やむやむやみー

やみーのやむやむな毎日

気が気じゃなかった・・・

2018-01-27 22:55:16 | やみーの日常
鍵がないことに気が付いた。

玄関のあるべきところにない。

ポケットを探り、持ち物をひっくり返し、頭の中で必死で再現ドラマ化する数時間前の行動・・・


私の記憶では失くしたのは家でしかありえない、という結論に達し、予定通りとりあえず夫と外出することにした。


ところが、車中、夫の記憶を聞くと、私のその結論はあっさり崩れることが分かった。


気が気じゃない。

私の脳内は、何か小さなヒントがあるはずだ、と再現ドラマの精度を上げることに専念しており、

楽しめるはずの風呂も食事も半分以上、上の空。

こんなとき、私を決して追い詰めない、責めない夫に申し訳なさと、自分の情けなさにげんなり。


「あらら、どこ置いた?」は日常茶飯事の私であるが、致命的なミスはない(ので、繰り返す、とも言える)。

and ナクシモノに対する執念深さは自分の物はもちろん、家族の物に対しても同じだ。

「物はね!いくらおうちに帰りたくても、自分で帰ってこれないんだよっ!!!」と息子を叱る。

感情移入しやすいタチなのだ。


しかし今回はそういうレベルじゃない。

鍵なんだから。。。


もういいかげん記憶をたどることに疲れた脳が、さらに私を滅入らせたころ、犬の散歩のため

公園にいた。トランクを開ける、犬を出す、リードをつける、一連の動作を横目に夫がごそごそ

しながら言った。「ははは、こーんなとこにあったりしてね」と犬グッズを入れたカゴを探った手が

止まった。



「あった」


私が絶対ないと思った場所。

それは朝の行動から私がそこに鍵を落とす可能性がない場所。

つまり、つまり、犯人はちみだあっっっ!!!


おそらく朝、犬を車に乗せるとき、なぜか家の鍵を手にしていた夫は

リードと一緒にカゴに入れた、という図が浮かび上がった。


見つかった喜びと同時に湧き上がる感情。

「今までの時間返してーーーっ」


散歩の間、「オレかなーホントに?」「あーたしかいないでしょ」を繰り返し、

彼はコンビニでスイーツをねだられるハメになりました。

ああよかった、あって。