After Effects のプラグインBORIS「Motion Key」や アプリケーションの imagineer system「mokey」は、動いている人物や自動車を消しても背景は残ります。
モーショントラックを使って、携帯カメラで撮影した動画から、走る自動車を消してみました。
サンプルムービー:QT 9MB
mocha for After Effects V2 を使っていますが、モーショントラックは CS4のバンドル版でも変わらないと思います。
消した後の背景は、ビデオのシーンの中から、道路だけのフレームを選び(今回は 326フレームを選択)、モーショントラックのターゲットになるエリアをスプラインで囲んで、ビデオ全体 又は、必要なシーンだけをトラックします。
After Effects へ、mocha でトラックした結果を"背景"レイヤーに出力し、「アンカーポイント」のキーフレームを削除。
微調整を「アンカーポイント」の数値で行います。
モーショントラックの結果次第で、微調整の手間は変わってきます。
今回の場合は、手前の歩道部分をトラックポイントとするよりも、木が立っている所を 広範囲で選択した方が、微調整は し易くなった 気がします。
・歩道を選択し、微調整後の画像(バス停辺りに車はあります)
・木の部分を広く選択した画像(青色は、ずれている部分)
どちらでも、After Effectsで 1フレームごとのチェックは必要です。
mocha でモーショントラックをすると、車と重なっても大きな ずれは無く、1回のトラッキングで完了しています。
後は、車体と手前のポールのマスク作成します。
消える方の車体は、マスクは 大きめにして 車体に沿ったラインにする必要はありません。
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