テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

素人作品を聴く事は何かと勉強になるのだ(゜-゜)

2013年02月28日 | 日記
私の愛読書であるDAWの専門雑誌が発売になったのだ

今回も力作揃いの素人作品をお楽しみいただきたいと思う

サウンドデザイナー4月号


一人でギターを弾いているとストイックに自分を追い込んでしまう事が多い

「もっと上手く弾きたいなぁ・・」

「もっと変わったコードはないかな?」

「カッコいい音が作りたいなぁ・・」

などと常に現状に満足していない自分に気付くのだ


今回のアコギ(エレアコ)の購入も物欲を刺激されたという事もあるが・・

上記のような音楽的な要素も多分に含んでいるような気がするのだ


ウクレレも同様だと思う


実際に新しい楽器に触れる事で今までになかったようなアイディアや楽曲へのアプローチも生まれている気がする


エレキの歪み音に感心がある人は最近の私の音楽的傾向に興味を抱かないかもしれないが・・

ウクレレやアコギの生鳴りを感じる事で今まで以上に楽器に興味が湧いてきた気がしているのだ


今まで以上にコード感の重要性を痛感しているのだ

一音を隣に動かしただけで音に表情が出てくるのだ


歪みオンリーでエレキを弾いていた時には気付かなかった事なのだ

アコギが上手くなれば必ずエレキも上手くなると確信しているのだ


アコギに興味がない人は一度、押尾コータロー氏のスーパープレイを耳にしてほしい

アコギに対して考え方が変わると思う



アコギは非常に奥深いと思うのだ



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ギターは楽器屋さんで買うべきだと思うなぁ・・・

2013年02月27日 | 日記
唐突だが・・

すでにギターをお持ちの人はそのギターを何処で購入したのだろうか?

楽器店という人もいればネットという人もいると思う


最近は何でもネットで購入できる便利な時代になったのだ

私も書籍などはネットで購入することも多いのだ


私の中ではネット購入の決め事があるのだ

それは・・

”品質が気にならない商品・・”

なのだ


書籍などは稀にカバーの折れや汚れがあるが内容に変わりはない

ネットだからといってページ数が少ないという事もないと思う


過去に靴や衣類などを買った事があるのだが尽く失敗に終わったのだ

靴の場合にはサイズが微妙に合わないのだ

衣類は画像で確認したものと色合いが違うように感じた


そのような苦い経験からネット購入には慎重になっているのだ


特に楽器の購入ともなれば、尚更シビアだと思えるのだ


私も皆さんと同様に楽器に関して色々と検索を楽しんでいるのだ

特にQ&Aの回答者のアドバイスなどに興味がある


一般の考えが垣間見れて面白いのだ

まぁ、多くはカタログスペックの羅列が多いが・・・


ギター選びで悩んでいる初心者に・・

「○○の方がいいんじゃない?」

「△△は止めた方がいいと思うよ」

特に根拠は無いのだ

ようするに自分が持っているギターが良いといいたいだけなのだ

ある意味、分かり易い回答なのだ


質問者がそれに従うかは分からないが・・


自分の買いたいギターを自分で決められない人は後々に多難だと思う

このような人がネットで迷わずギターを購入しているのだと推測できる


私も過去に数々の失敗を重ねてきたが・・

ギターのチェック項目は想像以上に多いものなのだ

しかも、それを常識内の時間で見極める必要があるのだ


楽器店に開店時から訪れ、
閉店まで悩み一本のギターを購入したとしても店員さんに不快に思われるだけなのだ

慎重になるにも程があるのだ


見る目がある人ならば30分以内で見極めが終了するものなのだ(試奏も含め)


ネットで数カ月悩むよりも楽器店で実物を見た方が何倍も説得力があると思う


離島に住む人や楽器店まで数時間もかかるような所に住んでいる人ならばネット購入もありだと思う

1時間以内の場所に楽器店がある人は足を運ぶべきだと思うのだ

「ネットの方が安いんじゃない?」

という人もいると思う


無店舗販売を売りにしているネットの方が売価では有利かもしれない

しかしながら、購入する商品によっては手数料や送料などを含めると楽器店と変わらない事も少なくないのだ

以前にブルースハープを検索してみたのだが特にネット購入に魅力を感じなかった

「この前、買ってもらったハープの調子はどうですか?」

「何かあったら言ってくださいね 相談に乗りますから」

店員さんのこの言葉は大きいと思う



ネットでギター弦程度を購入するのは理解できるが・・

何十万円もする高級ギターや中古品を購入する人の気が知れない


先日、あるネットショップのユーザーからの書き込みを見かけた

高級アコギの代名詞的メーカーのギターを買った人なのだ

「憧れだった○ー○ンを購入したんですけど・・・」

「少し弾いたら指が真っ黒になってしまいました・・」

以前にストラトの時にお話したが粗い木目を誤魔化す為に格安ギターが用いる常套手段なのだ

「箱から開けた段階でネックが異常に順反りしてるんですけど・・」

「ネットのギターって出荷時に調整しないんですかね・・?」

楽器店ではあり得ない話なのだ

「ボディに数か所キズが入っていました・・気にならない部分ですけど・・」


かなり愚痴っぽいレビューなのだ

その人は二度とそのショップで購入しないと断言していた

当たり前だが・・・


キズに関してショップに問い合わせたらしいが・・

「ギターってそんなものですけど・・」

「何かご不満がありますか・・・?」

終始、上から目線で強気な態度を崩さなかったらしいのだ


30万円を越える買い物でこのような失敗をした人も世の中にはいるのだ

賢明なる読者の皆さんはこのような失敗をしないでいただきたい


私のブログを興味を持って読んでいただいている人にはあり得ないと確信しているが・・



仮に1000本限定のギターを作ったとしよう・・

入念にチェックをしたとしても人の手が加わる製品だけに個体差が生じる

完全に不備が認められるものは当然ながら出荷されない

「まぁ、このくらいは許容範囲だよね~」

という製品は出荷されるのだ


ここで問題なのは・・

”品質が良いギターを何処に最優先に出荷するのか?”

という点なのだ


答えは楽器店なのだ

しかも取引件数が多い得意先なのだ


楽器店に卸す時には幾つかのハードルがあるのだ

特にお客さんを大切にしている楽器店の店員さんの目は厳しいのだ

「ちょっと・・ これ何?」

「うちにこんなの卸すの?」

となる事を担当の営業マンは恐れているのだ


ボディにチョイキズというのは音には関係ない

使えば必ずキズはつくものなのだ


しかしながら、新品の状態でキズや汚れがあるギターを定価で購入する人はいない

いわゆる『B級特価品』といわれるギターなのだ


キズや汚れは読者の皆さんが想像しているよりも小さい(少ない)のだ

「えっ どこにキズがあるんですか?」

というレベルなのだ


ギターの価格にもよるがこれだけで数万円も安い事が多い

楽器店側としては新品の隣に置く事を嫌がるのだ


新品のギターが売れなくなってしまうからなのだ

まぁ、仕入れ額もそれなりに異なるので利益には差はないらしい


信用第一主義で商売をしている楽器店に偽りはない

私のようなタイプのお客に嘘をついて販売すれば後に痛い目を見るのは楽器店なのだ


それ故に正当な商売をしているのだ


キズがあれば偽りなくお客さんに伝える事をモットーにしているようだ


問題なのは箸にも棒にもかからない売れ残りギターの処分なのだ

特にキズや汚れがないが型落ちモデルも処分に苦慮するらしい


特に格好からギターに入るようなタイプは最新の人気モデルを格安で!

という楽器屋さん泣かせのわがままを言う事が多いのだ


楽器店もデッドストックになるような型落ちギターを嫌がるのだ

最近ではお客さんも結構な情報を仕入れている時代なのだ


先に述べた処分に困ったギター達の行方は・・?

賢明な読者の皆さんならお分かりだと思う

・・そういう事なのだ


楽器のプロであるお兄さん達との雑談から割り出した結果なのだ

すべてにこれが当てはまるとは言わないが・・・


格安の商品には必ず理由があるのだ


非常に長い前振りだったが・・・

先日、ご紹介したエレアコの話に移りたいと思う



私が購入したギターに付いているプリアンプとネットで見かけるギターのアンプが異なる理由が判明したのだ



これは私のギターのプリアンプなのだ↑


いくら検索してもこのプリアンプが付いているギターを見つけられないのだ

普通に検索するとこのタイプなのだ



特にプリアンプが気に入って購入したギターではないが・・・


やはりその差が気になってしまうのだ

少なくとも私の買ったギターのアンプの方が高性能?な気がするのだ

アコギにチューナーは必須だと思う

しかも、かなり精度が高いのだ


試しにコルグのクロマチックとも比較してみたのだが同じ数値を示すのだ

ペグも安定しているのだ

僅かに動かすだけで一発でチューニングが決まってしまうのだ



これは非常に大切な事なのだ

品質が良いギターの条件の一つだといえる

格安ギターではこうはいかないのだ


本物のグローバーだと確信したのだ

「偽物ってあるの?」

という人もいると思う


残念だがあるらしい・・

高級バッグにもそっくりな偽物があるのだ

ペグなど簡単なのだ


実は製品によっては見た目で判断できるのだ(違いは僅かだが・・)

誰にでも分かる判断基準としてガタがあるような物は疑うべきだと思う

一流ブランドのペグにガタは絶対にない

「俺のレスポールもグローバーだけど安定しないよ~」

という人は何かを疑った方が良いと思う


またまた脱線しそうなので・・

話をプリアンプに戻そう


実は私が購入したギターはいわゆる『特別仕様』ということらしい

ほとんどの製品がコストを下げる為にアジアを中心とする諸外国に生産を任せているのだ

これは名が通った一流メーカーの製品にもいえることなのだ

「え~○○がこんな値段で買えるの?」

という製品はほとんどがこんな流れなのだ


私のギターはメーカーがある本国で少量生産されたモデルなのだ

もちろん楽器店のお兄さんが自腹で購入したギターも同様なのだ


お兄さんと営業マンとの親密な関係により数量限定という事で実現したのだ

ちなみに楽器店で生徒さんにギターを教えているアコギ科の先生も一本購入したらしい

楽器店には数本のストックがあるという事なのだ

量産品との大きな違いの一つにピックアップが挙げられる

かなり良いものが装備されているらしい


まさに『埋もれた宝』という感じなのだ

個人的な感想としてはテイラーの30万円クラスに迫る勢いを感じる

    

久々に良い買い物をしたと思う

一生付き合えるギターに出会ったような感じなのだ

 

量産品とはパーツも区別しているのだ

 

当然ながら量産品よりもかなりコストが高くなるのだ

お兄さんの好意で定価を量産品と同じに抑えているのだ

さらに私の場合には利益度外視でネット価格に肉薄するほど値引きしてくれたのだ

 

まぁ、私の場合には普通のお客さんの何倍もお金を落としているが・・・

買い物を特定のお店に限定しているメリットが出ているのだと思う


際どい時に最終的な判断をするのは店長さんなのだ

当然ながら店長さんとも仲良くなっておく必要がある

同年代ではある店長さんとも何かと話が合うのだ


まぁ、こんな感じなのだ


新しい音源を制作しているのだ

もう少々お待ちいただきたいと思う





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おNEWのエレアコとストラトでブルースを弾いてみた・・・

2013年02月24日 | 日記
先日、触りだけご紹介したエレアコについて語りたいと思う・・

ギター好きの常連読者のみなさんに早くご紹介したくてウズウズしていたのだ


結果的には楽器店のお兄さんの真似になってしまったが・・

久々に良いギターに出会ったと思う

どんなギターでも気に入らない部分はあると思う


しかしながら今回のエレアコは個人的には文句の付けようがないほど素晴らしいのだ

「こんなに豪華にしちゃって儲けはあるのかな?」

という感想を抱いたのだ


実際のところメーカーは薄利らしい

私の愛器であるアリアに近いコンセプトなのだ


テイラーで腕を磨いた技術スタッフが立ちあげた会社らしい

つまりは『売れるギター』『市場が求めるギター』を知り尽くしているのだ


まだまだ新しいメーカーなので一般ユーザーへの知名度は低いと思う

しかしながらギターの名誉あるコンテストで数々の受賞を果たしている有力株なのだ

興味ある人は是非とも検索していただきたい


どの業界にもいえるが・・

「これから軌道に乗せるぞ!」という会社には勢いがあるように感じる

一方の老舗のメーカーは常に追われる立場というプレッシャーを感じているのだ

二大メーカーであるフェンダーとギブソンもコンセプトの違いで明暗を分けている状況なのだ


話をエレアコに戻そう・・・



”ギターに何を求めるか?”

は人それぞれだと思う


短い付き合いだったミニテイラーに求めたものは『コンパクト』『音色』だった

実際に音色に関しては読み違った為に早々に手放す結果になってしまったのだが・・・


長い人生や音楽ライフに失敗はつきものだと思う

むしろ失敗を恐れ(ケチ?)常に慎重になっている人は結果的に大きな失敗はないが感動も少ないのだ


エレアコとアコギで迷ったのだ

アコギならばマイクで録音するしか手段はない


手持ちのダイナミックマイクでも十分に美しい音が録れることはウクレレで確認済みなのだ

しかしながら、厳密にはコンデンサーマイクには負けるのだ

ノイズ対策の問題はあるものの、もっと良い音があるという事なのだ


一方のエレアコの場合にはプリアンプ内蔵なのでライン録音も可能だという点に惹かれたのだ



一昔前のエレアコのプリアンプはライブで大音量を出す事だけに特化していたようだ

つまりは音を機械的に増幅させる為だけの装置だったのだ


ライブではプリアンプを使い、自宅ではマイクで録音するというのが定番スタイルだったようだ


しかしながら、最近の内蔵プリアンプの性能は劇的に向上しているようだ

しかも、録り音をさらに良い音にする外部プリアンプも充実しているのだ


宅録でもラインだけで済ませてしまう人も多いようだ

マイクを持っていない・・

マイクのセッティングが面倒・・

というネガな理由ではないようだ


ラインで十分にアコギの音が録れる時代になったのだ

各社から色々なプリアンプが販売されているがプリアンプの老舗は『シャドウ製』なのだ

ドイツの老舗メーカーなのだ


私のエレアコにはこのメーカーの特注のプリアンプが内蔵されているのだ

サドル下とボディトップに二つのマイクがセットされているようだ

特に珍しいことではないがメーカーによってはピエゾタイプが一基という場合もあるのだ


購入後に検索するのが癖なのだが・・・

ネットで販売されている同タイプのギターのプリアンプと私が購入したプリアンプは仕様が異なるのだ

こちらはネットで検索したプリアンプなのだ





メーカーは一緒だが形が違うのだ



こちらは私のギタープリアンプなのだ



クロマチックチューナーが標準装備なのだ


現段階ではこの違いについて説明することはできない

詳しくは楽器店のお兄さんに確認してみたいと考えているのだ

いずれにしても逆でなくて良かったと思っているのだ


このチューナーの精度がかなり高いのだ

「これは便利だな~」

という事でコルグのチューナーはウクレレ専用になったのだ


バブルの時代に思い入れがある私の年代は『豪華仕様』に弱いのだ

カップラーメンを食べながらスポーツカーに乗って見栄を張っていた年代なのだ


今回のエレアコにはメーカーの名入りハードケースが付属していた



かなり作りが良いケースなのだ


湿度管理はエレキ以上にシビアなアコギにとって機密性が高いケースは必需品だといえる

”ハードケース付きのギター≒高級ギター・・”

という理由なき発想もバブル時代ならではなのだ


ボディやネック材にも手抜きがない

ボディ表面はスプルースの単板なのだ

ボディバック&サイドはローズウッドは使われているのだ



しかもかなり節が整ったキレイな材なのだ

「まだまだ木材もあるんだなぁ・・」という感じなのだ


ペグはお約束のグローバー製なのだ

しかもゴールドという色に嫌味がない



ペグのツマミの部分をご覧いただきたい

黒っぽく見えると思う

実はツマミもローズウッドなのだ


使いこむほどに手の脂で艶が出るというのが狙いらしい

個人が制作したギターではこのような仕様を見かけた事があるが・・・


メーカー製としては非常に珍しいと思う

普通のグローバーを採用した方が何倍も楽だと思う


フィンガーボードにはポジションマークがない



これだけで初心者を受け入れない気高さを感じるのだ


このシンプルさが高級感をさらに引き立てているのだ

12フレット当たりにメーカーの頭文字だけが埋め込まれているのだ

ちなみに貝殻だとお兄さんが言っていた



次にサウンドホールをご覧いただきたい



本物の貝殻が使われているのだ

高級ギターに良く用いられる『アバロン貝』のインレイなのだ

低価格帯のギターにはプラスチックで雰囲気だけを真似たものがあるが・・・


近づいて眺めてみればギターを知らない人でも区別できるほどの質感の違いなのだ

私が若い頃にもこのようなアコギはあったが完全なるプロ仕様だったのだ


”憧れの貝殻・・”

なのだ


テイラーとも比較してみたのだが・・

テイラーでは300クラス以上から貝殻が使われているようだ

しかもボディ全体がピカピカのオールグロス仕様も高価格帯の300以上なのだ


ナットとサドルは牛骨なのだ

しかもフォークピンの一部にも牛骨を使用しているほどの凝り様なのだ

 

ヘッドもローズウッドで仕上げられている



フレットボードは高級材の代名詞であるエボニーなのだ
 

どこまで贅沢なのだろうか?


カッターウェイ仕様というのも最近のお約束だといえる

各メーカーから色々なモデルが登場しているがやはり立役者はテイラーだと思う

実際の雰囲気と大きさを表現する為にレスポールと並べてみた




純正仕様の12フレット付近の弦高は2.5㎜と比較的低めの設定になっている

私の好みはもう少し低めなのだ

ベビーテイラーに引き続きサドルを加工してみた



今回の削りはかなり慎重な作業になったのだ


ちなみにサドル削りを必要以上に恐れている人がいるが・・・

まったく同じものを注文する事ができるのだ


思い切って作業する事ができるのだ


ベビーテイラーの場合には殺風景なボディ故に後付けでピックガードを取り付けた

今回のギターの場合にはあえて何も貼らない事にしたのだ



テイラー似の大きなくびれとカッターウェイの形状のバランスがとても良いのだ

むしろピックガードは似合わないと思うのだ



私の場合、アコギの場合にはほとんどピックを使用しないのだ

指弾きでアルペジオが弾きたくなってしまうのだ


ストラトやレスポールを抱えると何故だかピックに手が伸びてしまうのだ

何故だろうか?


ちなみに楽器店のお兄さんはクラッシックギター用の透明のフィルムを貼っているそうだ

糊が残らない特殊シートらしい

良くある携帯電話の保護シートのような感じだと思う


”ボディの色焼け・・”

という言葉を聞いた事があるだろうか?


エレキでも経年変化で塗装の色が変色するのだ

木目が剥き出しのアコギの場合にはもっと顕著なのだ


もともとは白かったボディが数十年後に飴色に変色することもあるのだ

色焼けは蛍光灯の光でも起こるのだ


高級ギターを扱う楽器店では蛍光灯に特殊なコーティングをしている場合が多いのだ

ボディの色焼けを防ぐ為なのだ


画像では分かり難いと思うが・・・

私のギターはクリーム色に近い白色なのだ

この色もキレイだがもう少し茶色が入っていても良い気がするのだ

「どうしたら色焼けを早める事ができるかな?」

楽器店のお兄さんは不思議な顔をしているのだ

「日焼けマシーンなんかを照射すれば早いかもしれませんね~」

「ダメですよ~ 今のは冗談ですからね・・ 自然が一番ですよ」


普通の人はどうしたら色焼けを防げるかに苦慮するらしい

私は逆なのだ


まぁ、ボディの色にも好みがあって良いと思うのだ

私のスプルース材ではどんなに色焼けしてもタバコのヤニのような色にはならないようだ


ボディやパーツの説明はこんな感じだろうか?



次は実際の音色の話なのだ

楽器にとって一番重要な部分だといえる


ギターの音をデーターとして録音するには色々なアプローチが考えられる

マイクで録音する方法としてはインターフェイスに直結する方法が一番簡単だと思う

もう一つの方法としては以前から採用しているマルチエフェクターを活用する方法なのだ


ウクレレやベビーではGT-100を使って録音したのだが・・・

今回は久々にzoomG3を引っ張り出してみたのだ



ギターのサウンドホールにマイクを向けてzoomで音色をコントロールするという方法なのだ


一般的にその価格からGT-100の方が高音質だと思われている

しかしながら最新のzoomもなかなか侮れない性能なのだ

前モデルの音色を聴いた(体験した)ことがある人も多いと思う


前のモデルも劇的な性能アップだったが・・

今回の改良は目を見張るものがある


一部にエフェクターに関してはzoomの方が良いと感じることがあるのだ


音作りや操作の面白さという点では圧倒的にGT-100に軍配が上がる

しかしながら、簡単なアプローチで目的のサウンドに到達できるという簡便さではzoomだと思う


幸いにも2台の高性能マルチを所有しているので『使い分け』をしようと考えたのだ

エレキを弾く時にはGT-100

アコギやウクレレの録音ではzoomを使う事にしたのだ

zoomも作り込んだパッチを100個も保存できるのだ


色々な設定を試しては順次保存していくという形になると思う




今回も読者の皆さんに音色をご確認いただく為に音源を用意してみたのだ


ベビーテイラーの時のリベンジという事であえて『マイク録り』に再挑戦してみたのだ



フルサイズのボディなので充分な低音を感じることができるのだ

マイクの向き、距離によっても録音結果が大きく異なるのだ

正解に辿りつくには試行錯誤が必要だと思う


ライン録りの音も録音してみたのだがかなり使える音なのだ

個人的な見解としては『ライン臭さ』がかなり軽減されているのだ


プリアンプの性能の賜物だろうか?

ちなみにマイク録りとライン録りでは微妙にセッティングが異なるのだ

プリアンプで音を増幅させるライン録りではノイズゲートが必須となる



画像左端のエフェクトがzoomのノイズゲートなのだ

Bossでは一種類ですべてをまかなっているのだがzoomでは2種類を選択することができるのだ

しかも詳細な設定を行うことができるのだ


ノイズゲートとリバーブの機能&性能はzoomに軍配が上がる気がするのだ

今回は開放弦の鳴りをご確認いただく為にカポは使用していない



楽器編成だがアコギを2トラック、ストラト、ドラムという感じなのだ

充分に低音が出ている事をご確認いただけると有難い


エレアコは鳴りが悪い・・

カッターウェイは音が痩せる・・・

などと分かったような事を言う人が多いように感じる


このような音の違いが分かるのはプロレベルなのだ

私を含む素人の場合にはフルサイズのアコギの音とミニアコギの音の違いを辛うじて認識できるレベルなのだ


楽器店でも宅録メインの人にはノンプリアンプのアコギを勧める事が多い

「ライブとかするならエレアコですけね・・・」

「自宅ならマイクで録音でしてハウらないし・・」

「特にラインで録音する意味もないと思うんですよね」

このようなアドバイスをする店員さんは『普通の人』なのだ


特に新しい情報を期待する事は無理なのだ

仮に宅録しているとしても常識的な範疇だと推測できる


あえて宅録派にエレアコを勧めるくらいの勢いが欲しいと思う

私も迷ったのだが結果的にはエレアコにして大正解だったと思っているのだ

ライン録りで生々しいアコギの音が再現できるならば、これは鬼に金棒だと思うのだ


マイクセッティングの煩雑な作業からも開放されるし、まったくのノイズレスなのだ

しかもエフェクトの聴き具合もマイク経由の音よりも格段に良いと思える


アコギの音にコーラス、ディレイ、リバーブというのは定番だが・・

かなりトリッキーなエフェクトをかけても面白いと思うのだ


今回も長くなってしまったが・・・

とりあえず、エレアコのマイク録りの音をお聴きいただきたい

 

これからも色々なアイディアを音像として具現化していきたいと考えているのだ


























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Faithというメーカーのエレアコを買ったよ~(^O^)/

2013年02月23日 | 日記
昨日、フルサイズのエレアコを買ってしまったのだ

以前から興味はあったのだが購入を見送っていたのだ

「エレキで十分かな・・?」という気持ちも大きかったのだ


何となく購入したテイラーのミニアコギで完全にアコギのサウンドにハマってしまったのだ



少なからずウクレレの影響もあると思う



「テイラーのミニアコギを買ったのに何でエレアコなの?」

と疑問を抱く人も多いと思う


一言で表現するならば『音』なのだ

ミニアコギもピッチ感は完璧だしミニにしては音の分離も良いように感じる

完全にミニギターの中では頭一つ抜きに出ていると感じるほどなのだ(他のギターも弾いてみた)


先にも述べたように問題は音なのだ

録音の時や生演奏の時には十分に『低音域』を感じるのだが・・・


実際に音楽ファイルに変換してみると低音域がスカスカなのだ

イコライザーで補うという方法もあるのだがかなり違和感を感じる音になってしまうのだ


低音域をベースやエレキに任せるというタイプの楽曲では十分に活躍できると思う


私がアコギに求めているのはそういうタイプの楽曲ばかりではない

時にはストロークで激しく攻めるプレイも大切だが目指すはアルペジオの美しい楽曲なのだ


楽器の数を減らした大人の雰囲気が漂うような曲も作ってみたくなってきたのだ

押尾コータロー氏、小沼ようすけ氏、ゴンチチetc・・


ギターコードや旋律の美しさが際立つような曲を作ってみたくなってきたのだ

先日、聴いたあるギタリストの曲ではアコギとストリングスの合奏というスタイルだったのだ


過去に私もスティーブヴァイに影響を受けてエレキとストリングスという組み合わせに挑戦した事があるのだ

今度はそれのアコースティックバージョンという事になるのだ


いずれにしてもアコギが主体の曲を作るには圧倒的に低音域が不足していると感じてしまったのだ


読者の皆さんは楽器店の『アコースティックブース』に入った事があるだろうか?

厚いガラスに囲まれた部屋なのだ

湿度管理も完璧なまさに『アコギの城』なのだ


スペースに限りがあるので低価格帯のギターは外なのだ

私の行きつけの楽器店のお兄さんはメリハリが凄いのだ


思い入れのあるギターには愛情を注ぎ

嫌々仕入れたギターには見向きもしないのだ


お客さんが欲しいと言えば断りはしないが・・・

この辺りの潔さも良いと思う


私もかなりのギター好きだが彼には負けると思う



常連読者の方々はご存じだと思うが・・・

私の場合、性格が被っているギターを複数所有するのが嫌いなのだ

理由はメンテに集中できないからなのだ


アコギの収集家ではない私にとってアコギは一本で十分なのだ

とにかく手持ちのギターに集中したいタイプなのだ


テイラーのミニアコギはもう不要になってしまったのだ

買って10日なのだ

ギタークレイジーな私らしいと思う・・・


楽器店のお兄さんに相談したところ買い取り金額も相当に勉強してくれたのだ

テイラー純正のピックガードやサドル削りは『改造』になってしまうのだが・・・

お兄さんも納得の仕上げなのだ

「ピックガードが曲がって貼ってあるギターってあるんですよ・・」

「完璧じゃないですか! サドルも弦がビビらない絶妙な高さですね」

「結構、人気があるんで売れますよ 新しいですしね~」


常に即金、即決でギター購入を決めるという部分でも気を使ってくれているのだと思う

本当に良い人なのだ


・・という事で新品のギターの紹介をしたいと思うのだ

すでにブログ用に画像を複数枚撮影済みなのだ


今回はイントロダクションという意味で一枚だけなのだ



Faithというメーカーのヴィーナスというモデルなのだ


実はこのギターは楽器店のお兄さんも一目惚れして買ってしまったギターらしい

マーチン、ギブソン、テイラーと有名メーカーのアコギを所有しているお兄さんも納得のクオリティなのだ

エレアコという部分ではテイラーと被るような気がするが・・・

「アコギって材で全然音が違うんですよね・・」

「テイラーは少し特殊な材を使っているんで定番の音ではないんです」

という事らしい


実はこのギターの購入を決める前にテイラーの100系と200系を弾き比べているのだ

その上に300系という高級クラスがあるのだが・・・

あまりに高価過ぎて手が出ないのだ


アコギ一筋のベテランがボーナスを投入して購入するような感じなのだ

さすがにギターとしてのクオリティは高いと思う

プロが使用しているギターのほとんどがこのクラス以上なのだ


アコギに求めるものは人それぞれだと思う

もちろん、生鳴りが重要であるだけに音は外せないと思う


それ以外に重要だと感じるのが『仕上げ』だと思う

テイラーの低価格帯のギター(20万円未満)のほとんどが艶消し仕様なのだ

ボディトップ(表面)がグロス仕様(艶加工)だとしても
ボディバックやネックがサテン(艶なし)という場合が多い

艶ありが高級で艶なしがダメだと言っているのではない


あくまでも好みの問題なのだ

私もエレキのネック裏は艶が無いタイプが好みなのだ

アリアなどはあえてコンパウンドで艶消し仕様に変更したほどなのだ


しかしながらアコギの場合にはやはりピカピカのグロス仕様が美しい

今回のギターはボディ全体に艶加工が施されているのだ

ネック裏は適度に艶を抑えてあるのも好印象なのだ


しかもネックが握り易い!


画像では分かり難いと思うが・・

サウンドホール(前面の穴)の周囲にはアバロン貝が丁寧に埋め込まれているのだ

指板は贅沢にもエボニー仕様なのだ

ボディサイドとボディバックはオールローズウッド仕様なのだ

「何でこんなにキレイな木目の材を使えるの?」

と言いたくなるくらいに美しいのだ

美し過ぎるのだ


まぁ、画像1枚であまり引っ張っても仕方がないので・・・

次回にはそれっぽい音源と共に細部について語りたいと思っているのだ


少々レコーディングに関する予定について語らせていただきたい

エレアコということはプリアンプが搭載されているのだが・・・


本来の使い道はライブなどでのハウリング防止と音量アップなのだ

しかしながら宅録でもライン録音という方法で活用できると思っているのだ


生鳴りもかなり良い音がするのでマイクを立てる事も可能だと思うのだ


場合によっては左はライン、右はマイクというミックスも可能だと考えているのだ

この手法はエレキでもプロが使う方法なのだ


GT-100を買ってから登場する機会が激減してしまったzoomG3だが・・

あえてエレアコ専用にしてみようかな?と考えているのだ


zoomにも独自のエフェクトが多いのだ

特にリバーブに関してはBOSSも舌を巻くほどクオリティが高いエフェクトが入っているのだ

実はこのリバーブが最近のzoomの一押しだったりするのだ


レコーディングスタジオの高品質なリバーブをシュミレーションしたらしい

たしかにうっとりするほど美しい響きなのだ


以前にもクラプトンのコピー曲でご紹介した気がする


そんな感じなのだ



今回の音源はミニテイラーの『最後の曲』になる

循環コードという作りなのでサビなどはないのだ


ヒーリングミュージックという感じでお聴きいただけると有難い

アコギの可能性と面白さをご確認いただきたいと思う









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ミニアコギでゴンチチ風に弾いてみた・・・

2013年02月21日 | 日記
試行錯誤の末にとりあえずGT-100の設定が落ちついたのだ

 

歪み系ではノイズゲート(ノイズを軽減する)が必須なのだが・・

アコギやウクレレではノイズゲートがサスティンを阻害する事に気付いたのだ

つまりは『音詰まり』が起こってしまうのだ

意図しないタイミングで音が切れてしまうのは何とも気持ち悪いものなのだ

マイクのセッティングも想像以上に難しいものがある



ウクレレの場合にはサウンドホールが小さい事とその特性上、音が前に出るので意外に容易だった

アコギも同じような感覚でマイクを向けてみるのだが・・・

思った音がなかなか録れないで苦戦しているのだ

しばらくアコギから離れていたので音の特性(音の帯域)なども習得できていないのだ


GT-100にはかなり本格的なイコライザーが備わっているので
今後も積極的に音作りしていこうと考えている

DAWの場合、基本的には『素の音』を録音して後からソフト側で修正するのが常なのだ


私の場合にはエフェクトの『かけ録り』というスタイルを採用しているのだ

音楽的特にメリットはないのだが・・・


唯一のメリットはマイクを向ければ常にお気に入りの状態で演奏できる事なのだ

ヘッドフォンをすればcubaseを立ち上げる必要もないのだ


練習やフレーズ作りの為だけにcubaseを立ち上げるのも面倒なのだ




アコギを弾くようになって意識している事がある

それは『開放弦の使い方』なのだ


根本的にエレキとコードの作り方が異なるのだ

アコギでもハイポジを使うが開放弦を混ぜるだけで音に広がりがでるのだ


この手法はエレキでも使っていたのだが・・・

アコギではより一層それを強く意識しているのだ


もう一つ意識している事があるのだ

”フォークっぽいコードを使わない・・”

という事なのだ

いわゆるC G F Aなどの基本的なコードの事なのだ


エレキの頃から意識して9th 11th 13thなどのテンションを研究していたのだ

楽器店などで他の人が試奏しているところを見かけた事があると思う

「この人って上手いな! ちょっとカッコイイんじゃない?」

と耳を奪われたことがあると思う


そんな人が巧みに操るのがテンションコードなのだ


言い換えるならば・・

脱初級の第一歩という事になると思う


余談だが・・

先日、伝説のギタリストであるスティーブ・ルカサーのインタビューを読んだのだ

「最新作で意識したことはありますか?」という問いかけに・・

ルカサー氏はこう答えるのだ

「極力、パワーコードを避けるってことかな・・」

「ロック≒パワーコードっていうのが嫌なんだ・・」

大ベテランにも関わらず、日々、独自のコードやコードの響きを研究しているらしいのだ


音楽的に伸びない人の多くは好奇心と探究心が欠落している場合が多いように感じる


ちなみにアコギの練習はエレキにも役だっているのだ

太くて硬いアコギの弦に指が慣れてしまうとエレキの弦が非常に柔らかく感じられるようになるのだ

あるいはアコギで見つけたコードやアルペジオをエレキのピック弾きに置き換えることもできるのだ


ギターに限っては無駄な練習というものは存在しないのだ


指弾きが苦手なロック系のギタリストもアルペジオをマスターすれば
エレキのギャロッピング奏法などに応用できるようになる


まぁ、私の場合にはそこまで意識はしていないが・・・

ただアコギの音色が気に入っているから弾いているだけなのだ


特に深い意識などはないのだ


目を吊り上げての猛特訓は性に合わないのだ

音楽は時の如く・・音を楽しむものなのだ


特に素人の場合、ギターの演奏が苦になっているようならば本末転倒なのだ




ネットなどで検索してみると想像以上にミニギターが多いのには驚いたのだ

トラベルギター、パーラーギター ギタレレ・・・

呼び名は様々だが色々な種類があるようだ


ネックはフルスケールだがボディは極小&極薄という変わり種もあるようだ

座って弾くのは辛そうだが・・・

『マーチンのバックパッカー』で検索してみてほしい


私のベビーテイラーは座って弾くのに都合が良い形状だと言える

録音がメインなので自宅でストラップというのも面倒なのだ


車での移動が多いのだが電車でも苦にならない大きさと重さだと思う



音質面でのネガも多少はあるが・・

録音にも特に問題は感じられないのだ


低音域の弱さを指摘する人がいる

実際にフルサイズのアコギを自宅で録音する場合、多くは低音域をローカットする事が多いようだ

生鳴りや音量という面では有利だが録音となると話は別なのだ


特にバンドスタイルのオケでは低音域にはベースがあるのだ

音楽的な話になるが・・・


私もミックスの際にはベースと被る帯域はバッサリとカットしてしまう事が多いのだ

低音域が魅力のレスポールも実際にはかなりローカットしてミックスしている場合が多いのだ


今回のミニギターの場合にはイコライザーの低音域は中間の位置なのだ

つまりは丁度良いという事なのだ


アコギなどのソロでもっと低音域が必要ならばさらにブーストする事が可能な領域が残されているという事なのだ

非常に使い易いギターだといえる


フルサイズのアコギに慣れている人には小さく感じるボディもエレキと比較すればそれほど小さくないのだ

ミニアコギのボディにフルサイズのネックを取り付けたのが通常のエレキという感じだろうか?


太ももの上に抱えた感じも丁度良い

マイクに向けるサウンドホールもウクレレと遜色ないのだ

ギターを抱える右腕の負担もかなり軽減されているのだ


リビングなどでちょっと弾くようなギターだと思われる事が多いミニギターだが・・

使い勝手も良好な上に録音でのクオリティも折り紙つきなのだ



多少は雑な部分は否めない

不都合な部分は自分で解決してしまえば良いのだと思う


名も無きペグだがなかなか良い精度なのだ



一回チューニングを合わせてしまえば、ほとんど触れる必要がないのだ

エリクサーのコーティング弦も貢献しているのだと思う


普通はボディにマホガニー材を用いる事が多い

私のギターは『サペリ』という材が使われているようだ


印象としては『乾いた鳴り』が感じられる材という感じなのだ

新品にしてシーズニングが完了しているような鳴りなのだ


数ヵ月後にはもっと良い音になると確信しているのだ


読者の皆さんは『エージング』という言葉を聞いたことがあるだろうか?

いわゆる『経年変化』なのだ


ギターを弾く事で材が成長するのだ

大きくなるという事ではない


ギターが大きな音で鳴るようになるのだ

楽器店で弾くギターの音は未完成だという事なのだ


ちなみに週末しかギターに触れない人の場合にはエージングはなかなか進行しないのだ

眠っていたギターを呼び覚ますという役割もある


週末に目覚めたギターも週明けにはまたまた眠りに入ってしまうのだ

この一進一退は良いギター作りの妨げになっているのだ


上手でも下手でも毎日ギターに振動を与えてやることが得策なのだ

ちなみにローポジションしか使わないギターのハイポジは響かないのだ


上から下まで満遍なく使ってやる配慮と工夫が必要なのだ


そこそこ値が張るギターにも関わらず、初心者のギターが鳴らない理由はそこにあるのだ


シーズニングとエージングに関しては別の機会にもっと詳しく語りたいと考えているのだ


今回は久々に音源付きなのだ

まったくのアドリブなのだ

先にも述べたように開放弦の鳴りを意識してコードを組んでいったのだ


パーカッションなどとミックスするのも悪くないが・・・

アコギといえば『フリーテンポ』がお約束なのだ


前半はギター一本なのだ

一本のトラックを擬似的にサラウンドにしているのだ

音の広がりをお楽しみいただきたい

単純にマイクで録った音ではこのようにはならないのだ


後半はさらにもう一本ギターを追加しているのだ

弾いている時にはピッタリと合っているように感じていたのだが・・


実際に聴き返してみるとミスタッチも目立つし、音がズレている部分が多々あるのだ

これからの練習課題だと思う


アコギに関して楽器店のお兄さん達と語ったのだ

多重録音をしているお兄さんもいるのだが・・

やはり、自分自身のギターに音を重ねるのも難しいようだ

「ドラムが入ったストロークなら得意なんですけど・・」

「感情を込めたアルペジオは難しいですよね~ 何か合わないんですよね」


プロにもギターデュオは多いが・・

考えてみれば他人なのだ


他人同士が『阿吽の呼吸』で演奏するのはアコギの極みだといえる

やはりプロは偉大だと思うのだ


ゴンチチというデュオを聞いたことがあるだろうか?



恥ずかしながら名前だけは知っていたが一曲も聴いたことがなかったのだ

テレビのコマーシャルやドラマの主題歌にも採用されている曲が多いそうだ


ある日のNHKのドキュメンタリー番組で演奏していたのだ

有名なお寺で演奏していたのだが非常に優雅な演奏だったと記憶しているのだ


その頃にはアコギを持っていなかったのだが・・

ふと思い出したのだ


仕事の帰りに中古店に立ち寄ってCDを購入してみたのだ

先程、音楽プレーヤーに転送したばかりなのだ


通勤途中で堪能したいと考えているのだ

今日はあえて聴かないのだ


お楽しみはとっておくのだ


まともに聴いていないのに・・・


”ゴンチチ風に演奏してみた・・・”

と言いきってしまう私もテキトーだと思う

その時に聴いたコードの感じを思い出してみたのだ


「ぜんぜんゴンチチじゃないよ~」

と言わないでいただきたい


オシャレなコードでしっとりと弾けば、すべてゴンチチ風なのだ

押尾コータローという超絶テクのギタリストにも注目しているのだ

ボディや弦を激しく叩くというテクが炸裂する情熱的な演奏らしい


youtubeで検索してみるつもりなのだ

気に入ればこちらも購入する予定なのだ


長くなったが・・・

とりあえず、新しく完成したパッチの音色をお楽しみいただきたい

余談だが・・

zoomG3にも秀逸なリバーブが入っているのだ

実験的にzoomでも音作りしてみる予定なのだ

そちらも音源と曲が完成しだいお届けしたいと考えているところなのだ

「歪みのギターはどうなってんの?」

「ストラトの方がカッコいいよ~」


ストラトもギター

 アコギもギター・・・


特に初心者の人は区別なく楽しめる耳を養っていただきたいと思うのだ

ネオクラシカルな速弾きだけがギターではないという事を知っていただきたい

「面倒臭いオヤジだな~」

と言わないでいただきたい


3Fにカポを装着して演奏しているのだ

  







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