくさんの花がバケツに入れられて売られている。
昔は、客が花に触れることは出来なかったが、今はずいぶんと多くのお花屋さんが、客に自由に選ばせるようになった。「薔薇をください」と言っても、昔はそれを選ぶのは店員さんだったのが、今では自分の目で見て触ってから選べるようになった。
バケツにぎっしり入った状態では、薔薇はどれも美しく見えてしまい、花の善し悪しは中々見ることは出来ない。
そこで、キズがつかないように、注意深く一本の薔薇を取り出す。
ここで素人はついつい薔薇の「花」だけを見てしまうが、ただの一本の薔薇を飾る場合に重要なのは、薔薇の「葉」のほうである。
花のついた頭から、花瓶の口との間の程よい場所に薔薇の「葉」があると、薔薇自体の美しさが際立つ(それが少なかったり、まったくなかったりするので、別の葉をいれる場合が多い)。
実際にお花屋さんに行ってみて見ると分かるが、「葉」がしっかりとした薔薇は少ない。
特に近年は腕利きの国内の生産者が、低価格の外国の生産者に圧されて、本当に美しい薔薇が減ったように思う(これは花の業界に限った話しではなく、農業全般に関わる話しだと思う。ともかく消費者が「価格」しか見なくなったことが原因だ。価格が安い某国の薔薇などは、私にはただの「棒」にしか見えないこともある)。
言葉だけでは中々説明しにくいが、本当に実力のある花は、凛とした美しさと気品を備えている。
いつかお花屋さんの店頭で薔薇を選ぶ時があれば、ぜひ「葉」を見てから選んでみてほしい。
「葉」がしっかりとしていて美しい薔薇は、一本でもきっと格好よく飾れると思う。
「葉」や「茎」がバンドのベースやドラム、「花」がバンドのヴォーカルやギターと考えると、ちょっと似ているかも知れない。
一本で飾っても美しいのが、優秀な薔薇の条件。一本で美しくない花は、束ねるしか生き残る道はない。
そして、美しい花束をほどいてみると、間違いなく一本一本が単独でも美しい花で構成されていることが分かる。
Perfumeは、一本でも充分に美しい花が、三本の束になった存在だ。
最近、Twitterなどで、Perfumeに関して「◯◯(3人のうちの誰かの名前)推し」などと言う言葉を見かけたので、個人的な見解を述べる。
本人たちの自己紹介にもあるように、Perfumeは「3人合わせて」Perfumeである。
誰か一人だけが突出した才能を発揮してPerfumeを表現したり、全体を導いているのではなく、3つの歯車がガッチリとかみ合って回転するのが、Perfumeという運動体だ。
このブログでは、かしゆかを溺愛して常にかしゆかのお仕置きをキボンヌしているが、それは、かしゆかの背後にあ~ちゃんとのっちという存在が見えるからだ。
あ~ちゃんとのっちの存在抜きではかしゆかは輝かない。
また、あ~ちゃんとのっちの魅力も、他の2人がいてこそ引き出されると思う。
太陽が月を照らすように、月が夜を輝かせるように、3人はお互いを照らし合う存在なのだ。
ファンの方にとっては釈迦に説法、お尻にピンヒール直撃な話しだが、Perfumeには「センター」というポジションは存在しないし「リーダー」というポジションもない。
3人のそれぞれがPerfumeの「花」であり「葉」であり「茎」であり「根っこ」である。
あ~ちゃん、のっち、かしゆかの3人がいて、「Perfume」というグループが成り立つのだ。
一本で飾っても美しいのが、優秀な薔薇の条件。
そして美しい薔薇には、美しい茎と美しい葉がある(トゲもある)。
それを一番下で支えているのが、土の中に深く深く張った「根っこ」だ。
「根っこ」から美しいのが、Perfumeというグループである。
結論。
かしゆか好きっス!
※夏のロックフェスが日程的にすべて参加できないので、とても寂しい…。
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