テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

コンデンサー交換でストラトの音は変わる?第二弾

2013年10月30日 | 日記
コンデンサー交換後のストラトのサンプル音源が完成したのでご紹介したいと思うのだ



デフォルトのセラミック製コンデンサーよりも確実に音に深みが増しているように感じられるのだ



やはり重要になってくるのがクリーンからクランチの音色だと思う

正直なところ歪ませれば何でも似たような音になってしまうのがエレキの宿命なのだ

ギター(ピックアップ)の特性よりもエフェクトやアンプの個性が際立ってしまうものなのだ


もちろん、安ギターのそれと高級ギターでは雲泥の差ではあるが・・・

音の違いは歪み量が少ない状態で顕著に表れるのだ


今回の音源はフロントピックアップとフロント+センターという構成なのだ



トーンは中間くらいの位置なのだ



この状態でも十分に音に輪郭があるのが分かるのだ

トーンをトレブルに振ればもっと音が前に出るという事なのだ

ギターの音作りにおいてこの『余裕』が重要なのだ


トーンもボリュームもマックスという状態ではそれ以上は望めないのだ

自宅で遊んでいる分にはそれでも良いと思う

必要ならばエフェクターやアンプで微調整も可能なのだ


しかしながらライブなどの現場ではギター側の調整範囲が大きい方が何かと重宝することも多いのだ

特にトーンの効きが良いギターは使い易いのだ


今回の基本的な音作りはローランドの名器であるJC-120なのだ



作り込んだパッチはお気に入りの名前をつけて保存しておくのだ


この辺りがマルチの便利なところなのだ



アンプを二台接続する事で音に広がりを与えているのだ


耳の良い読者の皆さんには長文の説明は無用だと思う

実際の音源をお聴きいただければ『コンデンサー効果』を実感していただけると思うのだ


実は諸事情から現在、コンデンサーが不足気味なのだ

コンデンサー交換に興味ある方は楽器店にお急ぎいただきたい


ちなみに格安の類似品にはご注意しただきたい


とにかくコンデンサー交換は超お勧めなのだ

楽器店に取り付けを依頼する場合、品揃えと知識があるお店を選んでいただきたいと思うのだ





すべてのギターのコンデンサー交換が完了したのだ

あとは満遍なく『エージング』を実行するだけなのだ


次々に音源をご紹介する予定なのでまた遊びにきていただきたい

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コンデンサー交換でストラトの音は変わるよ~(^O^)/

2013年10月26日 | 日記
前回、お話したが・・

アイバニーズもハイパスコンデンサーを取り外し
トーンに新たなコンデンサーを移植した事で好みの音になったのだ

デフォルトの状態で何も付いていないポットにハイパスを取り付ける人も多い

私のように取り外してしまう者もいる


結局は良い悪いというのは個人の価値観と感性だといえるのだ


どれだけの腕前かも分からない人が書いているようなネットの情報に振り回される必要はないのだ

現状を改善したい場合の最短は信頼できる楽器店に相談する事だと思う

やはりプロは場数が違うのだ


どんな楽器店に相談すれば良いのか?

色々な判断基準があるが・・

少なくともパーツを豊富に扱っているお店は経験も豊富だという事が言えるのだ

最近はギターに改造を施す人が減ったようで楽器店によってはパーツを取り扱っていない所もあるようだ


そんなお店にカスタムを依頼すれば納期も工賃も割高になってしまうのだ

お客さんから預かったギターを出入りの修理工房に依頼するという流れなのだ

そこには楽器店の中間マージン(僅かだが・・)も発生するのだ


最も効率が良いのはやはりパーツを購入して自分で作業する事に尽きるのだ

自分のギターを良く知ることもできるし何より丁寧な作業を心がけると思うのだ


配線やパーツの知識に自信がない人は工賃を諦めて楽器店に依頼するのが得策だといえる

中途半端に配線を弄った結果、収拾がつかなくなって持ち込まれたギターは非常に困るらしい


楽器店の店員さんも万能ではないのだ

エレキの場合、基本的な構造はどのメーカーのどのギターも一緒なのだが・・

稀に特殊な配線が施されたギターもある


私の所有するストラトは多彩な音作りが出来る故に非常に難解な配線構造になっているのだ

私は辛うじて理解しているが完全に分解したパーツを完璧に組み上げる自信はないのだ


話は変わるが・・

グラスのレスポールに付いていたピックアップを分解してみたのだ



カバーはハンダ付けされているのだ



ダンカンのオープンタイプのピックアップをチョイスしたのだが・・

一時期のジミーペイジを真似てフロントだけカバーを付けてみたくなったのだ


素直にダンカンのカバーを購入すれば済む話だが・・

使えるものは無駄にしたくなかったのだ


ハンダを除去しロウ付けされた部分もキレイに清掃したのだ

残念ながら微妙にサイズ違いだったのだ




ちなみに音色はオープンタイプの方が音抜けが良いと言われているのだ

その辺りの実験もしてみたかったのだが・・・


まぁ、何事も勉強なのだ


私の場合、ネットの情報を鵜呑みにすることが出来ないのだ

自分で確かめてみなくては気が済まない性質なのだ


何故だか楽器店のお兄さんの話は素直に受け入れることができるのだ



前置きが長くなってしまったが・・・

本題に入りたいと思う


手持ちのギターはストラトとトーカイを除きすべてのギターのコンデンサー交換が完了したのだ

ハンダで遊びたい・・

という邪道な理由も無くはないが・・・


『コンデンサー効果』を実感できるが故に次々と改造を重ねてきたのだ


トーカイにはデフォルトでオレンジドロップが二基搭載されているのだ

すでに改造されているような状態なのでこれ以上手を加える必要が感じられないのだ

あとは音の入力(エージング)を丁寧に行いながら仕上げるだけなのだ


問題なのはストラトなのだ

現状でもかなり完成度が高いギターなのだ

「ストラトのコンデンサーってどんな感じなのかな?」

自分なりに色々と知恵を絞って情報を収集したのだ


結果的にはセラミックの激安コンデンサー以上社外の高級コンデンサー以下・・という感じなのだ

デフォルトで付いているコンデンサーはセラミックタイプなのだ

オレンジ色の玉ころなのだ



グラスのレスポールに付いていたようなコンデンサーとは区別したい

決して悪いものではないようだ

「これって音色的に狙いなのかな?」

まぁ、狙いというよりはコストカットの感が否めないようだ


結局、実験も兼ねてストラトもコンデンサー交換に踏み切ったのだ



読者の中にはこんな感想を抱いていた方も多いと思う

「結局、全部のギターを弄ちゃうんでしょ?」

なかなか鋭い勘なのだ


ストラトにはトーンが二つ付いているがコンデンサーは一つで良いのだ

二つのトーンを共用するという配線なのだ

非常に効率的で合理的だと思う


レスポールなどは2トーン、2コンデンサーという構造なのだ

これはこれで良いのだ

コンデンサーを調整する事で好みの音色を作るというカスタムも自在に行える




とりあえず定番の二つを購入してみたのだ

二つを試して気に入った方を取り付けようと思ったのだ

私にとっては高価なギターなので少々贅沢をしてみたのだ

余ったコンデンサーは腐るわけではないし・・

何かの時に使えるのだ


結局、ビタQにしたのだ



拡大するとこんな感じなのだ



コンデンサーの取り付けは手慣れたものだが・・・


”問題はキャビティ内にどのように配置するか?”

どのギターもデフォルトのコンデンサーが小さいのでそれを基準に設計されているようだ

そこに無理やりに大型のコンデンサーを押し込むという感じなのだ


配置を間違えると元に戻す時にハンダが取れてしまうのだ

「あれノイズがでるなぁ・・」

というのは初心者の作業に多々見られる事なのだ


ハンダ作業も音質に影響する部分だけに少量で的確に作業する必要があるのだ

意外に知られていないが・・


タップリと盛ったハンダの上に配線しても音は出るが音のロス率が高くなってしまう

各パーツが接触していることが大前提なのだ

ハンダはそれを支えるボンドのような物だと解釈していれば間違いない



かなり拘ったピックアップなのだ



三基とも種類が異なるのだ

ピックアップを裏から眺めることは少ないが・・・



この辺りが気に入っている部分なのだ



ノイズ処理も万全なのだ


アース線なども比較的良いものが使われているようだ


初期型のノイズレスのネガを改良した最新のピックアップらしい

ノイズを軽減しながらストラト特有の鈴鳴りを再現している辺りは流石だと思う

ここだけは間違っても社外製品には交換しないと思う


ボリュームポットも特殊なのだ



配線が複雑なのだ

分解には配線図が不可欠だと思う


ハンダ作業の時に一抹の不安があるのだ

「ちゃんと音は出るかな?」

弦を張る前にも出音のチェックは出来るがやはり弦を張ってみないと安心できないのだ



弦交換のお約束でいつものグリスを注入しておいたのだ

少量のように感じたのだが結構使えるようだ


ちなみにトーカイとストラトは高級グリスを使っている

その他のギターにはホームセンターで購入したお徳用グリスを使っているのだ

チューニングが不安定だと感じている方にはお薦めなのだ


弦を張って完了!なのだ




実際にコンデンサーを交換した感想だが・・

音の輪郭が増したという印象なのだ

元の音が良かっただけに多少の不安があったのだ


まぁ、失敗した場合にはデフォルトのコンデンサーに戻せば解決するが・・

ストラト特有の高音域も良い感じで伸びているように感じられたのだ


コンデンサーの場合(特にオイルタイプ)、エージングという作業が不可欠なのだ

約100時間くらいの音の入力が必要とされているのだ


特に意識する事なく普通に弾いていれば良いと思う

取り付けた直後にも音の良さを確認できたがこれから先が楽しみなのだ


実際のところ、グラスのレスポールもアリアもだんだんと音が馴染んでいる印象を受けているのだ

アイバニーズに関してはこれから弾き込むことで音質の改善を図っていきたいと考えているのだ


一昔前はコンデンサーの交換などする人は変人扱いされていたのだ

現在でも改造というカテゴリはある意味で特殊だといえるが・・・

コンデンサー交換などは手軽にカスタムを楽しめる第一歩になっているのだ


金額的にはお安いが初心者が効果を期待するのも微妙ではあるのだ

コンデンサーの交換で劇的に音が変わると信じている人も少なくないようだ


激的に・・というほどではないのだ

ピックアップの交換のような効果を期待してはダメなのだ


スープに隠し味でコショウを少々・・

という感じなのだ


味覚音痴の人が隠し味に気付くか?

ギターも一緒なのだ


コンデンサーの音の違いを聴き分けられる人も実はある意味で特殊なのだ

そこそこのベテランでもこの辺りの周波数が苦手という人も少なくないようだ


耳の力はある程度鍛えればどうにかなるが・・

天性の部分が大きいように感じる


ギターの演奏にも通じる部分がある

練習しだいで速弾きはある程度のレベルまでは克服できる

とにかく速く指を動かすことだけに夢中になっている人はちょっと悲しいものがある


ギターでどんな音を出すか?

和音楽器であるギターで何を表現するか?

この二つに関してはセンスと耳力が大きく求められる部分なのだ


初心者の人で手持ちの安ギターに疑問を感じ始めている場合・・

かなり『伸び代』を感じられる


信頼できる楽器店にてピックアップやコンデンサーについてご相談いただきたい

勉強のつもりで自分でハンダ作業に挑戦してみるのも一考だと思う


苦労は後々必ず報われるのだ

ギターを一本くらいダメにするような勢いが必要なのだ


いつか手に入れる高級ギターで失敗は痛いのだ


”若いうちに恥をかいておけ・・・”

似ていると思う


いつもの楽器店のお兄さんも今ではハンダ&配線の達人だが・・・

若い頃にはかなりのギターをダメにしてきたそうだ


そこで得たノウハウはかなり大きいように感じる

私はその豊富な知識と経験を少しばかりご教授いただいているという感じなのだ



それを実際に具現化して読者の皆さんに『音』という形でご提供しているのだ



近々にはストラトの音もお届けする予定なのだ






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アイバニーズのハイパスフィルター&コンデンサー・・・

2013年10月22日 | 日記
先週末は珍しくブログのアップが出来なかったのだ

「あれ? いつも週末にはアップしてるのになぁ・・」

と思った方も多いと思う


実はベースに引き続きアイバニーズにも少々手を加えていたのだ



読者の皆さんは『ハイパスコンデンサー』というパーツをご存じだろうか?

私のアイバニーズは最初からこんなパーツがボリュームポットに付いていたのだ

「ハイパスコンデンサーって何?」

という方も多いと思う


普通の人はこんなパーツの有無すら気にしないで弾いていると思う

多くのギターには取り付けられていない事が多いマニアックなパーツなのだ


通常、ボリュームを絞ると音量の減少と共に高域成分も減ってしまうのだ

つまり、音抜けが悪くなるという事なのだ

このパーツを取り付けることでボリュームの量に関係なく音の高域成分を通過させるというパーツなのだ

ボリューム絞ってもシャリシャリ感が残っているのだ


実際のところ、好みの問題だとも言えるのだ

ボリュームを絞った事による音の丸みや温かさを好む人も多いのだ

音楽のジャンルによっては不可欠な音でもあるのだ


ハイパスを好んで取り付ける人は歪みメインのメタル系を好む人に多いように感じられる


以前はアリアにもハイパスコンデンサーを実験的に取り付けていたのだが・・



アイバニーズを購入後に音の差別化という事で外してしまったのだ

現在はボリュームポットはノーマルの状態に戻しているのだ

トーンをオレンジドロップに交換した事で結果的に良い方向に向かったと思っているのだ


アイバニーズもしばらくデフォルトのままで使っていたのだが・・

何となく音が耳に痛く感じられるようになってきたのだ


弾き手も環境や趣向などで変化するものなのだ

「ハイパスを外そうかな・・?」

という感じなのだ


とりあえずキャビティ内部を観察してみたのだ



ストラトと同様にピックガードに部品が取り付けられているタイプなのだ



さすがに日本製だけあってハンダのクオリティも高ポイントなのだ


良い機会なのでオレンジオイルでのお手入れと弦交換を行ったのだ


とりあえず、ハイパスを外してみたのだ

ハイパスによって擬似的にイコライザーをかけているような状態になるのだ

これを取り外した音が本来のディマジオの音という事になるのだ

「中々イイんじゃない?」

というのが第一印象なのだ


気に入らなければ再び取り付ける事も簡単なのだ

ハイパスとバイパス状態をミニスイッチで切り替える仕様にする事もできるのだ

楽器店のお兄さんは一定以上の価格のギターに関してはノーマルを推奨しているのだが・・・


私の場合には納得いく音を追求してしまうのだ

ギターそのものが気に入っているが・・何となく物足りないと感じたことはないだろうか?


世の中には完璧な物などないと考えているのだ

完璧なギターを求めるならば大枚を叩いてプロのようにカスタムオーダーを依頼するしかないと思う


自分の好みにギターを仕上げるのも楽しみの一つだと思う


安ギターをとりあえず、一般的なクオリティに近づけるようなカスタムもありだと思う

一方でかなり完成度の高いそこそこのギターでさらに上の音をも追求するのも良いと思う


今回のアイバニーズは後者だといえるのだ


ハイパスを取り外した状態でしばらく弾いてみたのだ



悪くはないが・・・


またまたコンデンサーを交換してみたくなってきたのだ


自覚しているが・・

完全に『コンデンサー効果』にハマってしまったのだ


ベースにビタQというコンデンサーを移植したことはご報告済みだと思う

ギター用、ベース用という垣根は無いのだ


ちなみにベースにはギターのハムに適した抵抗値のコンデンサーをチョイスしたのだ

特に問題はないが・・何となく違うのだ


メーカーというよりは抵抗値が私の好みではなかったようだ

ハムピックアップ搭載のプレジョンにはハム用を・・

シングルピックアップのジャズベにはシングル用を・・・

というのが基本らしい


私のジャズベはPJタイプという特殊なレイアウトなのだ

プレジョンとジャズベのミックスなのだ


抵抗値の違いを試す為にシングル用という抵抗値を買ってみたのだ

比較の為にはビタQにすべきだが欠品していたのだ


・・という事でオレンジドロップにしてみたのだ




今回購入したシングル用のオレンジをベースに取り付け、
ベースに取り付けられているハム用コンデンサーをアイバニーズに移植する計画なのだ


使用頻度が高いという事でハンダ台とハンダ吸い取り機というものを追加購入したのだ



100円ショップで各200円というお試し品なのだ

最近の100均は割に使えると思う


アイバニーズのデフォルトのコンデンサーなのだ



かなり小型のセラミックなのだ


このクラスになるとコストカットというよりは『狙い』のように感じられる

音の傾向としてはセラミック製の方がカリカリとしているのだ


カリカリという表現が適切か?は分からないが・・

何となく伝わっていると思う


それに対してオイルタイプやフィルムタイプはマイルドな傾向が見られるのだ


”ロック≒ドンシャリ・・”

という時代ではないような気がしているのだ


目指すところはスティーブヴァイのような音なのだ

変幻自在ゆえにどの音が氏のデフォルトかは分からないが・・


”あまり痛くない音・・”

というのが私のイメージなのだ


充分に歪んでいるのにキンキンしていない上品な音なのだ


もちろん、アンプやエフェクトなども音の要素として大きいが・・・


いずれにしても基本であるギターをイメージした傾向に近づけるのも大切だといえる


実際に移植した画はこんな感じなのだ



黄緑色の豆粒がデフォルトのコンデンサーなのだ


すでにハイパスコンデンサーを取り外してしまったが・・・

作業前にサンプル音源を録音してみたのでお聴きいただきたい

ハイパス化を検討している方の参考になれば幸いだと思う


最初のアルペジオはハイパス無しのアリアで弾いてみた

次のアルペジオはハイパス付きのアイバニーズなのだ



条件を近づける為に両者のピックアップやトーンを同じくらいにしているのだ


締めとしてハイパスの音でエスニック風の楽曲を作ってみたのだ




ハイパスを取り外しトーンのコンデンサーをビタQに交換後のアイバニーズでリフを作ってみた

同時にベースのコンデンサーもオレンジに交換したので一緒に録音してみたのだ



ギターの音はメサブギーを基本に軽くフェイザーをかけているのだ

いかにもディマジオという音が気にっているのだ

コンデンサーの効果も実感できるのだ

イメージはスティーブヴァイ風なのだ





とりあえず、手持ちのギターがすべて使える状態になったのだ

コンデンサーチューンはお手軽だが・・

効果は絶大だと言えるのだ


ハンダ作業は本当に楽しい時間なのだ


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ジャズベースのコンデンサーを『ビタQ』に交換してみた・・

2013年10月18日 | 日記
ギターのコンデンサー交換が好調だったので流れでベースのコンデンサーも交換してみたのだ

結局のところ、10万円未満のギター&ベースの場合、
見えない部分で『コストカット』が為されているのだ

高級ギターの場合、ピックアップやボディ材を考慮してコンデンサーが選択されているようだ

良い意味でバランスが取れているという事なのだ


ちなみに改造の第一歩としてピックアップを交換する人が多いと思う

しかしながらコンデンサーにまで気が回る人は少ないといえる


社外製品へとピックアップを交換するだけでも音色は劇的に変化する

しかしながら高性能ピックアップの性能を最大限に引き出す為にはコンデンサーとの相性も重要なのだ

常連読者の皆さんはすでにコンデンサー交換後の音源をお聴きになっていると思うが・・

皆さんがお聴きになっている音源はweb用に圧縮したものなのだ

実際に私がヘッドフォンで聴いている音はさらに高音質なのだ

コンデンサー交換後の音質向上は確実に実感できると思う


ちなみに安ギターに搭載されている低価格帯のピックアップではコンデンサー交換はあまり意味がないと思う

むしろ、無暗に手を入れない方が無難だといえるのだ

コンデンサーにもオイル、セラミック、フィルム・・というように色々な種類がある

音色や特性も様々なのだ


値段が高ければ良いというものでもないようだ

安ギターには概ね100円程度のセラミックが用いられている

音の特徴としてはざらついたロック向けの音色なのだ

安ピックアップのぼやけた音の輪郭を補っているのだ


この状態のピックアップに社外のコンデンサーを取り付けることでバランスが崩れる恐れがあるのだ

一方の社外のピックアップは非常にレンジが広いという特性がある

この広い周波数レンジを弾き出す為にはそれ相応の性能を兼ね備えたコンデンサーが不可欠だという事なのだ


詳しくは知識豊富な楽器店の店員さんにお尋ねいただきたい



話をベースの改造に戻そう・・・

私にとっては2本目のベースなのだ

一本目はアイバニーズの3万円台の安ベースだったのだ

ピック弾きでは問題なかったのだがスラップに興味を持ちだした頃に物足りなさを感じて買い替えたのだ


現在のジャズベは使い始めてかれこれ6年超えになると思う

「録音できればいいかな・・?」

という感じで数年はノーマル状態で使っていたのだ


マーカスミラーに凝りだした頃に改造し始めたのだ



ブリッジは鳴りを重視したバダス製なのだ

フェンダー系ベースのお約束アイテムなのだ

単なるブリッジで1万円超えなのだ

自己満足というよりは確実にサスティンの伸びを感じられる


ピックアップも故障を機にダンカン製に交換したのだ




今回は実験を兼ねてダンカンの鳴りをより引き出そうという試みなのだ

チョイスしたコンデンサーは『ビタQ』という定番なのだ



市場ではオレンジドロップと人気を二分しているのだ


ベースのキャビティ内が狭いというのも選択の理由の一つなのだ



無理をすればオレンジドロップを入れることもできるが・・・


他のメーカーの製品も試してみたくなったのだ


改造を機にコントロールノブも交換してみたのだ



プレジョンベース風なのだ


実際に取り付けられていたコンデンサーはこんな感じなのだ



緑色の小さなセラミックなのだ


双方を比較してみた



交換する前から勝負があったような感じなのだ


実際に取り付けた画なのだ



拡大してみた



コンデンサーも単に取り付ければ良いわけではないのだ


他のパーツとの干渉を考慮しながら適切な場所に固定するのだ


ハンダも少なければ外れてしまう

必要以上に盛れば見た目も悪いし音質にも悪影響を与えるのだ


通電が良いというのも売りにしているハンダが楽器店で販売されているようだが・・

個人的にはそんなに気にすることはないように思う


むしろ、ハンダ付けのクオリティの方が重要だと思う


私の愛用のハンダなのだ



ネットなどでは60Wクラスのハイパワーで一気に片付けるという意見を目にするが・・・


個人的にはもっと弱い方がギター(ポット類)向きだと感じているのだ

これでも十分にハンダは溶けるし問題なく作業できるのだ


ハンダ台やハンダの吸い取り紙も不可欠だとされているが・・

こんなクリップでも代用が効くしハンダの吸い取りも濡れ雑巾で十分なのだ


この辺りも工夫しだいで何とでもなる


そんな感じでベースのコンデンサー交換も無事に終了したのだ

ついでにアース線も追加で取り付けたのだ





zoomのコンパクトマルチもかなり重宝しているのだ

微妙な悩みだが・・

未だにベースの音作りが的を得ないのだ


ギターならば簡単な音作りなのだがイマイチベースの音が見えてこないのだ

まぁ、ギター弾きが片手間で弾くベースはこんなものだと思う


ベースオンリーの生粋のベーシストをライバル視するつもりはないのだ

私はギター弾きなのだ


ベース初心者以上中級未満という腕前だろうか?


余談だが・・

ベースのノブ交換のついでにアリアも小改造したのだ




ノブを黒で統一したのだ



こんな細かい部分だが拘りなのだ



さらに拡大してみた



レスポール用のスピードノブとトーンはブラックのメタルなのだ


微妙にカスタムギターっぽくって良いと思う


コンデンサー交換後のジャズベの音色なのだ

元の音源がないので比較ではないが・・・

何となく音のバランスと音抜けが良くなっているのがお分かりいただけると思う






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USA製ストラトの音は何だかんだ言ってもイイよね・・

2013年10月17日 | 日記
※今回は音源が『2テイク』あるので注意してね~


前回はオレンジドロップのコンデンサー比較という事で
アリアとグラスのレスポールの弾き比べをしてみたのだ




コンデンサー交換の音の違いを実感できないという人も多いようだ

人それぞれだと思う・・・


私の場合には幸いにもかなりの効果が実感できたのだ

グラスのレスポールの場合にはダンカンピックアップの音の輪郭が見えるようになった

さらには音も太くなったような印象を受けているのだ


特に顕著なのだがアリアの変化なのだ

オレンジドロップに交換前はトーンを絞った状態でボリュームを絞っていくと4辺りで音が消えてしまったのだ

フルテンならばトーン10~0でも音は消えない状態だったのだ

「トーンのカーブの特性かな?」

程度に軽く考えていたのだ


こんな流れから使用時は常にボリュームを8~10くらいで止めていたのだ

ピックアップ交換前にも特に意識をしたことはなかった

「ダンカンに交換したから・・ピックアップの特性なのかな?」

と深くは追求しなかったのだ


・・実は悪さをしていたのはショボいコンデンサーだったのだ




オレンジドロップに交換後には問題なくボリュームを絞って使うことができるようになったのだ



電気的な説明をすることはできないが・・・

まぁ、結果オーライという事なのだ


単なるコンデンサーの交換だけでこれだけの変化を見せるのだ

実際の音に影響を与えないはずはないのだ


読者の皆さんも現状の音にプラスαを求めているならば
お手軽なコンデンサー交換にチャレンジしてみていただきたい

楽器店でも快く交換作業に応じてくれると思う


前回、ご紹介したマルチの設定とまったく同じ状態で一曲弾いてみたのだ

ギター側のボリュームとトーンで音を作り込んでいるのだ

同じアンプでもギターの調整で音は変わるのだ


ある意味でこれが理想の状態なのだ

もっとボリュームを絞ればクリーンに近い状態までいけるのだ

音が消えるという悩みも解消されたのだ


”良いピックアップには良いコンデンサーを使え!”

というのはギターに熟知したギター弾きのお約束なのだ

ピックアップの交換も検討されている方はコンデンサーの同時交換も考慮していただきたい

購入と取り付けは信頼できる楽器店に依頼していただきたい

「オレンジドロップって・・?」

「あぁ・・あのでっかいコンデンサーね・・」

このような鈍い?反応の楽器店(店員さん)はかなりリスクが高い




久々にベースも弾いてみたのだ

使用頻度が低いという理由でベース弦は張りっ放しなのだ

2000円超えの弦を頻繁に交換するのは辛いのだ

心なしかベース弦の方が劣化が早いような気もするのだ

これが放置の理由なのだ


かなり音が死んでいるのだ

それでも無理やりにスラップを弾いてみたのだ




とりあえずアリアはここまでなのだ



読者の中にはこんな感想を抱いている方も多いと思う

「全部のギターをオレンジドロップに交換しちゃうんじゃないの?」

たしかに現状の流れではそんな勢いなのだが・・・


トーカイにはすでにヴィンテージテイストのコンデンサーが搭載されている

問題はストラトとアイバニーズだが・・・


二本とも現状にかなり満足しているのだ

特に手を入れる部分はないように感じる


20万円前後のギターではそれなりにパーツにもお金をかけられるのだ

おそらくコンデンサーもピックアップとの相性を考慮して選ばれていると思うのだ

もちろん現状に不満があればUSA製でも改造はありだと思う


実際、プロでも高価なギターに躊躇なく改造を施し世界に一本のオリジナルを作り出しているのだ


すべてのギターのコンディションを『最良の状態』に保ちつというのが私のモットーなのだ

最近では当ブログへの登場が減った感があるストラトだが・・・



実は一番弾いているギターであったりするのだ




あくまでもブログは最新のネタ紹介の場だと考えているのだ

ピックアップの交換、コンデンサーの交換、ブリッジの調整etc・・


好きなギターだけを弾いていたのではブログは成立しないと思うのだ

余談だがスタジオなどに持ち込む機会が多いのもストラトなのだ



自転車乗りからは嫌われているハードケースだが・・・

個人的にはかなり重宝しているのだ



何本かハードケースを所有すると面白いのだ


ハードケースにもメーカーの個性が表れていたりするのだ

ツイード地のヴィンテージ系の薄型ハードケースも捨て難いが現代的なケースもかなり質感が高くお薦めなのだ


楽器店やネットでも同メーカーのケースを購入する事が出来る

実際にアリアにも類似のケースをオーダーして使っているのだ


私のストラトも購入から3年が経過したのだ

時が経つのは早いものなのだ

初回の頃からお付き合いいただいている読者の皆さんとも
数年来のお付き合い?という事になる

不思議なもので良いギターは時間と共にどんどんと音が良くなっていく気がするのだ



弾き込む事でピックアップのエージングが進行するのだ


ただ眺めているだけでは何も変わらない

コードを押さえてストロークプレイをしているだけ・・というギターも育たない

フレットが減るのを恐れて?撫でるようにペチペチと弾いているギターの仕上がりは最悪なのだ


気付いていないのは本人だけなのだ

ギターに熟知した人が触れれば(弾けば)どんな弾き方をされていたギターはお見通しなのだ

車屋さんもお客さんの車のボンネットを開けた瞬間に乗り方が分かるそうだ


乱暴に乗ればすぐに壊れる

大人しくばかり乗っていては回らないエンジン(その他可動部分)になってしまう


ギターにも同じ『匂い』をい感じるのだ


ギターは弾き手が育てるものなのだ

常々そういう気持ちでギターに接しメンテをしているのだ


オヤジさんが大事な盆栽を眺めるような感じでネックの反りやその他の状態をチェックしているのだ

ギターにあまり興味が無い人・・

格好(ファッション)だけでギターを弾いている人・・・

から見れば完璧なる『変わり者』だと思う


まぁ、他人に迷惑をかけていないので良しとしているのだ


”レスポールVSストラト・・”

のような対決?をギター誌などで見かけるが・・・


弾き手は互いをライバル視しているようだ

個人的にはどちらも好きなのだ


好きというよりは音楽的に欠かせない存在なのだ

楽器屋さんのNo2のお兄さんが言っていた

彼は生粋のレスポール弾きなのだが・・・

特に音楽の垣根はないそうだ


レスポールでリッチーブラックモアなどもコピーすることがあるそうだ

「やっぱりレスポールだとリッチーの雰囲気は出ませんね~」

やはりストラト弾きの音色を真似る時には似たようなギターを使う方が雰囲気が出せるのだ


ストラトの特徴はあの独特の『パキパキ感』なのだ

歪ませても独特の鈴を鳴らしたような音色が残るのだ


鳴らし切った時の爽快感はレスポールのそれとは別格なのだ


ストラトのお手本的演奏が多いが・・
私の中ではスティービーレイヴォーンとChar氏なのだ



特にレイボーンの音にはかなり衝撃を受けたのだ

アンプの空気感とギターの鳴りが他のギタリストとは大きく異なるように感じたのだ



機材云々もあるが・・・

やはり、弾き手の技量によるところが大きいように感じる



極太弦と極端なネックの順反りは有名な伝説なのだ

一時は6弦にベースの1弦を張っていたそうだ

ネックは反ると思う・・

前人未到のチャレンジなのだ

おそらく、突き抜けるような野太いストラトサウンドを求めた結果なのだと思う


常に他人の真似をしている(真似しかできない?)最近の人には無い感性なのだ

個人的にはこういうアグレッシブな感覚は大好きなのだ


特に音楽をクリエイトするような人間の感覚は常人では理解不能なのだ

コピーばかりに精を出している人はどんなに巧みな演奏が出来たとしても普通の人なのだ

それ以上でもなくそれ以下でもない


ましてやギターの演奏よりもパーツの交換に没頭しているような人々はギター弾きとは程遠い存在なのだ

コードの押さえ方よりもパーツのカタログスペックに熟知している人も少なくないような・・・


ギターを弾くというよりも科学実験や技術家庭というノリなのだ

このような人々がどんな趣向の音楽を好むのか?は私には想像もつかない


レイボーンのギターを聴くと泥臭い音の中に人間らしいグルーブを感じるのだ

「何を言っているの?」

と思った方もいると思うが・・・


特にこの部分に説明は不要だと思う

分かる人だけ分かれば良い世界観なのだ


レイボーンが生涯愛したストラト通称『No1』なのだ



このギターに一目ぼれしたレイボーンは当時所有していたギター数本とこのギターを交換したそうだ

数年前にオークションにて約5000万円で落札された逸品なのだ

当時の価格では特に高価なギターではなかったようだ


レイボーン以外にも当時は『交換』という概念があったようだ

「このギターを手に入れる為にマーシャルとレスポール、ストラトを手放したんだ」

愛車を手放し追金で59年製レスポールを手に入れたギタリストもいる

自分よりも上手いギタリストに出会って無償で譲ってしまったギタリストもいる


非常に人間味溢れる時代だったのだ


現代では考えられない

「え~こんなに買い取り安いの?」

「もう少し何とかならない・・?」

余談だが楽器店では何処かの質屋さんのような融通は効かないと思った方が良い

特にプレミアム性が高いようなギターならば楽器店も欲しがるが・・・


二束三文の価値しかないようなギターの買い取り金額はやはり二束三文なのだ

ギターの市場原理に無理に逆らってはいけないのだ


話は変わるが・・

読者の皆さんは楽器店のスタジオを利用したことがあるだろうか?

”楽器を練習する場所・・”

と思っている方も少なくないと思う


間違ってはいないが・・・

最近は都内の一部楽器店においてレコーディングに特化したスタジオを併設しているのだ

場合によっては専属のプロのレコーディングエンジニアも貸出?してくれるのだ

料金はかなりお高いが・・・


素人バンドがプロクオリティのレコーディングが可能なのだ

ギター弾きの方は機会があったら一度経験していただきたいと思うのだ


宅録のそれとは空気感が異なるのだ










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