このところカラオケに凝っている。去る7日、同年代のカラオケ仲間と4人で行きつけのカラオケスナックに行った。午後1時に待ち合わせをし、昼間から営業しているスナックに直行。仲間のひとりは、カラオケ大会でも優勝するほどの腕前の持ち主。彼は千葉県成東市に住み、東京に出てくるときは泊りがけが多い。僕を除くほかの3人はカラオケのベテランでもあり歌も上手く、別のひとりはいつも90点以上の点数は当たり前、95点を超えても当然といった顔をしている。ところがカラオケ大会で優勝する彼はあまり高得点が出ないが、自分の世界を持ち、人を感動させるテクニックは抜群である。機械の判定と人の耳に心地よいのとは少し違うようだ。
一軒目のスナックでは他に客もなく、4人で4時間近く歌い放題。その後、別のスナックに梯子し、再び歌の競演。午後8時を過ぎた頃お開きになったが、千葉の彼と、彼と僕との共通の友人が僕の部屋に泊まることになった。外で夕食を済ませた後、部屋での話が弾み、眠りに就いたのは午前2時ごろ。次の朝9時過ぎに起床し僕の手料理で朝食。女が3人寄れば姦しいと言われるが、3人の初老の親父の会話も時間が経つのを忘れるほど話が尽きない。午後になると別の仲間からカラオケの誘いの電話があり、再び昨夜のスナックで午後5時に待ち合わせをし4人で合流、そこで約3時間歌い続ける。2日連続の、合わせて12時間近いカラオケだが、それでも物足りなさを残し、再会を約束して解散した。

画像の花は、朝陽に照らされて我が家の出窓に咲いた「ムシトリスミレ」。名前が示すように食虫植物である。この花は今の季節に咲くが、花が虫を捕るわけではない。葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し、その粘着力で獲物を捕えるという。

粘り気のある葉で捕まえた虫は、消化酵素で溶かして栄養にするらしい。我が家のムシトリスミレに捕えられた小蠅もいづれこの花の栄養になるのだろう。僕もカラオケ仲間の歌を栄養にして、いい点数を出せるように、カラオケスナックへの誘いをムシトリスミレのように黙って待っていよう。
一軒目のスナックでは他に客もなく、4人で4時間近く歌い放題。その後、別のスナックに梯子し、再び歌の競演。午後8時を過ぎた頃お開きになったが、千葉の彼と、彼と僕との共通の友人が僕の部屋に泊まることになった。外で夕食を済ませた後、部屋での話が弾み、眠りに就いたのは午前2時ごろ。次の朝9時過ぎに起床し僕の手料理で朝食。女が3人寄れば姦しいと言われるが、3人の初老の親父の会話も時間が経つのを忘れるほど話が尽きない。午後になると別の仲間からカラオケの誘いの電話があり、再び昨夜のスナックで午後5時に待ち合わせをし4人で合流、そこで約3時間歌い続ける。2日連続の、合わせて12時間近いカラオケだが、それでも物足りなさを残し、再会を約束して解散した。

画像の花は、朝陽に照らされて我が家の出窓に咲いた「ムシトリスミレ」。名前が示すように食虫植物である。この花は今の季節に咲くが、花が虫を捕るわけではない。葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し、その粘着力で獲物を捕えるという。

粘り気のある葉で捕まえた虫は、消化酵素で溶かして栄養にするらしい。我が家のムシトリスミレに捕えられた小蠅もいづれこの花の栄養になるのだろう。僕もカラオケ仲間の歌を栄養にして、いい点数を出せるように、カラオケスナックへの誘いをムシトリスミレのように黙って待っていよう。