今日は「きらりん☆レボリューション」最終巻・第14巻発売日。
待ちに待った14巻です。アニメイトに猛突撃。
買ってきて、一気に読んでしまいました。
一応、ネタバレになると思うので詳しい事は書けませんが、
感想めいたものを垂れ流してみる。
第13巻から続く、伊吹リン・レンの双子姉弟との対決編です。
超有名化粧品会社のイメージガールの座をめぐって、きらりさんと
伊吹リンさん(双子の入れ替わりは内緒)がオーディションで一騎討ち。
「男装して女性をエスコート、ドキドキさせた方が勝ち」
という無茶苦茶な要求も有耶無耶なうちに乗り越え、お得意の歌対決に
持っていったきらりさん。
ド派手なステージを繰り広げる伊吹姉弟に対し、きらりさんが
選んだステージは「客席」。観客と一緒になって盛り上がるきらりさん、
最終投票前の評判も上々。
しかし、投票結果発表を見ると、420対350で伊吹リンの勝ち。
きらりさんが負けた…と思いきや、伊吹リンの手の者がズルして得点を
入れ替えたことがすぐに発覚、観客から大ブーイングを浴びることに。
「ズルまでして勝ちたいの!!?」
「伊吹リン最低!!」
罵詈雑言を浴びせられ、物を投げつけられたところで、弟のレンくんが
入れ替わりを暴露。果てしない愛情を持って姉のリンさんを庇います。
(※レンくんは病的にリンさんを愛してます。姉にハァハァする弟)
レンくん:「世の中の誰がリン姉さんのこと悪く言っても、僕だけは
リン姉さんの味方です」
姉を抱きしめる弟。個人的にここが14巻で一番良いシーンだと思う。
ずっと憎まれ役をやって来た伊吹姉弟にも、悪役のままでは終わらせない
救いがちゃんとあって、後味の悪さは全くありません。むしろこの姉弟に
大きな魅力を感じる。
どうしてこれをアニメでやってくれなかったのか、それだけが心残りです。
見事、化粧品会社のイメージガールに選ばれたきらりさん。
「オーディションに勝ったら宙人くんに告白する」という後日談がありますが、
それはまぁどうでもいい。
き、きらりさんが傷物に…。チュウ自重!それも二回も!!
14巻の後半は、宙人くんときらりさんのモロなラブストーリーです。
やっぱり、きらりさんは誰かと勝負していないと面白くないと思うんだ。
まるで少女漫画のヒロインみたいなきらりさんの姿が、後半に
展開されてます。
アニメでは腹黒さ全開だったきらりさんですが、原作ではか弱い女の子だった。
とてもプリキュアさんを殴り倒した女傑には見えません。
■きら☆レボ伝説(レジェンド)
「きらりん☆レボリューション」は、実に5年半も連載されていたそうですし、
アニメも3年間続きました。
私はアニメ3年目とコミックス終盤しかみてない付け焼刃ファンですが、
そんな者をも夢中にさせる月島きらりという人は偉大だった。
(アーケードゲームがアニメ終了後も稼働していて、恐怖すら覚えます)
中原杏先生をはじめ、「きらりん☆レボリューション」に携わった全ての皆様、
本当にお疲れ様でした。