とある黒子の偏愛事情

■アニメ「とある科学の超電磁砲＜レールガン＞」---第2話「炎天下の作業には水分補給が必須ですのよ」

原作コミックでは『幻想御手（レベルアッパー）編』後に描かれた、閑話的なエピソード（＋α）が先んじて登場。
前回分の視聴感想でも触れましたが、かなり時系列が弄られているのはシリーズ構成上、おそらくは『幻想御手編』のエピローグでシリーズを幕引きする為、そして序盤における美琴・黒子と初春・佐天の関係強化、更には視聴者に対する基礎固めの意図があるのは然りながら---なにやら黒子の美琴に対する偏愛っぷりが、どの原作よりも色濃く描かれた結果、黒子オンステージになっていたのは間違いなくｗ
しかしTバックやらボディーストッキングとか、設定通りに黒子は大人びた下着を所有しているとは言え、ああまで用意周到とはもはや凄いとしか；

そんなファッションショーの向こう、今回も初春は佐天さんのスカート捲りの被害にｗ
事前のインタビューかなにかでも聞こえましたが、初春は原作コミック以上に捲られるというのは本当だったと…相変わらず佐天さんによる解説のみで、実際には見えませんが（

ところで常盤台中学女子寮の美琴たちの部屋へと招かれるというオリジナル展開の中、ベッドの下やらなにやらを漁っていた佐天さんですが、もしも時期がそうなら当麻よろしく“妹達”に関する（非合法手段で手に入れた）資料を隠した“ぬいぐるみ”を発見した可能性もあるのかなと…果たして現段階での時間軸は原作1巻の少し前にあたる（※原作1巻は夏休み中に起こったエピソード）ので、当然にまだその影は見られませんけど。
しかしてそんな“「禁書目録」では主人公の”上条さんは、この第2話にて早くも登場しながらもアバンのみで、更にはキャラクターの設定も明かされないままに終了という扱いにｗ
いずれはもう少し見せ場やら、美琴がどうして当麻を付け回しているのかに関連したエピソードも描かれるのでしょうが、その際には巧く「禁書目録」アニメ第1話へと繋がるようなクロスリンクが成されると面白いかも。

次回はどうやらオリジナル回の模様で、まだ暫くは『幻想御手編』には入らないとかなんとか。
第3話---「ねらわれた常盤台」