遊戯三昧

いかに人生を楽しんだかという進行形の記録です。

次女の結婚式シリーズ(6)

2017年05月14日 | 家族・家
あなたへ

結婚おめでとう。そして誕生日おめでとう。
今日はホテル1泊プレゼントします。

あなたの誕生予定日が、お父さんの誕生日だったので、もし一緒になったらジョンレノンとその息子みたいでかっこいいなと思っていました。結局は2日ずれましたが、あなたは元気にお父さんたちの次女として生まれてきてくれました。
お父さんの好きな万葉集から名前を取ることにし、「真鳥棲む 雲梯の杜の 菅の根を 衣にかき付け 着せむ子もがも」から、真鳥にしようかと考えましたが、あまりにも男の子っぽいので、楽器を一つ入れることにして○○と名付けました。気に入ってくれていたかな?
いつもニコニコしている赤ちゃんで、乳母車に乗っているあなたを見た男子高生が思わず「お前、かわいいな」と言うこともありました。
お父さんの仕事の都合で、野庭団地から港北区に転居した当日も、小さなあなたが無邪気に「もう(野庭団地の)お家に帰ろう」と駄々をこねたのを思い出します。
それから再び港南区に転居するわけですが、中庭でみんなと一緒に遊ぶあなたの姿は本当に楽しそうでした。お父さんが大学の授業の帰りに、幼稚園のお残り保育で遊んでいたあなたを迎えに行ったときにはいつも「もう少し遊びたい」と半べそ状態になっていましたね。
中学校から部活動に熱心になり、生徒会活動も合わせて行うようになりました。高校からは生徒会活動にさらに力を入れるようになっていました。いろいろなことでスケジュールを詰めていく姿はどことなくお父さんに似ているかな。
お父さんの仕事の関係のキャンプでもあなたは人気者でした。大学生の時に手伝ってくれた、お父さんが主催した一橋大学での学会でもみんなからうらやましがられ、ちょっと得意だったです。
管理栄養士の国家試験にも無事合格し、社会人になっても持ち前の粘り強さと明るさで頑張っていましたね。
一人暮らしがしたいと言い出した時に、それもいいかなと思ったのですが、やがて来る日に気持ちを備えておかなければならないなとも考えました。
そしてその日が来たわけです。

これからいろいろなことがあると思いますが、△さんと一緒に乗り越えていってください。お父さんたちは見守ることはできますが、あなたが小さい時のように守ってあげることはできません。
いつでも、いつまでもその笑顔を忘れずに生きていってください。

差し入れたシャンパンは、炭酸系の苦手なあなたでも十分に楽しめると思います。二人で味わってください。

平成29年5月13日
父より
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