■アニメ「とある科学の超電磁砲<レールガン>」---第1話「電撃使い<エレクトロマスター>」
とりあえず「とある魔術の禁書目録<インデックス>外伝」という冠付きですし、カテゴリーは同じで良いかな…という訳で予告していた通り、スピンオフコミック「とある科学の超電磁砲<レールガン>」のアニメ版の視聴感想記事ですわ。
とりあえず前置きとして、この「超電磁砲」という作品について簡単に触れておくと---学園都市のレベル0(無能力者)でありながら、異能の力であるならば“神の奇跡”でも打ち壊せる右手“幻想殺し<イマジンブレイカー>”を持つ少年・上条当麻を主人公に、頭の中に10万3000冊の魔道書を記憶するシスター・インデックスとの出会いから、時に魔術サイド・科学サイドが入り乱れる学園都市内・外での様々な戦いへ、当麻が身を投じていくことになるというのが大元の原作小説「とある魔術の禁書目録」の概要。
そしてこの「禁書目録」における、魔術サイドのヒロインがインデックスであるならば、科学サイドのヒロインは学園都市のレベル5(超能力者)、電撃使い<エレクトロマスター>の御坂美琴、通称“超電磁砲<レールガン>”と呼ばれる少女。
果たして、彼女もまた自分の置かれた立ち位置やらなにやらから当麻の物語に絡んで来る訳ですけど、そんな美琴を主人公のひとりに据えて、原作小説では把握していない“本編の裏側で起こっていた科学サイドの物語”を描いたのが、スピンオフコミック「とある科学の超電磁砲」という訳で。
それだけに内容としても、たとえば「禁書目録」での出来事を美琴視点で見られたり、後々のエピソードや設定に繋がる要素が隠されていたりと、後発作品だけにややパラレルと思える部分もあるものの、大きな「とある魔術の禁書目録」シリーズの世界観を把握するには欠かせない“外伝”作品であるのは間違いなく……とは言え、熱い当麻の熱血お説教バトルが見せ場の本編と比べて、メインキャラが美琴たち女性陣のみで、学園都市の女子中学生の日常が随所に描かれている外伝は気持ち雰囲気が明るい分、気軽に楽しみやすいとでも言いますか。
勿論、本編あっての外伝ですし、当然にシリアスなシーンもあり、またストーリーがやがて進めば、学園都市の暗部や「妹達(シスターズ)」のエピソードが描かれていくので、此方も此方で明るいままの女学生ライフとは行かないのですが、それでも現在進行中の本編の重苦しい雰囲気と比べれば(
---と、前置きが随分と長くなりましたけど、ようやく本題の視聴感想へ至り。
ストーリーは原作通り、美琴が不良どもを一蹴したところに黒子が駆け付けて、という流れでしたが、其処に舞台設定を説明するツアーガイドのリアクションやらが挿入、彼女の凄まじい能力の一端を垣間見せたことで、まずは御坂美琴というキャラクターのお披露目に。
そうして挿入分で消化してしまった分、原作にあった“常盤台中学での教師による舞台設定の説明”やらは省かれ、その代わりに婚后光子が原作よりも先んじて、リアクション担当として登場するサプライズ。
確か彼女の初登場は原作小説8巻だったはず(※ちなみにアニメ版「禁書目録」第1期で把握されたのは6巻まで)なので、随分と出番が前倒しされた次第ながら、今後はライバルとはいかずとも、美琴と黒子に絡んでは返り討ちに遭うような“ヤラレ役”的な存在として出番があると面白いかもw
ところで出番が前倒しされたと言えば、初春飾利の親友:佐天涙子もまた、原作よりも幾分か登場早めに、美琴や黒子との関係を構築。
ただし原作通りに最初から好感度高めという訳でもなく、原作小説でも度々描かれ、この「超電磁砲」でも物語の根底にある要素のひとつとして機能している、レベル0(無能力者)から上位能力者に対するコンプレックスを抱えて、ちょっと気持ち引け目な雰囲気を漂わせている味付けに。
やがて銀行強盗騒ぎに絡めて、佐天のそんな気持ちも変わり始める次第ですけど、最初にこの辺りの要素を把握しておくことで、後の展開への伏線ともなるだけに、原作アレンジとしては非常に巧い構成になっているなと。
そして今話最大の見せ場と言えば、クライマックスのレールガン発射…ではなく、やはりシャワーシーンだと(マテ
どうやら果たして最速放送枠のTOKYO MXでは、他局と比べて湯気ジャミングの量が少なかったという事実に、これは無理してリアルタイムで観た価値があったと。
しかして黒子、原作では美琴の胸に軽く触っている風に描かれていましたが、アニメ版では完全に揉んで(爆
ちなみに初春のパンチラは残念ながら原作通りに無し…これメディア化された際に追加されるなんてことは、ないかw
予告やあらすじを見る限り、次回はおそらく「プール掃除」の話に。
かなり時系列が弄られている様子ながら、前半でこうしたエピソードを投入してくるのはシリーズ構成の都合もあれど、美琴・黒子と初春・佐天の関係強化に組しやすいからでしょうね。
となると「禁書目録」とのリンク=上条さんのOPアニメ以外の出番は、もうちょっと先のことになるのかな?
次回---第2話「炎天下の作業には水分補給が必須ですのよ」
とりあえず「とある魔術の禁書目録<インデックス>外伝」という冠付きですし、カテゴリーは同じで良いかな…という訳で予告していた通り、スピンオフコミック「とある科学の超電磁砲<レールガン>」のアニメ版の視聴感想記事ですわ。
とりあえず前置きとして、この「超電磁砲」という作品について簡単に触れておくと---学園都市のレベル0(無能力者)でありながら、異能の力であるならば“神の奇跡”でも打ち壊せる右手“幻想殺し<イマジンブレイカー>”を持つ少年・上条当麻を主人公に、頭の中に10万3000冊の魔道書を記憶するシスター・インデックスとの出会いから、時に魔術サイド・科学サイドが入り乱れる学園都市内・外での様々な戦いへ、当麻が身を投じていくことになるというのが大元の原作小説「とある魔術の禁書目録」の概要。
そしてこの「禁書目録」における、魔術サイドのヒロインがインデックスであるならば、科学サイドのヒロインは学園都市のレベル5(超能力者)、電撃使い<エレクトロマスター>の御坂美琴、通称“超電磁砲<レールガン>”と呼ばれる少女。
果たして、彼女もまた自分の置かれた立ち位置やらなにやらから当麻の物語に絡んで来る訳ですけど、そんな美琴を主人公のひとりに据えて、原作小説では把握していない“本編の裏側で起こっていた科学サイドの物語”を描いたのが、スピンオフコミック「とある科学の超電磁砲」という訳で。
それだけに内容としても、たとえば「禁書目録」での出来事を美琴視点で見られたり、後々のエピソードや設定に繋がる要素が隠されていたりと、後発作品だけにややパラレルと思える部分もあるものの、大きな「とある魔術の禁書目録」シリーズの世界観を把握するには欠かせない“外伝”作品であるのは間違いなく……とは言え、熱い当麻の熱血
勿論、本編あっての外伝ですし、当然にシリアスなシーンもあり、またストーリーがやがて進めば、学園都市の暗部や「妹達(シスターズ)」のエピソードが描かれていくので、此方も此方で明るいままの女学生ライフとは行かないのですが、それでも現在進行中の本編の重苦しい雰囲気と比べれば(
---と、前置きが随分と長くなりましたけど、ようやく本題の視聴感想へ至り。
ストーリーは原作通り、美琴が不良どもを一蹴したところに黒子が駆け付けて、という流れでしたが、其処に舞台設定を説明するツアーガイドのリアクションやらが挿入、彼女の凄まじい能力の一端を垣間見せたことで、まずは御坂美琴というキャラクターのお披露目に。
そうして挿入分で消化してしまった分、原作にあった“常盤台中学での教師による舞台設定の説明”やらは省かれ、その代わりに婚后光子が原作よりも先んじて、リアクション担当として登場するサプライズ。
確か彼女の初登場は原作小説8巻だったはず(※ちなみにアニメ版「禁書目録」第1期で把握されたのは6巻まで)なので、随分と出番が前倒しされた次第ながら、今後はライバルとはいかずとも、美琴と黒子に絡んでは返り討ちに遭うような“ヤラレ役”的な存在として出番があると面白いかもw
ところで出番が前倒しされたと言えば、初春飾利の親友:佐天涙子もまた、原作よりも幾分か登場早めに、美琴や黒子との関係を構築。
ただし原作通りに最初から好感度高めという訳でもなく、原作小説でも度々描かれ、この「超電磁砲」でも物語の根底にある要素のひとつとして機能している、レベル0(無能力者)から上位能力者に対するコンプレックスを抱えて、ちょっと気持ち引け目な雰囲気を漂わせている味付けに。
やがて銀行強盗騒ぎに絡めて、佐天のそんな気持ちも変わり始める次第ですけど、最初にこの辺りの要素を把握しておくことで、後の展開への伏線ともなるだけに、原作アレンジとしては非常に巧い構成になっているなと。
そして今話最大の見せ場と言えば、クライマックスのレールガン発射…ではなく、やはりシャワーシーンだと(マテ
どうやら果たして最速放送枠のTOKYO MXでは、他局と比べて湯気ジャミングの量が少なかったという事実に、これは無理してリアルタイムで観た価値があったと。
しかして黒子、原作では美琴の胸に軽く触っている風に描かれていましたが、アニメ版では完全に揉んで(爆
ちなみに初春のパンチラは残念ながら原作通りに無し…これメディア化された際に追加されるなんてことは、ないかw
予告やあらすじを見る限り、次回はおそらく「プール掃除」の話に。
かなり時系列が弄られている様子ながら、前半でこうしたエピソードを投入してくるのはシリーズ構成の都合もあれど、美琴・黒子と初春・佐天の関係強化に組しやすいからでしょうね。
となると「禁書目録」とのリンク=上条さんのOPアニメ以外の出番は、もうちょっと先のことになるのかな?
次回---第2話「炎天下の作業には水分補給が必須ですのよ」