勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

潮来花嫁さん

2013-06-24 02:51:50 | Weblog
 友人が車を買い替えたので、初の遠出にちょっとドライブでもしようと誘いがあった。そこで出かけたのが、あやめ祭りが行われている「潮来花嫁さん」で有名な水郷の潮来。


 花村菊江さんが歌った「潮来花嫁さん」が発売されたのは、1960年4月というから、今から53年も前のことである。「月の出潮をギッチラコ・ギッチラコ」と歌われたように、潮来といえば櫓舟が有名である。我々が乗ったのはモーターで走る櫓舟だったが、潮来花嫁さんが行く船と遭遇する幸運に恵まれた。


 水郷潮来では、花村菊江さんの「潮来花嫁さん」より5年ほど前に発売された、美空ひばりさんの歌った「娘船頭さん」が今も櫓をこいでいる。


 歌の中の娘船頭さんは、「わたしゃ淋しい船頭娘 ツバメ来るのに便りもなくて 見るは菖蒲(あやめ)の花ばかり」と歌うが、その菖蒲も見ごろは少しばかり過ぎたとはいえ、まだまだ娘船頭さんのように花盛りである。



日曜日ということもあって、イベントも盛りだくさん。潮来囃子の演奏とあやめ踊りも堪能できた。



潮来囃子のあとは、咲き終わった菖蒲の花がら摘みが行われ、菖蒲田の整備も怠りない。


 雨の少ない梅雨ではあるが、ここ数日梅雨空が続き、梅雨の晴れ間といえる夏空に、水郷潮来の菖蒲は最後の花を咲かせて訪れる人を楽しませていた。