川田まみさんの新曲---アニメ「とある魔術の禁書目録Ⅱ」主題歌「No buts!」のマキシ購入ー。
果たしてジャケットは、購入特典で貰ったアニメ版に差し替え済みなので、念のために誤解の無いように。
ちなみにこのアニメ版ジャケットに、上条さんの姿は(
ともあれ早速とばかりにプレーヤーに転送、あらためて歌詞を見ながら聴いてみた次第ながら、各メロの初っ端に美琴や魔術(=インデックス)を想起させる歌詞が、そしてサビは上条そのものを表すような構成になっているのは面白いなと。
ハードコア系のサウンドも際立っていますし、主題歌として十分にキャッチな出来なのは言うまでもないのですけど、そんな「No buts!」よりも衝撃を受けたのが、c/wの「SATANIC」でして。
この「SATANIC」の歌詞が、正に一方通行から打ち止めへの思い、そして心の声をそのまま表したみたいな内容になっていると感じられて、なんとも震えさせられましたね。
特に各サビにて繰り返し登場する「悪になる」というフレーズの持つ重みは、原作を読んでいればグッと来るモノがありますから。
そう言えば、第1期の1st、2nd主題歌のc/w「雨」「jellyfish」はいずれも劇中挿入歌として使用されていますし、もしかすると一方通行の見せ場で流れる可能性もあるかな?
■アニメ「とある魔術の禁書目録Ⅱ」---第4話「魔滅の声(シェオールフィア)」
前話の終盤にて明らかとなったローマ正教の真実、なす術なく連行されてしまったオルソラと、その現実を受け止めざるを得ない上条たち---という訳で、此処からいよいよ本当のオルソラ救出作戦へと雪崩れ込んで行く訳ですが、序盤で沈鬱な雰囲気を漂わせておいて、上条の強行突入からステイル、天草式、そしてインデックスが次々と姿を現すシーンは、なんともお約束ながら燃えるシチュエーションですね。
このシーンで使用されていたBGMも非常に相性が良く、更に雰囲気を盛り上げていましたけど、今回は全編渡って注釈が必要となる部分が多いだけに、ステイルがいきなりシスターたちに炎撃を喰らわせるシーン(※正確には爆風で飛ばすなどの加減をしている上、シスターたちも対魔術用の術式を使用済み)とかにはひと言、上条さんからのツッコミが欲しかったという、詰まるところは第1期でもあった“仕方のない”説明・描写不足が、今話においては大きく目立ってしまったと。
ともあれ前話のスペルインターセプトに続き、今度は「魔滅の声(シェオールフィア)」で大活躍のインデックスさんが目立つ展開になっているものの、その「魔滅の声」対策として、ペン先で自分たちの両鼓膜を破るシスターたちのシーンが原作そのままに描かれていたのには、最後で全部持って行かれたぞと;
あのあたりはシルエットになるか、暈す表現で来るかと思っていたので、まさか「グチュッ」という音も込みで消化されると、見ている此方側も顔をしかめざるを得ず。
いや、勿論それはそれで良いのですけどね…なんかこうなると、いずれ描かれる一方通行絡みのシーンはもっと(
教会内での戦闘では、しっかりと五和との接点も生まれましたし、此方も今後の扱いが気になる次第ながら、まずは次回、いよいよ「法の書」編のクライマックスを迎えることに。
そう言えば本性を表したアニェーゼ、私的にはもっと陰険な感じをイメージしていたのですが、やっぱり今後のこと、そしてアニェーゼというキャラクターの設定を考慮して、このくらいのレベルに留めているのでしょうかね?
次回---「蓮の杖(ロータスワンド)」