仙台高裁の向かいの南町通にできたチヂミ専門店。
チヂミとチゲなどの鍋を中心にした韓国家庭料理の店です。壱弐参（いろは）横町の入口の「李さんの店」の姉妹店なのだそうです。
「ソウルチヂミ」という店です。料理名がそのまま店名になっているようです。
そういえば、仙台にも「伊達の牛タン」という店がありますね。
おばさんとお姉さんが二人でやっています。
カウンターでの会話はバリバリのハングル。お客さんには流暢な日本語で話します。
「오늘의 손님, 얼굴 나쁘다.」 「사실이군요.」
壁には韓国映画のポスターがズラリ。BGMは韓国の歌謡曲がずっと流れている。
裸電球がいくつもぶら下がっていて、まるでソウルの市場にいるよう。
こんな椅子です。店は清潔ですが、まったく飾り気はなし。
チヂミとチゲが何種類も。
酒は「マッコリ」が中心。生マッコリのほか、黒豆マッコリ、緑茶マッコリおこげマッコリなど種類が豊富。
「モッコリ」って何でしょうね！？？？
チヂミは海鮮やキムチなど６～７種類。どれも厚みがある上、具だくさん。このたれが美味しい。
チヂミ（小）がこんなに大きくて500円。間違って（大）980円を頼んだら、他には何もいらなくなりそうです。
味は日本人にぴったり。これだけをテイクアウトしていくお客さんもいます。
この並んでいるヤカンは何？
これはおこげマッコリ。昔、給食で脱脂粉乳を飲んだアルマイトのお椀に入って来ます。（グラスって書いてあるのに！）
しかし、なんてレトロで懐かしい。
昭和の街角に紛れ込んだようです。昔のように鼻をつまんで飲みましょうか。
あのヤカンにはマッコリがお椀5杯分入って出てくるのです！たくさん飲む人はもちろんこっちがお得。
隣のお姉ちゃんたちはヤカン2個目！ずっと上司の悪口を楽しんで（？）います。
鍋は海鮮チゲやプルコギなど、やはり６～７種類あります。
今日は海鮮鍋にしました。野菜、アサリ、蟹、海老、牡蛎など具沢山。これで2人前、1980円。
さあ出来上がり。これからの季節、こういうのがいいですね。
スープだけになったら、ご飯、キムチ、生卵、韓国海苔を投入し、韓風おじやにして締めます。
腹いっぱい食べてビール、マッコリをたらふく飲んで、お会計は二人で5400円でした。な～んてリーズナボー！
BGMはいつしか「冬のソナタ」に。連れの顔がチェ・ジウに見えてきました。マッコリで酔っ払ったようです。
「ソウルチヂミ」
仙台市青葉区一番町2丁目11-12-1F
022-267-4887
