低い山ある記(24)―明神ヶ辻山

随分久しぶりの「低い山ある記」です。前回は2019年12月に投稿しましたので，１年余
りの空白ができてしまいました。
今回は「明神ヶ辻山」です。まず，その諸元を見ておきましょう。
（１）山岳名　明神ヶ辻（みょうじんがつじ）山
（２）位　置　33°51´28"N, 130°41´26"E（遠賀郡水巻町頃末付近）
（３）標　高　96 m
（４）登頂日　2021（令和3）年3月15日（月）
（５）その他　登山口に駐車場あり。頂上の広場に展望台，休憩舎，トイレあり。
　　　　　　　焚火（バーベキュー等）禁止。
　　　　　　　イノシシが出没する由。
以前から気になっていた山です。遠賀川下流のこの付近にはほかにも低い山がいくつか
あります。

登山口に到着しました。

登山口はこのほかにもいくつかあるようです。
看板をご覧ください。

弓道場横の道を直進します。

車両止めの柵の隙間を抜けると本格的な登山道になります。頂上まで車で行ける道がつ
いていますが，まずは歩道を登ることに。

上の写真のように道はよく整備されています。それでもこんな道もあります。

登山口からおよそ10分で頂上に到着。やや広い広場が開けます。

休憩舎のほか展望台もあります。

展望台は車いすでも登れるように配慮されているのか，らせん状の通路になっています。
登ってみました。
当日はあいにく濃い霞がかかって眺望は良くありませんでした。
遠賀川です。

振り向くと皿倉山が見えます。

下に降りて広場をしばし散策。水仙などが咲いています。もうすぐ桜が開花しそうです。
陶板のようなものが多数貼り付けられており，物語になっています。ざっと読んだとこ
ろ，日本武尊（やまとたけるのみこと）と当地の砧姫（きぬたひめ）の恋物語のようで
す。
何やら不思議な形の造形物があります。三角点かな？と思いながら近づいて見ましたが
そうではありません。

想像ですが，日本武尊と砧姫のモニュメントが置かれていたのではないでしょうか？
降りは車道を通りました。
以上