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ポール・ボキューズ(Paul Bocuse)@リヨン郊外

2006年08月06日 | フランス◆リヨン
フランス料理界の重鎮「ポール・ボキューズ」のレストランへ行ってきますた。

わたすも夫も、初めは「ボキューズはベタかなぁ」と思っていたのですが、いつも行くフレンチレストランのシェフに「僕たちが教科書としているクラシックなフランス料理、彼の料理を1度食べてみるのもいいのでは」と言うアドバイスをうけ、食する側のわたすたちも基本に戻るのもいいかなぁと思い、行くことを決めました。実際、ボキューズ氏が厨房に立って直接料理することはないにしても、彼が伝授したお料理を食べられるだけでも価値はあると思う。
タクシーを降りるとすぐに出迎えのボーイさんがいました。挨拶をしてレストラン入口まで案内してもらい中へ入るとフランソワ・ピパラ(Francois Pipala)さん他何名が笑顔で出迎えてくれました。このピパラさんはポール・ボキューズのメートルドテル(サーヴィス主任)でMOFを受賞してる方です。そのやさしそうな目の奥にはサービスが行き届いているかキラーンと目を光らせているように思えました。

開店する8時ちょうどにお店に着いたらば、もうすでにお客が何組か席にいてました。
席に着いてすぐにアペリティフを。夫はグラスシャンパン(ポメリーでした)わたすはフルーツカクテルをもらいました。お水はガスなし(エビアンでした)
メニューを激見。コースのクラシック(Menu Classique)にしました。
ワインを選んでいるとボキューズさんがテーブル一つ一つ挨拶に周ってきました。挨拶して握手して一緒に写真を撮ってもらった。いい思い出です。他のテーブルでもカメラを持って来てる人は撮ってもらってました。ボキューズ氏の少し後にマダムも各テーブルに挨拶に周ってきました。
ワインはコート・ロティ・コトー・デュ・バスノン(Cote Rotie Coteau de Bassenon‐Cuillero)を赤のボトルで。
お皿の絵柄がとてもキュート。
ウサギとカモ、魚とオマールエビの2種類の柄がありましたョ。ワイングラスはボキューズ氏の絵が。塩胡椒入れも面白いでつ。

◆アミューズ

一口チーズシューとたまごの冷スープ。スープは塩味が少しキツかったす。

◆前菜

夫:Dodine de canard a l'ancienne pistachee et foie gras de canard maison(フォアグラのテリーヌ)


わたす:Cassolette de homard a l'Armoricaine(オマールエビのスープ)スープは濃厚でオマールの身もプリッ。

◆メイン

Loup en croute feuilletee(ズズキのパイ包み焼き)スズキ一匹を魚の形そのままのパイで包んで焼いた、ここのスペシャリテのひとつ。2名からです。


オーロラソースのようなソースで食べました。ズズキの身はふわっふわで、パイもおいしい。量も、すごいです。

◆チーズ

ワゴンでやって来ました。

夫:3種類選んでました。


わたす:フロマージュブラン

◆お口直しのアイス

桃のソルべ

◆デザート
こちらも、もちろんワゴンでやって来ました。ワゴンが4つか5つやってきた。こんなに種類があるところは初めてだわ。

夫:レモンソルべ

付合わせはいちごにしてもらってました。

わたす:チョコレートケーキ
付合わせは断わりました。もう、食べられない。

◆プティフール

チョコやマカロンや焼き菓子などいろいろとあり、食べきれないと思ったので手を出さず、お持ち帰りにしてもらいました。
ホテルに戻ってから食べた時、チョコの裏を見るとやぱり「ベルナション」のものでしたベルナションのシェフはポールポキューズの娘さんと結婚しているそうです。なので娘婿のお菓子です。

食後にカフェを飲んでタクシーを呼んでもらいホテルへ戻りました。
タクシー代は宿泊ホテルからレストランまで行きも帰りも25ユーロでした。時間は道の混み具合にもよるけんどわたすたちが行ったのは平日でホテルからだいたい30分だたと思います。