やむやむやみー

やみーのやむやむな毎日

碌山美術館

2013-11-10 18:10:55 | おでかけ日記
安曇野でゲイジュツの秋・・・

碌山美術館。

碌山館のレンガと紅葉したまわりの木々、これだけで

「ああ!秋に来てよかった!!」と思う。

萩原碌山こと、萩原守衛は安曇野出身、明治期の彫刻家。

下調べなく伺ってしまったせいなのか、作品より建物と庭の雰囲気の

良さのほうに惹かれてしまったのだが・・・


彼の生きた30年という短すぎる人生に多大な影響を与えた、

相馬黒光という女性はいろんな意味でスゴイ、ということを

帰宅してから知った。

結婚して子どもをぞろぞろ従えながら、会社の経営、若い燕くんたち

の発掘・育成・・・女は強い。

彼女の生き様を実際見たわけではないけれど、

「生涯我が儘を通した女」と自分について黒光が語ったというのが

本当であるなら、彼女は後悔しても反省しないタイプの人間であり、

そういうタイプだからこそ、この時代にこういう生き抜き方を

できたのだと思う。


というわけで・・・黒光の存在がそれほどここで強調されていない

(と感じた)のは、この場所は碌山作品の展示である、という目的を

果たすためだという気がした。









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