さてここらで私の中のモヤモヤを整理。
今まで読んだ著者の時代をつかみたく・・・
↓誕生年の古い順
1862~1922(60歳) 森鴎外
1867~1916(49歳) 夏目漱石
1892~1927(35歳) 芥川龍之介
1899~1972(72歳) 川端康成
1909~1948(38歳) 太宰治
太宰治は芥川龍之介に強い影響を受けつつ、「作家はこのように死ぬのが本当だ」
と語っていた、というつながり。
本の背表紙に「芥川晩年の諸作は死を覚悟し・・・」とある通り、「或阿呆の一生
44死」の章では、冷静な視点から自殺という行為について書かれた部分があったり、
「玄鶴山房」でも「河童」でも「死」を近くに感じる部分がある。
「歯車」では「死」と結びつけようとする妄想で、自らを恐怖に導いているように
見え読んでいるだけでめまいがしそうだ。
実母に育ててもらえなかった理由は、母の精神的な病。
彼にとって死より恐ろしいこと、本当の恐怖は、そこにあるように思えた。
今まで読んだ著者の時代をつかみたく・・・
↓誕生年の古い順
1862~1922(60歳) 森鴎外
1867~1916(49歳) 夏目漱石
1892~1927(35歳) 芥川龍之介
1899~1972(72歳) 川端康成
1909~1948(38歳) 太宰治
太宰治は芥川龍之介に強い影響を受けつつ、「作家はこのように死ぬのが本当だ」
と語っていた、というつながり。
本の背表紙に「芥川晩年の諸作は死を覚悟し・・・」とある通り、「或阿呆の一生
44死」の章では、冷静な視点から自殺という行為について書かれた部分があったり、
「玄鶴山房」でも「河童」でも「死」を近くに感じる部分がある。
「歯車」では「死」と結びつけようとする妄想で、自らを恐怖に導いているように
見え読んでいるだけでめまいがしそうだ。
実母に育ててもらえなかった理由は、母の精神的な病。
彼にとって死より恐ろしいこと、本当の恐怖は、そこにあるように思えた。