テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

中途半端なレスポールって必要かな?

2020年02月14日 | 楽器
行きつけの楽器店がレスポールを仕入れたのだ

仕入れたというよりはお客さんから下取りしたというのが正しい表現

読者の皆さんはギターを購入する際に下取りを利用するだろうか?

単体での買い取りよりも商談が進めやすい

僅かだが・・

査定額も良くなる傾向が見られる


行きつけの楽器店は小さいお店だが品揃えが充実しているのだ

仕入れのセンスが良いのだ

実は私もご意見番として口出しすることも多い

まぁ、一人のお客としての声という感じなのだ

お客さんの声に耳を傾ける楽器店は良いお店

聞く耳を持たない店員さんやおじさんはダメなのだ


先日、トップがキレイな杢のバーストレスポールが売れたのだ

バーストはすぐに売れてしまうようだ

バーストと入れ違いでお客さんが置いていったギターは『デラックス』

小さいピックアップが特徴のレスポール

ゴールドトップという色合いの個体


一部のファンには人気があるようだが・・・

一般的に不人気なギターなのだ

私にもその良さが分からない

出音は普通のレスポールと大差なく感じる

小さいピックアップが故にピックガードの形や取り付け位置も微妙

辛うじてピックガードでバランスを取っているという感じ

お客さんが置いていた個体はピックガードが取り外されていた

「ピックガードを外しちゃう人がいるんですよね」

ピックガードを取り付けた状態で店頭に並べるのだ

基本的に売却の際は購入時の状態が良い

改造は自己満足の世界

マイナス査定になってしまう

取り外したピックアップやピックガードは残しておくべき

可能ならば、元に戻しておくと良いと思う


ギター界のキングであるギブソンも混迷していた時代がある

そんな時代に生まれたギターが『デラックス』なのだ

プロにも使用者が少ない

現在でも生産完了になっていないのがギター界の七不思議?

フェンダーにも不遇のギターがある

ハムバッカーを搭載したストラトなのだ

目指した方向は理解できるが・・

それに市場が追従しない

パワフルなストラトなど求めていない



そういうギターは他のメーカーに任せれば良いのだ

ストラトボディのロックなギターは掃いて捨てるほどある


ギブソンもフェンダーも王道を極めるべきだと思う



ファンは革新などは求めていない

私はそう思っているのだ

読者の皆さんは如何お考えだろうか?

ギターの歴史は面白い
それを知れば、より一層ギターを深く感じることができる

読者の皆さんはレスポールカスタムがお好きだろうか?



根強い人気を持つギターだが・・

その誕生には微妙なエピソードが隠されている
レスカスの特徴は『ベタ塗り』なのだ

ストラトにもいえるが・・
ベタ塗りはメーカーには何かと都合が良い

塗装の下の材を隠すことができる
レスカスは大きさが異なる端材を有効に活用する為に生まれたのだ

ベタ塗りならば、一枚板である必要はない
ユーザーには分からない

バーストの場合、
ボディバックが丸見えなのだ
併せ板は使えない
ボディトップもきっちりと二等分したブックマッチであるべき
それなりに映える杢である必要があるのだ
希少な杢ならば、付加価値が付く

あえて杢を見せることでギターの魅力を伝えるという手法がレスポール
塗装の工程も手間がかかる
サンバーストも職人技なのだ
熟練工が一本ずつ手作業で塗装しているのだ

一方のベタ塗りは色々な部分で作業が軽減できる
最初期のレスカスはオールマホガニーボディだった

バーストで使えない端材を合体させて一個のボディに仕上げていた
ベタで塗ることで接合した部分を隠すことができる
メーカーにとっては都合が良いギターだった

後に音色の要望と改善でバーストと同じメイプルトップに変更になる
ブックマッチである必要はないのだ
メイプル材ならばOK

レスカスの金属パーツはゴールド色
ここにもメーカーの狙いと意図が感じ取れる

レスポールの豪華版という位置づけで販売したかった
金色は何となく高そうなイメージを植え付ける
金ピカは成金のイメージ?

余った端材を無駄なく使える上に金色のパーツを多用することで
豪華に見せる演出にも抜かりがない

儲けが出せるギターの開発に成功したのだ

ギターは深い・・
そんな端材の組み合わせが奇跡を呼ぶことがある
きっちりと二等分で作られるバーストには出せない雑な音がある
むしろ、ロックにはそんな雑な部分が良く似合う
音楽は不思議な世界

ランディーローズが白いレスカスを使うことで一気に有名になった

ジミヘンも黒いレスカスを愛用していたらしい

動画は残っていないが・・

ジミがレスカスを抱える画像が残っているのだ

レスカスが好きだったわけではないようだ
たまたま容易に入手できたギターがレスカスだった・・
という話なのだ

ジミが大金を手に入れるのはプロになってかなり時間が経ってから
デビュー時に使っていたギターはミックジャガーの彼女からのプレゼントなのだ
ジミの才能に惚れた女性が投資したのだ
それ以上の関係はないとされている

以前に私もトーカイのレスカスタイプを使っていた
実はトーカイのバースト(LOVERock)が欲しかった
「バーストは全部売れちゃいました」
「次の入荷は未定なんですよね・・」
当時の私は無性にレスポールが欲しかった
ギブソンに拘りはなかった
しかしながら、廉価のギターに飽きていたのも事実

少し良さそう(高そう)なギターを探していたのだ
「日本製のレスポールも良さそうだなぁ・・」
という浅い考えて飛びついたギターなのだ

購入まもなくピックアップを交換した
結局、あまり弾くこともなく売ってしまったのだ

悪いギターではないが・・
私にとってはあまり魅力あるギターではなかった
そもそもベタ塗りのレスポールは飽きてしまう
見飽きてしまうのだ

私は眺めて萌えるおじさんなのだ
何故だかストラトのベタ塗りは許せる

逆にメイプルトップのストラトなど気色悪い
実際にライバルギブソンに影響されて作ったことがある

見事なまでに売れなかったのだ
ファンが求めるベクトルから逸脱していたということが出来る

天下のギブソンにもフェンダーにも少なからず不遇なギターがある
結果的にそれはムダにはなっていない
「結局、ユーザーは王道のスタイルを求めているだよね」
それに気づけば十分なのだ

私も一人のファンとしてユーザーとして可能な限り
その魅力を伝えていきたいと考えているのだ😊 


























  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弦高は12フレットで約2㎜がベストだよ

2020年02月14日 | 楽器
毎度お馴染みの弦高&ネックのチェックなのだ

12フレットで約2㎜が私にとってはベストなのだ
少しギターをゆするとピックが落ちる程度が良い感じ
目視で調整することは難しい


ギタースタンドに立てた状態を基準にしているのだ





置き型のスタンドとヘッドでギターを吊すタイプでは

ネックにかかる加重が異なる

私はHERCULESというブランドのスタンドを愛用しているのだ

壁掛け用のスタンドも同社の製品なのだ

色々と試した結果としてこの製品に辿り着いたのだ

ギタースタンドはそこそこ値が張る物が良い気がする

長く使う製品だけにケチってはダメなのだ

ワゴンセールで数百円というスタンドはあまりお勧めしない

安物買いの銭失い・・

結局、買い直すことになるのだ


最近はジョン・フルシアンテの影響でアコギも弾くようになったのだ




ちなみにアコギの弦高は12フレットで約3㎜くらいに設定している

アコギの弦もそろそろ交換の時期なのだ

アコギの弦はマーチン弦がお気に入り

ネックの調整が面倒臭いのでアコギは常に半音下げにセットしている

音色も弾き心地も良い感じなのだ

他の楽器とコラボする時にはカポを装着することもある

逆に半音下げのアコギに他の楽器を合わせることもある

まぁ、その時の気分と状況なのだ




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレキャスターでレッチリ風の曲を作ったよ第二弾!

2020年02月14日 | 楽器
引き続き、廉価のテレキャスで作曲してみた

今回もイメージはレッチリ風・・・


前回はアンプで鳴らした音をマイクで拾ってみたが・・

今回はライン録りなのだ


zoomMS-50Gで音を作ってみた

レコーダー内蔵のエフェクトと比較すると一枚上手

別途購入の意味を感じる


一曲目のリード部分はファズフェイスでブーストしているのだ

二曲目のリード部分はガバナーで音作り

バッキング部分は共にフェンダーのツインとチューブスクリーマーの組み合わせ

実際にジョン・フルシアンテもメーカーを問わず色々なエフェクターを
使ってきた経緯があるようだ

そして辿り着いた結果がBOSSということ

ギターもエフェクターも実際に試してみることが大事だと思う

他人の評価よりもむしろ自分の感性を大事にしたい


誤解を恐れずに述べるならば・・

ギターの値段などそう問題ではない気がする

廉価のギターも調整しだいで使えるギターに生まれ変わる

一つだけいえることがある

ギターに不要なピックアップなどないということ


今回も主にミックスポジションでの音作りなのだ


ロック系の人はリアを使いたがるが・・

シングル系のギター弾きはむしろ、フロントの音を好む


今回もバッキングの一部でフロントを使っているのだ

逆にリア単体で弾いている部分はないのだ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする