読者の皆さん、お久しぶりなのだ
前回の投稿は2週間前になる
投稿が無いにも関わらず、連日多くの方々に訪問いただいていた
昨日も訪問者数1,330人という良い結果だった
ブログもまだまだ捨てたものではないと思う
文章でなくては伝わらない事も多々あると思う
動画は観易いが心と記憶に残らない
読者の皆さんは如何だろうか?
私は文章を書くのも読むのも好きなのだ
最近は年齢的に目が辛くなってきた
若い頃には大量の小説を読み漁っていた記憶が蘇る
そんな経験が当ブログにも少なからず影響しているように思える
前置きはこの辺で・・・
読者の皆さんはギターを弾いているだろうか?
この一年はギター弾きとしてどのように過ごしたのだろうか?
ギター弾きとしての手応えを感じることが出来ただろうか?
私は多忙ながらも成果がある一年だった気がする
以前にもお話したがランディ・ローズの『DEE』を完コピ出来たことは良かったと思う
映画『禁じられた遊び』のテーマを暗譜で弾けるようになったことも良かった
ギター弾きとしての大きな前進だった気がしているのだ
エレキ弾きにとってアコースティックな楽器は蚊帳の外という感じだろうがギター弾きとしての成長にとってアコースティックな楽器をマスターすることは避けては通れない道だと思う
考え方にも千差万別があるので押し売りは出来ないが私はそう考えているのだ
アコギが上達すると自然にエレキも上手くなっているのだ
色々な理由があると思う
アコギを鳴らすには正確な運指と押弦が不可欠になる
中途半端ではしっかりした音が鳴らない
弦が細く柔らかいエレキは何とかなってしまう面がある
ギター側の弾き方が弱くても大きな音が出せる
勘違いしないでいただきたい
”音が出る・・”
だけなのだ
音を出すだけならば、昨日ギターを始めた初心者でも可能なのだ
自称中級者以上を目指す人は一段上を目指していただきたい
下手なギター弾きと上手いギター弾きの違いは何だろうか?
色々とあるが・・
個人的には・・
”抑揚がある色気がある音・・”
が出せるギター弾きが上手い人だと考えている
やはり、目指すべきはジミヘンだといえる
好き嫌いを問わず、ジミヘンを通過することは上達への必須事項だといえる
みんな大好きジョン・フルシアンテもジョン・メイヤーもジミヘンを強くリスペクトしているのだ
彼らがコピー曲を演奏する事もあるがそのプレイにはジミヘンからの影響が随所に垣間見られる
無でコピーに励むのも悪くないが色々と感じ考えながらコピーに励んだ方がより成果が上がると思う
”考えるギター弾き・・”
はどのくらい存在するのだろうか?
目の前のギター弾きに直接質問することは難しい・・
まぁ、他人がギターとどのように向き合っているのか?など関係ないが・・
多くのギター弾きはギターを買っただけで満足してしまう
ギター弾きのあるある・・だと思う
私の知合いにも多いタイプなのだ
口を揃えて同じ台詞を唱える
「最近は忙しいんだよね・・」
誰に向けての言い訳なのだろうか?
人生は短い、人生は一回きりなのだ
ギターは何歳になっても弾けるが楽しんで弾ける期間は意外に短いと思う
晩年になってもギターが弾ける人は若い頃に頑張って練習をした人
結構な年齢になってギターを始める人が上手くなるには相当な時間と覚悟が必要だと思う
現在の私の下地になっているのは何十年も前の学生時代
特に頑張って練習したという記憶はないがとにかく時間があればギターを抱えていたという記憶が蘇る
何も考えないでギターを弾く環境を与えてくれた親に感謝なのだ
現在は色々な意味を含めて恩返しの日々を送っているのだ
あの頃に作った指先や指の筋肉が今になって効いている
アコギを弾くようになってさらに指の筋力が鍛えられている
かなりワイドなストレッチも軽々と押弦できるようになった
アコギからエレキに持ち替えると楽なのだ
逆にエレキからアコギに持ち替えると慣れるまで辛いことがある
ちなみに私はエレキとアコギでは曲も奏法も完全に分けて考えているのだ
エレキ弾きに多いのはなんちゃってアコギ弾きなのだ
勿体ないと思う
縁あってアコギを手に入れたならば、アコギらしい奏法を学ぶべきだと思う
アコギが楽しく弾けるようになると一気に開眼する
アコギを弾くようになると3弦の響きを意識するようになる
エレキとアコギを問わず、3弦は最重要になる
「なんかコードの響きが変だなぁ・・」
という場合、3弦のチューニングが狂っていることが多い
何故だか、エレキもアコギも3弦が狂い易い
チューニングが狂っているだけならば良いが致命的なギターもあるようだ
エレキならば、徹底的にオクターブチューニングを追い込むべきだと思う
「俺って変態かぁ?」
と思えるくらいにオクターブチューニングに拘ってみるのも良いと思う
ギターでコードを鳴らす時に大事になってくるのはプレーン弦、特に3弦の立ち位置が大事になってくる
実は3弦のテンション感が微妙なギターも多い
ギターという楽器は不安定な楽器なのだ
しかしながら、上手くなってくるとそれが面白いという人も多い
”3弦を克服する人はギターを制する・・”
私が言っている意味をご理解いただいているだろうか?
「何? 3弦の何が悪いの?」
という人もいると思う
3弦のバランスが良いギターは値段を問わず良いギターだといえる
言い方を変えるならば、長く付き合えるギターだといえる
安いギターだが私のメインぎたーなのだ
特に外に持ち出す時にはこのぎたーオンリーなのだ
簡易セッションからスタジオの実験まで何にでも使える頼もしい奴
エレキギターを買うと改造したくなる
改造する前に少し冷静になって考えるべき
そのギターは改造する価値があるだろうか?
繰り返しになるが・・
3弦のフィーリングが悪いギターには何をやっても価値がない
その見極めが出来ない人にとってはピックアップの改造も意味無しなのだ
ある意味で改造も自己満足の極みなのだ
ギターを買っただけで満足する心情に遠からず似ている
弾く為のギターがいつの日か眺めるギターに変わってしまう
人の心が移りゆくようにギターとの向き合い方も変わる
結局のところ、私の手元に残ったのは『良いギター』
先ほども言ったように良いギターとは値段が高いギターではない
廉価のギターがすべてダメなのか?
高価なギターがすべて完璧なのか?
答えはNOなのだ
近年は廉価ギターの性能が底上げされている印象を受ける
それと連動するように価格も上がっているがその価値はあると思う
所謂、『ゴミギター』は限りなく少ないと思う
アナログなギターもそれなりに進化しているのだ
良いことだと思う
残念ながら進化していないのはギターを抱える側のギター弾きだと思う
ギターに人生を委ねるくらいの熱いギター弾きに合ったことがない
私が若い頃にはそんな仲間が大勢いたような気がする
現在は皆無なのだ
ここだけの話だが・・
近年のギター弾きには少し失望しているのだ
ギターについて熱く語れる仲間がいないのだ
私の相棒は疲れ知らずのMTR君なのだ
自分のタイミングでギターを楽しんでいるのだ
私は暇さえあればギターのことばかり考えているのだ
ここ最近は公私ともに忙しくなかなかギターが弾けないことが悩みなのだ
まぁ、それ故にギターと触れあう時間が濃密になっているのだ
喩えが微妙だが・・遠距離恋愛の男女のような感じなのだ
久しぶりにギターに触れた時の興奮は言葉にできない
慣れ親しんでいるギター達に飽きることがない
常にギターに対して新鮮な気持ちでいられることは幸せだと思う
庶民のプチ贅沢は前倒しで弦を新品に交換することなのだ
庶民の楽しみは小さくて良いと思う
質素も考え方によっては美学だと思う
趣味のギターが精神的にも経済的にも重荷になってはダメだと思う
弾かないギターを買うお金があるならば、本当に必要な物に使った方がよい
弾かないギターを選ぶ時間があるならば、コードを一つ覚えた方が良い
ギター弾きとしてすべき事が何か?を考えるべきだと思う
自身の感覚が研ぎ澄まされれば、メンテの精度も上がる
「ん? コードの響きが悪いなぁ」
弦が劣化しているのか?
オクターブが狂っているのか?
ネックが反っているのか?
原因の究明が早急になる
先にも述べたが3弦が気になるようになればギター弾きとしては一人前だといえる
ギターを理解している証になるのだ
ギターを選ぶ際の参考にもなると思う
ギターを良く理解していない人のギター選びは微妙なのだ
そもそも、決断までに時間がかかり過ぎる
ネットで買うにしても、リアルショップで買うにしても決断できない
決め手が曖昧なことが原因なのだ
ギターを値段とブランドで決める人にも同じような事が言える
高級ギターのメーカーにしてみれば良いカモなのだ
賢明なる読者の皆さんはそんなお客さんにはならないでいただきたい
私のギター仲間にも多いのだ
まぁ、余計なお世話だが・・
世のギター弾きにはもっとギターを弾いて欲しいと願う
お金をかけなくても楽しめるという事を知って欲しい
演奏の過程で必要になった時には必要な物を躊躇なく買えば良い
簡単な話なのだ
「俺が下手なのってギターのせいじゃねぇ?」
は間違いであることだけをここに明言しておきたい
相変わらず好き勝手な事を言っているが・・
長くなるのでこの辺で・・ 😌