三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

8月最後の福智山

2022-09-01 04:31:07 | 日記
8月もきのうが最後でした。もうとっくに立秋は過ぎたのですが,や
はり8月の終わりとともに夏も終わる気がします。
ことしの夏はついに海には1度も行かなかったし,山にもほとんど登
りませんでした。暑いとかコロナとかが影響したとか言いたいのです
が,それは口実かも知れません。歳とともにやる気が減退しているに
違いありません。

そんなことを思いながら久し振りに福智山に登りました。
登山口はいつもの上野(あがの)。まっすぐ上野越まで進み,さらに
稜線を頂上まで歩きます。
鳥の声が聞こえます。一番目立つのはソウシチョウ。きのうは雌の鳴
き声も混じっていました。コゲラと思しいコツコツという木をつつく
ような音も響きます。

頂上が見えてきました。頂上の「山」の岩はこの角度からはややいび
つに見えます。

もうススキが穂を出し始めています。この山の頂上付近はこのススキ
がいいんですよね。
頂上でしばらく眺望を楽しみながら持参した柿をいただきました。も
っとも,雲が多くて見晴らしは良くありません。故郷の英彦山もほと
んど見えないほどでした。

30分ほど休憩して下山開始。登りとは違うコースをとりました。
降りは楽なのでいろんな草花が目につきます。
これはサルトリイバラ。

その実が色づき始めています。いずれ真っ赤になるのですが,この色
もいいですね。
サルトリイバラの葉っぱをわたしの故郷ではガメ葉と呼び,これで餅
を包んでいました。ガメ葉餅です。かしわ餅と同類ですが,子どもの
頃は何となく引け目を感じていました。偽物のような気がして。

ホトトギスです。

鳥ではなく,植物です。正確にはヤマホトトギスかヤマジノホトトギ
スなのでしょうが,わたしには区別がつきません。花の色(模様)が
鳥のホトトギスに似ているとか。

久し振りの福智登山で疲れました。
以上