五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

もうやめよう……

2011年10月19日 | ふたりはプリキュア(無印・MH・SS)
夕暮れ、西の空が不気味に赤く染まっていました。
湿度などの関係だと思いますが、なんとなく地震が起きなければいいと思ったのでした。


東京MXテレビで好評再放送中の、「ふたりはプリキュアSplashStar」。
ここ数日は、中盤のヤマ場、霧生満・薫のお話。

二人がダークフォールの敵だということを看破していた美翔さん。
彼女の落ち込みぶりも、このあたりの見ものです(ひでぇ

  

「プリキュアを倒す」が口癖だった満・薫。
しかし、日向さんやみのりちゃん、緑の郷の人たちと触れ合うたびに、心を動かされる。。

  

普通の「人」ではない満さんと薫さんが、徐々に「人」の心を持っていくプロセスが心に響く。
友達だといって接近したら、本当に友情が芽生えてしまっていたという。
しかし二人にはダークフォールの戦士としての使命がある。その葛藤が、見る者を
惹きつけずにおかないのです。

  

薫さん:「私たちの心に引っかかっていたもの…(大意)」
満さん:「言わないで!お願いだから言わないで!!」

プリキュアと戦いたくない気持ちを振り払って、使命を達せんとする満・薫が超格好いい。

  

「私たちはどこまでいっても、誇り高きダークフォールの戦士!」


  

美翔さんのマジ落ち込み顔は、やっぱりいいな!
キャラが薄いとか言われた(当時)SSの皆さんですが、今見ると非常にキャラが立ってます。
たしかにちょっと、雪城さんたちに設定が似てるだけで(えー


  

どんなに攻撃しても、反撃しないプリキュアさんに説得される二人。
(というのが昨日の放送)

  
  

番人をしていた、枯れた泉。それでも良いと思っていた。
プリキュアと出会うまでは。。

自分の心にわだかまりがあるせいか、本領発揮出来ない霧生姉妹。

  

薫さん:「満、もうやめよう…」

ついに絆される満さんと薫さん。
「ぐわははは、もっと闘えぃ!!」と思いつつ見ていた本放送当時を思い出します。
戦いが泥沼であるほど、和解したときの感動も大きいと思ってました。

しかし、和解などゴーヤーンさんが許すはずもなく。

  

裏切り者を、アクダイカーン様のもとへ引きずり連れていくゴーヤーンさん。
くっついていったプリキュアさんが、初めてアクダイカーン様と対決。

その前に、裏切り娘たちのおしおきタイム。

  

悪代官様:「愚か者ぉ!」
アクダイカーン様の登場シーンは、BGMが時代劇調でステキw

  

おしおきされる薫さんと満さんが、妙にエロスだったりとか…

ブチ切れたプリキュアさんが、アクダイカーン様にかかるも、相手にならず。

  

命と引き換えに、プリキュアさんを緑の郷に逃がす満さんと薫さん。
当時、VHSテープが擦り切れるほど何度も見たこの回。
ええ歳して、泣いたです。

しかし、霧生さんたちはその後……という「SplashStar」なのですが、もし2年目があったら
ここで霧生さんたちは退場だったでしょう。
一年で終わったからこその熱い展開…そういう番組だったと、今にして思います。

  

ここまで23話見てきましたが、なんという空気の重さでしょう。
最近の「フレッシュ」「ハートキャッチ」「スイート」等、ギャグを多く採り入れた
明るい作風とは一線を画すものがあります。

「古き良きプリキュア」とはこういうものかなと、改めて思いながら再放送を視聴する毎日です。


しかしなんですなあ…

  

鉄壁防御だよね美翔さん…。。。