「霞ヶ谷山火事ニ付願口上控」第十一頁、上の一~三行目
解読 旁以不怪大騒動ニ御座候。 彼是と仕候内神仏之
御守護亦者相寄り候
読み 旁々以て不怪大騒動に御座候。 彼是と仕り候内、神仏の
御守護亦は相寄り候(人々)
解説 「旁以」・・・『かたがたもって』。どちらにしても。どのみち。 「不怪」・・・「怪しまざる」では意味が通じません。字の間違いかも。 「大騒動」の次は「御座候」です。「御」と「候」が極端に小さい字で書かれています。 「彼是と仕候内」・・・何やかやとしている内に。 「神仏の御守護」・・・神様や仏様のお守り。 「亦者」・・・『または』。 「相寄り候(人の)」・・・寄り集まった(人の)。