daisukeとhanakoの部屋

わが家の愛犬 daisuke(MD、13歳)とhanako(MD、6歳)の刺激的仙台生活

ゴールデン・スランバーズ

2010年02月07日 18時07分12秒 | 本・映画・CDなど

 

今日は1時からテニスの予定だった。大雪は上がり空は晴れたが、川内コートはこの通りの積雪

誰かが雪かきしてくれたかもしれないと見に行ったが、やっぱりコートは使用禁止になっていた。

 

 

駐車場も閑散としている。

 

急に暇になったので、Movix仙台に「アバター」を観に行くことにした

雪でみんなどこにも行けないせいか、Movixは大混雑。

 

チケット売場も長い列。

 

驚いたことに「アバター」は11:50と20:30の2回のみになっていた。しかも「11:50は完売」と書かれていた。Oh,my dog! じゃなくて、Oh,my god!

20:30までは待っていられないので、「ゴールデンスランバー」を観ることにした。

 「ゴールデンスランバー」は、すべて仙台市内で撮影された。 2カ月半の撮影期間に、のべ3000人のエキストラを使ったという。

 昨年インターネットでエキストラ募集の案内を見た。出演者だけでなく、ボランティアスタッフ(エキストラとの電話対応や撮影当日のケアをする人)も募集していた。パレードのシーンには1000人のエキストラが参加した。事前に演技指導の講習会があったそうだ。爆弾が爆発するシーンはCGなので、号令に合わせて倒れ、伏せ、逃げる演技が必要になる。

募集ページには、エキストラの条件として、シーン毎の性別、年齢、髪の長さ、指定する衣装(刑事風の黒の上下、白のシャツなど)を持っているか等の条件もついていた。撮影予定時間が延びる場合もあるので、時間の制約のない方優先、ともあった。 もちろん無償である。ボールペン1本くらいはもらえたようだ。

 映画はどうだったかというと・・・仙台の風景がこれでもかというくらい出てくるので、仙台市民はそれだけで嬉しいだろう。

藤崎デパートで始まり、藤崎デパートで終わる。伏線がいくつも張られている。ボタンの押し方、お習字、カローラのCM、花火のバイト、整形手術・・・

 通り魔が出て来た場面では、近くの席から、「あいつ、金八先生で給食費払わなかった奴だ」の囁きが聞こえて来て笑った。

通り魔の出現はいかにも荒唐無稽だが、「海辺のカフカ」のジョニー・ウォーカーのような役割を演じている。 「スランバー」がなんだか分からない人が多いだろう。

「ゴールデン」の「バー」だから、「金の延べ棒を抱えて逃げる映画」と思っていた友人もいた

実はスランバーは「まどろみ」の意味。ゴールデンスランバーは直訳すれば「黄金のまどろみ」となる。

 ゴールデン・スランバーズ(Golden Slumbers)は、1969年に発表されたビートルズのアルバム『アビイ・ロード』に収録された曲である。 この曲はポールが実父の家に遊びに行って、腹違いの妹に絵本を読み聞かせていた際、絵本に「ゴールデン・スランバーズ」という子守唄を見つけた。それに手を加えて作られたものである。

 

Once there was away  昔、道があった

To get back homeward  故郷へと帰る道

Once there was a way  昔、道があった

To get back home  家に帰る道が

Sleep, pretty darling, do not cry  おやすみ、可愛い娘、泣かないで

And I will sing a lullaby  そしたら子守唄をうたってあげよう

Golden slumbers fill your eyes  黄金のまどろみがお前の瞳を満たし

Smiles awake you when you rise  微笑みがお前を目覚めさせる

Sleep, pretty darling, do not cry  おやすみ、可愛い娘、泣かないで

And I will sing a lullaby  そしたら子守唄をうたってあげよう

Once there was away  昔、道があった

To get back homeward  故郷へと帰る道

Once there was a way  昔、道があった

To get back home  家に帰る道が

Sleep, pretty darling, do not cry  おやすみ、可愛い娘、泣かないで

And I will sing a lullaby  そしたら子守唄をうたってあげよう

 

 映画の中では、「既に心が離れてしまったメンバーをつなぎとめるため、ポールが紡いだ曲」と解説されていた。『アビイ・ロード』はビートルズの12枚目の、最後のアルバムとなった。

 村上春樹の「ノルウェイの森」もビートルズの曲を題名にしたものだ。舞台は日本。ノルウェイはどこにも出てこない。 映画では、学生時代に友人たちと聞いた曲として繰り返し流される。ビートルズ世代は現在50歳以上になっている。彼らは30代だからビートルズを聴くには若すぎる、という気もするが。

 映画の題名は「ゴールデンスランバー」だが、CDの曲名は「ゴールデン・スランバーズ」と原語に近い表記になっている。ビートルズ世代には後者の方が馴染みがある。

 『アビイ・ロード』収録曲

A面 「カム・トゥゲザー」 「サムシング」 「マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー」 「オー!ダーリン」 「オクトパスズ・ガーデン」 「アイ・ウォント・ユー」

 B面 「ヒア・カムズ・ザ・サン」 「ビコーズ」 「ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー」 「サン・キング」 「ミーン・ミスター・マスタード」 「ポリシーン・パン 」 「シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー」 「ゴールデン・スランバーズ」 「キャリー・ザット・ウェイト」 「ジ・エンド」 「ハー・マジェスティー」 ネタバレになるからこの辺でやめよう。

 見終わっての感想は !○↑▲↓■*※!??? というところでした。

 ゴールデン・スランバーズを聴いてみたい方は→ http://www.youtube.com/watch?v=1e_j66mgTDE  


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