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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ダンカンとディマジオの音を比較してみたよ(^O^)/

2013年07月31日 | 日記
ダンカン&ディマジオは二大人気メーカーなのだ

ご存じのとおり、私のアリアはダンカン、アイバニーズはディマジオを搭載しているのだ



もちろん、色々な種類のピックアップがラインナップされているので
単純にメーカー比較するのはナンセンスのような気もするが・・・

ギターのボディ材やポッドやコンデンサーなどによっても音は激変するのだ



概ね、私の印象としては

”ダンカンはピッキングのニュアンスが出し易いピックアップ・・・”



”ディマジオはコンプレッション感が強いパワフルなピックアップ・・”

というような大雑把な印象を抱いているのだ


youtubeなどでも『音比較』的な動画は多いが・・・

その多くは歪みの音を紹介している場合が多いのだ


極端な話だが強力な歪みではギターやピックアップのキャラクターの違いを表現するのは難しいと思う

乱暴な例えだが・・

どんなギターでもその歪みの音になってしまうのだ

ピックアップのキャラクターを表現するにはクリーンか歪み成分が少ないクランチがお約束なのだ



自分がどんな演奏を好むのか?

あるいはどんな音色を好むのか?

によってピックアップの選択も大きく変わってくると思う



ピックアップにも様々な種類があり、交換ピックアップとしては高出力の製品に人気が集まる傾向が見られるようだ

やはり

”変わった感・・・”

を求めてしまうのだと思う





ちなみにどんな音色も素晴らしいというような万能なピックアップは存在しないのだ

歪みのノリが良いような高出力なピックアップのクリーンサウンドはお世辞にも褒められたものではない


逆にクランチが心地よいような非力なピックアップでは歪ませた時の迫力に欠ける場合が多いのだ


ご存じのとおり、アリアもジャンボフレットにした事によって双方の演奏フィーリングが近くなったのだ



厳密にはアイバニーズは独自のフレット形状を採用しているのでまったく同じとは言い難いが・・



まぁ、標準のフレットよりはかなり高さがあると言う点では共通しているといえるのだ


アリアのピックアップを載せ換える時にかなり迷ったのだ

楽器店のお兄さんのアドバイスも大きかったように感じる

「同じ音の音のギターが二本あっても面白くないですよね・・?」

「僕はダンカンをお薦めしますね・・パワーを抑えた方が良いかも?」



ルックスはハイパワーなロック系のピックアップに映ると思うが・・・

比較的ピッキングのニュアンスが出し易い非力なピックアップを選択したのだ

もちろん非力といっても歪ませた時にはそれなりの音は出るのだ


最初から搭載されていたダンカンデザインのピックアップよりも音の分離と抜けが良くなったことが実感できるのだ

それなりの出費をしても希望した音にならない事が多いのもピックアップ交換の難しさなのだ

「交換前の方が良かったかな・・?」

という事で売りに出される事も多いのだ


今回はアイバニーズとアリアの音を比較してみたのだ

前半がアイバニーズなのだ

分かり易いようにアリアに切り替わる前に『リバース』で音に変化を付けているのだ

実際に音源で皆さんに音の違いが伝わるだろうか?


個人的にはこのような音色の場合には圧倒的にアリアの音が好みなのだ

アリアというよりはダンカンの音色だと思う





もう一曲、サンプルとしてアリアで弾いてみたのだ



リアとフロントを切り替えながら演奏しているのだ

以前にも似たようなリディアンスケールの曲をアイバニーズで演奏したものをお聴きいただいたと思う

非力なピックアップとはいえ、エフェクトの設定ではこのくらいのサスティン(音の伸び)が得られるのだ



ちなみにこの曲は2コード進行の繰り返しなのだ

練習的なテイクをそのまま録音してしまったので約10分になってしまったのだ

面倒臭い人は途中を飛ばしながらお楽しみいただきたいと思うのだ

あくまでも『音源』という寛大な気持ちでお聴きいただきたいと思う







さらに今回はもう一曲をサンプルとして追加したのだ




余談だが・・

流れというか・・勢いでフロントもダンカン製のピックアップに交換してしまったのだ



今回は新しい音源が間に合わなかったので画像だけなのだ



箱の中が以前に取り付けられていた古いピックアップなのだ


フレット交換は高額出費ではあったが・・

今までのモヤモヤ感が吹き飛んでしまった気がしているのだ

愛着度がかなりアップしたのだ

「ここまで弾き易くなったなら音も良くしようかな~?」


楽器屋のお兄さんから言われてしまったのだ

「アリアにお金をかけていますね~」

色々な意味合いに受け取れる言葉なのだ


楽器的な部分での意見は尊重するが・・

物の価値観という観点では他人の意見に耳を貸さない主義なのだ


”自分が良いと思う物・・”

それがすべてなのだ


読者の皆さんもUSA製などの高額なギターに心揺らぐこともあると思うが・・

ご自分のギターの最良サウンドを最大限に引き出すことに尽力していただきたいと思う


その一つの方法としてピックアップの交換ありだという事なのだ


新規ピックアップについてのご説明と音源は機会を見つけてアップしたいと考えているのだ


フレット交換後のメンテ【第二弾】だよ~(゜-゜)

2013年07月28日 | 日記
フレット交換後のアリアは好調そのものなのだ

読者の皆さんの中にもフレットが擦り減ってしまっている人がいると思う

そのまま使い続けるか?

フレットを交換するか?

金銭的な理由で躊躇している人も多いように感じる


ごく稀ではあるが・・

フレット交換よりも本体価格が安いギターの依頼もあるそうだ

「学生時代に使っていた思い出のギターを息子さんに譲るみたいですよ・・」

親父のお下がりのギターを息子が使うか?は微妙なところだが・・・

数十年前までは低価格帯のギターですら日本製だった

さらには良い具合にボディのシーズニングが進行しているのだと思う

なかなかにギターを分かっている親父さんだと思う


ギター初心者の息子にその違いと価値観が分かるかが問題なのだ


まぁ、息子が新品のギターを要求するならばフレット交換後の愛着あるギターを自分が使えば良いのだ

むしろ、ギターの扱いも分からない息子には新品を与えた方が無難だと思う


楽器店のお兄さんも私と同様の感想を抱いていた


読者の皆さんの中にはフレット交換前に

『フレットの擦り合わせがあるんじゃない・・?』

と思っている人が多いと思う


行ったことがある人もいると思う


実はフレット交換を依頼する前に特別に擦り合わせ後のギターを見せてもらったのだ

そのギターはストラトだったのだがかなりフレットが低いのだ

低いというよりは・・『極低』という感じだった


お兄さんはフレット交換を勧めたようだが金銭的理由からお客さんが擦り合わせを選択したのだ

「まぁ、好みですけど・・ここまで低くなるとは想像していないんじゃないですかね・・・」

楽器店のお兄さんも手渡し後のお客さんの不満そうな顔を思い浮かべているようだった


つまりは擦り合わせをする場合にはある程度のフレット高が不可欠なのだ

台形に擦り減ったフレットは音程が不安定になると言われているが・・・


素人(特に初心者から中級者)では判別できないレベルなのだ


どういう場合に擦り合わせが必要なのか?


特定のフレット位置だけでコードを押さえ続けるようなギターの場合、
弦の真下のフレットのみが削り取れてしまうのだ

フレットに縦のスジがクッキリと残ってしまうような場合なのだ


チョーキングやビブラートを用いることが少ないアコギなどに多い症状なのだ

本人が違和感を感じなければそのまま使っていても問題ない場合が多いのだ


アーム付きのエレキの場合にはアームの多用で同様の症状に陥ることが多いと感じる

私の場合にもレスポールにはそのようなスジはないが・・・

ストラトとアリアにはフレットに窪んだ場所を何か所か見つけたのだ


実際にはスジが出来てもチョーキングなどでスジを削り取ってしまうので気付くことは少ない

しかしながら1から3フレットのようなローポジではチョーキングなどをあまりしないのでスジが残っているのだ


激しいチョーキングすればフレットが台形になり

強く押弦しながらコードを押さえれば窪みができてしまう


いずれにしてもフレットは消耗品だという認識を持ちながら演奏するべきだと思う


今回のフレット交換の依頼で私は『確信』を持ったのだ

『この業者さんならば、ストラトやアイバニーズも任せられるな・・』


業者の中には格安を謳い文句にゲリラ的な商売を行っているところも多々あるようなのだ

値段が安いならば多少雑な部分にも目をつぶるが・・・・


値段は正規で腕前(仕上がり)が微妙・・・・

というメンテ業者も少なくないとお兄さんが言っていた


人間には器用と不器用がある

物を作ったり修理したりする人がすべて器用であるとは限らない

これは以前から薄々感じていたのだ


私は車も趣味なのだがある業者にパーツの交換を依頼したことがあるのだ

何となく素人が見てもバランスが悪いのだ

素人が口出しするのはどうかな・・?

と思ったのだが意を決して不満な箇所を告げたのだ

結局、散りつけ方がいい加減だったのだ


残念なことに一流のディーラーの整備士にも不器用な人が僅かにいるのだ

訓練を受けてはいるのだろうが・・・


脱線してしまったが・・・

ギターにおいてネック周辺とフレット関連はかなり難易度が高い繊細な作業であることは業界の定説なのだ

何でも自分で器用にこなしてしまうお兄さんでさえ高価なギターのフレット交換は専門業者に依頼するようだ

比較的低価格帯のギターは実験と練習を兼ねて自分で行っているそうだ


それでも揃えた工具は結構な金額なのだ

さらに手間暇を聞けばチャレンジ精神も失せてくるのだ

「指板を剥ぎ取ってしまったギターも数知れずですよ~」

「剥がれた場所を木工ボンドで接着したりと大変ですよ」

「数日かけて気長に作業しますけど・・20時間はかかっていますね」


ネットでも素人の人がチャレンジしているようだが・・・

プロに勝るような仕上がりになったケースを見かけたことがない


自分のギターを自身で面倒を見るというのは非常に感心できるが・・

やはり素人が手出しをしてもよい部分というのを明確に理解することもメンテの一つだと思うのだ


あえて脱線させていただくが・・

自身と他人の命を預かっている車の足回りやブレーキ関連を自分で交換する人がいる

私もある程度は面倒をみるが・・・

重大なトラブルや事故を誘発するような部分にはあえて触れないようにしているのだ

車で車道に出る人間の最低限のマナーだと思っているのだ



まぁ、ギターメンテの失敗は他人に迷惑をかけないが・・・

結局、弄り壊してしまってそのギターを使わなく(使えなくなる?)ことも多いようだ

フレット交換は高額出費だが新規にギターを購入したつもりになれば安いものなのだ


マックスでも5万円くらいだと思う(バインディングや指板の種類によっても異なる)

実際に5万円でどんなギター買えるだろうか?



相変わらず前置きが長いが・・・

本題に入ろう


フレット交換はネックの調整やナットの高さもすべて業者さんが仕上げてくれるのだ

あまり拘りがない人はそのまま楽しく弾ける状態なのだ



実際に私の手元に届いたギターの調整は私の好みではなかったのだ

ネックの反り調整にも違和感を感じたのだ


結局、新品のギターを調整するように一からコツコツと調整作業を進めたのだ

まずはネックの反り具合なのだ

僅かに順反りさせるのはすべてのギターの共通する事項だが・・


やはり速弾きやその他のテクニカルな奏法に使うギターはストレートに近い状態が良いと思う

さらに弦高も標準よりも低めを好むのだ


私の中では明確な区分けがあるのだ

レスポールとストラトはオールド的な使い方

アイバニーズとアリアはテクニカル系・・・


実際にレスポールとストラトはネックは順反り気味、弦高も他の2本よりは高めのセッティングなのだ

6弦側で1.6㎜ 1弦側で1.4㎜くらいなのだ

これでも世間の標準よりはかなり低いと思う

私的にはこのくらいの弦高で充分に弦のテンションを引き出せるのだ

カッティングなどの奏法も弾き易いのだ

まぁ、左手の押弦を優先させたセッティングではあるが・・


アイバニーズは6弦側で1.4㎜ 1弦側で1㎜くらいだと思う

ネックの状態はかなりストレートに近いのだ

このような極低のセッティングはかなりシビアな調整が求められるのだ


おそらく楽器店に依頼しても断られると思う

「そんなに低くする人って少ないですよ・・」

「弦の鳴りも悪くなりますよね・・高い方が良いですよ」

という感じになると思う


試しにお近くの楽器店に質問してみていただきたい


逆説的な表現をするならば・・・

このような調整が可能なギターはかなり精度が高いギターだといえるのだ

精度が低いギターでは音詰まりやビビりが発生するのだ


低価格帯のギターはこれらの症状を隠す?為に概ね弦高を高めに調整して出荷されている場合が多いのだ


今回のアリアのフレット打ちは完璧だと思う

フレットを打ち込んだ後にフレットを完全にフラットな状態にして擦り合わせを再度行うのだ

この場合に業者さんの価値観の違いが見えてくるようだ


擦り合わせを入念に行えばかなりシビアなセッティングに追い込めるギター(フレットの状態)になる

弦は物理的に直線なのだ

入念に擦り合わせたフレットも限りなく直線に近い状態ということになる


私の表現で皆さんに伝わっているだろうか?


しかしながら、新品にも関わらずフレットの頂点がかなり擦り減っているのもルックス的に問題がある

ギターを良く分かっている人ならば業者さんの意図が理解できるのだ

問題は一般的な感覚のお客さんなのだ


新品のフレットは山高く、ピカピカに輝いているものだ!

と信じている人々なのだ

9割以上がこのタイプだと思う


神経質な人の中には最終仕上げのフレット擦り合わせにクレームを付ける人もいるようだ

「あの・・フレットの頂点が台形に擦り減っているんですけど・・・」

「新品なのに何で削れているんですか・・? 新品じゃないんですか?」


上級者には笑える話も本人には疑問であり切実な問題なのだ

私の行き付けの楽器店では分かり易いように理屈を説明するそうだ


そんな苦労をメンテ業者さんも耳にしているのだと思う

極力フレットを削らないで仕上げるという傾向が最近のトレンドらしい


私のレスポールやストラトのようなセッティングならば何の問題もない

この程度の弦高で音詰まりすることもビビりが出ることもないと思う


当然ながら最小限の擦り合わせを完了したフレットの山は残っているのだ


今回の私の調整は絶好調のアイバニーズをお手本にしたのだ

以前のアリアは低いフレットが打ち込んであったので調整もアイバニーズとは異なったのだ

当然だが・・・


2本とも『ジャンボフレット』という共通点が出来たのだ

アイバニーズは自社独自のフレット形状を採用している

アリアはダンロップ製の6100という定番の形状なのだ


厳密には異なるがフレットの高さという部分においてはほぼ一緒なのだ


アイバニーズにセッティングに近づけるにつけ高音部分で一部音詰まりを見つけたのだ

少々フレットの擦り合わせが足りないように感じられたのだ


厳密にはヘッド側からブリッジ側に低くなるように削るのがお約束なのだ

初心者の人にもフレットと弦の関係というか・・この理屈は理解できると思う


その高低差は0.1㎜以下というレベルだと思う

結局、14フレットから最終フレットだけ微妙に擦り合わせを施したのだ



本来はもっと大きく平たい板を用意すべきだと思うが・・・

まぁ、フレットの間隔が狭い部分なので何とかなるのだ


先日、簡易ヤスリで音詰まりが発生する部分だけを研磨したのだが・・



やはり、一部分というのは見た目が悪いのだ


全体的に研磨することで見た目も美しく仕上げたのだ

平たく削っただけでは当然ながらフレットは台形なのだ

本来は専用のヤスリ(トンネル形状)が必要なのだが器用な私は100円ショップで十分なのだ



マスキングテープとブルースハープでも使用したミニヤスリで頂点出しを行ったのだ



見る人が見れば

『削ったな・・』

と分かってしまうのだが自分のギターなので問題ないのだ


いかに本人が満足できるか?

というのは私のメンテの基本理念なのだ


やはりギターは弾いて楽しいものだと思う

さらには綿密なメンテが快適な演奏性を生み出すのだ




何故に10万円未満のアリアに拘るのか?

と自問自答をしたのだ

やはり、この価格帯にはあり得ない『アーチドトップ』と木目の美しさにあると思うのだ



アーチドトップとはレスポールでお馴染みの曲面が美しいトップの仕上げなのだ



マホガニーバック&メイプルトップという組み合わせも上級モデルと一緒なのだ

さらには極薄のシールのようなメイプル貼りではない点も見逃せないのだ


自己満足だけではなく音質にも影響を与える部分なので重要なのだ

このスペックを現在のギターで実現するならば20万円以上の価格帯のギターになってしまうと思う

某メーカーのカスタムメイドのギターが私のスペックに似ているのだ

そのギターは40万円だった


値段だけでギターの価値を判断する人には私の意見は微妙だと思う

「何を言ってるの?」

まぁ、考え方も千差万別なのだ


細かい部分だがボリュームとトーンのノブも社外に交換したのだ



純正と似ているように感じるかもしれないがかなり質感が高いノブなのだ

表面のザラザラも細かいのだ

ネジの締め込みでノブを固定できるのも気に入ったのだ



ツマミ類の交換は初心者にもできる簡単カスタムなのだ

規格には注意していただきたい


しばらくはアリアで遊びたいと思っているのだ



リアのダンカンが活きるパッチを研究しているのだ

ハイパワー時の音の分離は良いとして


クランチとクリーンにおける音の良さが分かるパッチを作りたいと思っているのだ

今回はフェンダーのツインリバーブを軸に枯れたクランチで演奏してみたのだ


ジミヘンの名曲である『リトルウイング』という曲をご存じだろうか?

このブログでも以前にコピーサウンドをご紹介していると思う


”音量を絞った時にどんな音が出るか?”

これがギターの重要な部分なのだ


乱暴な表現だが・・・

歪みをギンギンに効かせれば高級ギターも低価格帯のギターも大きな違いはないのだ

まぁ、弾いている本人は体感として違いを感じられるが・・・


録音作業というような『フィルター』を通してしまえば聴き手には感じられない差なのだ

しかしながらクリーンやクランチになればボディの鳴りが前に出てくるのだ

エフェクターとの相性も見えて(聴こえて)くるものなのだ


意味も分からずに『枯れた音』という表現を使っている人がいる

『枯れた音』≒ヴィンテージギターだと信じ込んでいる人もいる

枯れた音をどのようなものと感じるかは感性と感覚の違いだと思う


良い具合に水分が抜けたアルダーボディのストラトの『パキパキ音』が
一般的には枯れた音として認識されている音だと思う


レスポールにも趣が異なる音がある

つまりは『マホガニー材』にも枯れた音があるという事なのだ


枯れるまでには数十年かかると思っている人もいるようだが・・

実際にはそんなに必要はないのだ


特に高級なギターは十分に材を寝かせてから制作に取り掛かるのだ

フェンダーもギブソンも数十年前にギター材として
切り出された材量を板として倉庫で保管していると聞いたことがある

しかも温度と湿度を常に適正に管理しているのだ


私のストラトでも約10年くらい寝かした材を使用していると楽器店のお兄さんが言っていた

10年寝かした材で作られたギターを10年使用すれば材の切り出したから都合20年なのだ


20年経過した木材の水分量をイメージしていただきたい


量産ギターでも切り出した材をすぐに使うことはしないらしい

強制的に乾燥させるという荒業を用いる場合もあるようだ


私のアリアも購入当初はネットリとした音色だったのだ

その頃には歪み一辺倒という弾き方をしていたのでむしろ音のノリが良かったのだ

非常に纏まり感がある音色だったのだ


購入からかれこれ7年目を迎えたのだ

良い具合にシーズニングとエージングが進行しているように感じられる


特にフェンダー系のアンプを使ってストラトのような真似事に使った時に実感するのだ



最近のモデリングは凄いと思う


ヘッドフォン越しにはまるで真空管を鳴らした感覚なのだ



専用台の制作によってさらに使い易さが増したのだ



面倒臭いという人には私は何も言わない・・・


売っている製品をそのまま楽しめば良いと思う

少しでも快適に・・

という気持ちがる人は『工作』をすべきだと思う


何のイメージもないままにホームセンターや100円ショップなどを散策してみるのも面白いと思う

特にエフェクターやケーブルなどが部屋に散乱している人は一考だと思う


整理整頓で音が見えてくることも多々あるのだ

 信じるか?

  信じないか?は・・


あなた次第なのだ

どこかで聞いたようなセリフだが・・





フレット交換からアリアが復活したよ~(^O^)/

2013年07月26日 | 日記
昨日、愛用のアリアがフレット交換から戻ってきたのだ

『入院』してから約一カ月なのだ



修理依頼が混雑している時期には2カ月待ちということもあるらしい

本当はもう少し時間がかかる予定だったのだが・・・

お兄さんに特別に急ぐようにお願いしたのだ


純正のフレットは比較的高さが低いフレットを採用していたようだ

しかも音質重視という事で素材も柔らかいものが使われていたのだ


使用頻度と相まってフレットがペタペタの状態になってしまったのだ

実際に仕上がったフレットの全体像なのだ



拡大してみるとこんな感じなのだ



フレットエッジ(フレットの端の部分)も私の注文したとおりに仕上がっていた

以前のフレットはかなり弦落ちが激しくなっていたので少しだけ伸ばしてもらったのだ

あまり知られていないがエッジの傾斜角度も注文できるのだ

これは好みの問題だと思う




注文したゲージの弦が張られていたのだが・・・



何ともショボい弦だったので早速ダダリオに交換したのだ



最近になってダダリオのパッケージが変更になったのだ

中身は変わりないそうだ

一見すると新開発の『バランスド弦』と似ているので購入の際には注意が必要なのだ


修理の際に格安弦を使用するのは仕方がないと理解できる

業者さんもこんな些細な部分で利益を出しているのだと思う


拘りがある人は弦を持ち込むか別途料金で指定する事になるのだ

久々にダダリオではない弦に触れたのだが良い経験になったのだ

「やっぱり俺にはダダリオだな・・・」

と確信を強めたのだ


フレット交換の際にネックなどを取り外しているので再度、各部の調整が必要なのだ



現在はこんな感じなのだが・・・

ストラトと同様に3本を並行に戻す予定なのだ



ナットも牛骨で作りなおしてもらったのだ


弦高やネックの反りも業者さんが調整してくれたのだが・・・

微妙に私の好みではない



これらの部分も自分の好みに再調整し直したのだ



さらに弦高を下げた事によって『音詰まり』が出る部分が二か所見つかったのだ


ちなみに標準の弦高では音詰まりはない(6弦側約2㎜)

ので業者さんの調整と仕上げには問題はないのだ


むしろ、想像以上の仕上がりに大満足しているくらいなのだ


弦高下げに関しては自己責任の範疇なのだ



音詰まりする部分のフレットを慎重に削ったのだ


以前からこんな作業を頻繁に繰り返していたので私には日常なのだ

弦高を下げたがる人が多いようだが・・・


かなりシビアなコンディションが要求される事を忘れてはならないのだ

楽器屋さんに調整を依頼しても満足を得られないのがギター調整の世界なのだ


結局のところ、失敗を繰り返しながら経験値を積んでいくしかないと思う

弦高やネックの高さに正解がないように『教科書』はないのだ


ましてや自分のセッティングがマニアックな場合には尚更のことなのだ

トライ&エラーを繰り返し体得していくしかないと思う


今回は入院のついでに音質に関する部分も改造してみたのだ



ポッドとコンデンサーを別のものに交換してもらったのだ



同時に各部の清掃と点検もしてもらったのだ


常連読者の皆さんはご存じだと思うが・・・

リアをダンカン製に交換したのだが今回のプチ改造はハイパワー化を狙ったものではないのだ

タップでシングルに切り替えた時の音色向上を狙った変更なのだ


つまりはクリーンやクランチの音色を自分好みにカスタマイズしたのだ

もちろんハムに切り替えた時のパワフルさは据え置きなのだ


まぁ、万能というピックアップやギターはこの世に存在しないのである程度の割り切りも必要なのだ

ギターを一本しか所有していないならば他の改造方法もあったと思うのだ


キレのあるクランチはストラト、粘るようなパンチあるサウンドはアイバニーズ

枯れたハムサウンドはレスポールというように個性的な音は押さえているのだ


今回のアリアの位置づけはそのどれにも当てはまらない部分を狙ったのだ

ストラトとアイバニーズの中間的な感じなのだ


気に入らなければ、また変更する予定なのだ

ちなみにフロントのピックアップも交換するか検討中なのだ



ピックアップ交換の唯一の難点は取り付けてみるまで結果が分からない点なのだ


ギターという個体が変われば当然ながら結果も異なるのだ

仮に同じギターだとしても経年変化やコンディション、相性など様々な要因で音は違ってくるのだ


余談だが・・・

久々にアリアが返ってきてシングルでクランチの音色を楽しんだのだ

ストラト用として保存しパッチをそのまま弾いてみたのだ



面白い事にまったくことなる音に聴こえるのだ


ストラトのボディがアルダー、アリアがマホガニーというボディ材の違いが感じられるのだ

今度はアリアのピックアップをハムに切り替えてレスポール用のパッチで弾いてみたのだ



レスポールもマホガニー材を使用しているので同じよな音になりそうなのだが・・・

やはり、まったく異なる音になるのだ


ピックアップも異なるのだから当然なのだが・・・

改めて複数本のギターが不可欠だという事を再認識したのだ




フレットが高くなっただけに弦高も再調整する必要があるようだ

それらも含めて、もう少々お時間をいただきたいと思うのだ


ちなみに前回のブログでご紹介した『エフェクターの面白い音』はデーターが読み込めなくなってしまったようだ

おそらくピアプロ側のプレーヤーに若干の問題が発生している事が理由だと思う


毎日、足繁く通ってくれている常連読者の皆さんにはお聴きいただいたと思う

まさに常連さんだけの特権なのだ


今後もこういうケースが稀にあると思う

「文章で説明している実際の音ってどんな感じ?」

「聴かせてくれなきゃ分からないよ~」

確かに音無しの音楽ブログは多いが・・・


私自身も音が聴きたいと思っているのだ


”実際の音は一万文字の文章説明よりも説得力がある・・”


私のブログを読む(聴く)ようになって、ギターに対する考え方が変わった人も多いと思う

あるようで無かった形態だと思うのだ


多くの読者の方々もその辺りがツボにハマっているのだと思う



今回は私のギター音源は無いが・・

愛読書の素人投稿作品をお楽しみいただきたいと思う

他人の作品を聴くにつけ自分の『個性』を再認識させられるのだ

「やっぱり俺のギターや曲ってちょっと変わっているかな・・?」って・・ね


サウンドデザイナー8月号素人投稿コーナー


マルチエフェクターの魅力を知ってほしいなぁ・・・

2013年07月21日 | 日記
エレキの音を決定づけるうえで欠かせない存在がエフェクターだと思う



アンプにギターを直結したような音も魅力だと思うが・・・

やはり状況に応じて色々な音を作るという事が大切だと思うのだ

良く耳にする言葉に『使えない音』というものがある

マルチエフェクターには沢山のエフェクトが内蔵しているのだが・・

確かに使いどころが分かり難い音もあるのだ

いわゆる『飛び道具』的なエフェクトの事なのだ



定番のエフェクトではあるが『ピッチシフター』なども難しいエフェクトなのだ

要するに弾き手の『センス』がすべてなのだ


『使えない音』を連発するような人は

”自分はセンスがない・・”

という事をアピールしている事と同様なのだ


読者の皆さんもご注意いただきたい


メーカー側もすべてのユーザーが自社の製品を使いこなせるとは考えていないのだ

とりあえず、ライバル各社に負けないように豊富なエフェクトを詰め込んでいるに過ぎないのだ


一昔前はとにかくエフェクト数を競い合っている時代があったのだ

カタログなどでもエフェクトの数を猛烈にアピールしていたのだ

購入側もエフェクトの数が多い製品を迷うことなく選択していた


最近では様々な環境や時代の変化からエフェクトへの考え方も変わってきたのだ

より『リアルな音色』という事に重点を置くように推移してきたような感があるのだ



とくにフロアータイプの上級機種はプロも舌を巻くほどのクオリティなのだ

「本物のアンプ? 程遠いね~」

などと言っている友人や知人はいないだろうか?


これも恥ずかしい人なのだ

実際にスタジオなどで聴いているアンプの音はアンプの『生音』なのだ


マルチエフェクターから発せられる音はアンプをマイクで収録した音なのだ

読者の皆さんが耳にしているプロの音源もマイクで収録した音ということになる

実際のアンプの音は迫力ある音なのだ

悪く言えば『暴れた音』なのだ


これらの音を聴き易いように加工しているという事になるのだ

聴き易い音にするエフェクトの筆頭としてコンプが挙げられる

コンプも名前は知っているが使い方が下手な人が多過ぎる

コンプが使いこなせれば一人前とまで言われる奥が深いエフェクトなのだ


いずれにしてもエフェクトの使いこなしが音作りのキモになってくるのだ

私の場合には購入後にとりあえずすべてのエフェクトの効果を確認してみるのだ

不思議なもので私にとって無用と思えるエフェクトはないのだ


『逆算の発想』というものがある

フレーズにあった音色を選択するというのが正攻法だが・・・


”音色からフレーズを考える・・・”

という逆転の発想も面白いのだ


ここまで私が説明してもセンスがない人には実践は難しいと思う

速弾きなどは練習である程度までは克服できる場合もあるが・・

センスというものは正直なところ練習や訓練などで体得することが不可能なのだ


巷にはかなりエフェクティブな音が溢れているが・・・

一聴しただけで・・

”どんな傾向の音なのか?”

と言う事が分かる耳を鍛える部分から始める必要があるのだ


これもある意味では『耳コピ』の一環なのだ

速い弾きに聴こえても実はディレイによるマジック?である事も多いのだ

実音としての速弾きなのか?

ディレイなどのエフェクトで擬似的に音を増やしているのか?

同じようなフレーズを録音したとしてもかなり感覚が異なるのだ


プロの場合には音の使いどころのセンスが良いのだ

それが素人との大きな違いなのだ


エフェクトの使いこなしも個性の一つなのだ

速弾きで競い合う必要もないと思う

何故だか生まれながらに運動神経が良い人がいる

そんな人が本気で練習した場合に鈍い人では太刀打ちできないのだ


しかしながらエフェクトの音作りは『芸術的センス』が不可欠なのだ

野人のようにただ只管(ひたすら)にマシンガンのようにピッキングしている人には作り出せない深みがある


もちろん欲を言えば、速弾き、フレーズセンス、さらに音作りが完璧ならば言うことはない

私が知る限りでは音作り&エフェクトの使いこなしが上手い素人さんには会ったことがない


読者の皆さんもチャンスだと思うのだ

「アイツって音作りが上手いよな~」

という感じで友人に差を付けていただきたい


特に高性能なマルチに買い直す必要はないと思う

手持ちのマルチを引っ張りだして、とにかくパラメーターを動かしてみてほしい

「何だかわけが分からないや・・・」


センスある音作りができるまでには時間がかかるものなのだ

ちなみに積極的な音作りにはアイバニーズのような効きが良いギターが向いている



レスポールやストラトでは少々物足りないのだ



レスポールでゲイリームーア風にブルースを弾いてみた(^O^)/

2013年07月20日 | 日記
先日のストラトを使ったブルースは如何だっただろうか?


我ながらストラトらしさが出たプレイだと思うのだ


ストラトらしさを表現する一つの手段としてはフレーズの中に適度にカッティングを織り交ぜる事なのだ



カッティングは非常に重要なテクの一つなのだ

特にボーカルがいるようなバンドにおいては必須テクになってくるのだ

バンドへの加入などを夢見ているギター弾きの人は腕を磨いていただきたいと思う




最近の傾向としてはギターソロは不要の傾向が見られるようだ

コツコツと練習・・というのが面倒な時代なのだと思う



購入後に少しコードが弾けるようになるとすぐに仲間を集めてバンドを結成するようだ

楽器店のスタジオの半分以上がそんなバンドだと楽器店のお兄さんが言っていた




簡単なパワーコードとカッティングが弾ければギター弾きとしての役目は十分なのだ

カッティングも簡単そうに見えて、実は極めれば非常に高度で奥深いのだ

カッティングのポイントはミュートに尽きると思う



楽譜でいうとことの×印の部分なのだ

ミュートの切れでグルーブ感が決まると言っても過言ではないのだ

”カッティングらしくない・・”

という場合、この部分を徹底的に煮詰める事で解決できることが多いのだ



とにかく、譜面の前に匠の技を動画などで研究することが大切なのだ



動画にはかなりのヒントが隠れているのだ

音楽でも動画でも問題意識を持って接している人は強いのだ

私もスラップやウクレレなど動画からフォームや指使いを学ぶことも多いのだ




さて、本題に入ろう・・

先日のストラトを使ったブルースに引き続き、

今回は対比という事でレスポールのブルースをご紹介したいと思うのだ



ストラトで使ったブルースのオケを流用しようと考えたのだが・・・

それでは面白いないような気がしてきたのだ


・・という事でよりレスポールに似合うオケをサクッと作ってみたのだ

ブルースにも色々なバリエーションがあるのだ

以前にブルースハープで作ったブルースは『スローブルース』というカテゴリに属する

拍子もちょっとした6/8拍子という変拍子なのだ


作曲をする以前は拍子の事など考えもしなかったのだ

素人作品の多くは一般的な4/4拍子が多いように感じる

拍子を自在に感じ取れるようになるとギターの演奏スキルも大幅に向上するのだ



今回のブルースは『シカゴブルース』というカテゴリに属するのだ

私も明確な区分けは分からないが・・・

こういう感じのブルースは一般的にこのように呼ばれているのだ


ギター好きの読者の皆さんはゲイリームーアは100%ご存じだと思う

若い世代の人は名前だけは聞いたことがあるという感じだろうか?



惜しまれつつも数年前に亡くなってしまった天才なのだ



あらゆるジャンルに精通しているギタリストだった

ギター小僧にはハードロックの印象が強いと思うが・・・


実はデビュー当時はブルースが主体のギタリストだったのだ

ブルースの作品や名演も数多く残しているのだ


ゲイリーの場合、レスポール≒ブルースなのだ

ギター歴の中ではアーム付きのギターやストラトなどを好んで使っていた時期もある

しかしながら、私の世代にとってはゲイリームーアはレスポール弾きなのだ


ヴィンテージのレスポールを躊躇なく弾き倒す男らしさも素晴らしい

「ヴィンテージは痛むから自宅に保管しているんですよ・・」

日本のあるギタリストの対談の抜粋なのだ


気持ちは分からなくもないが・・・

ギターは弾いてこそ価値があると思うのだ

音が出せないギターはギターではないのだ


ヴィンテージの車をガレージで眺めている小金持ちのオヤジと同じなのだ


その点、ゲイリーはツアーにも持参したし、レコーディングでも惜しげも無く使用していたらしい

ヴィンテージのレスポールを匠の技で聴けるというのは非常に嬉しいことだと思う


実はゲイリーの愛用のレスポールはちょっと変わっていたのだ

知り合いから譲りうけたらしいがピックアップ交換の際に上下を逆に取り付けられていたのだ


すぐに気が付いたらしいが・・
思いの外、音が良かったのでそのまま使い続けたらしいのだ


これは超有名なエピソードなのだ

面白い事に後に発売されるコピーモデル達もピックアップが逆に取り付けられているのだ

何でも真似をすれば良いものでもない気がするが・・・


それがファン心理なのだと理解しているのだ

加えてゲイリーはピックガードが嫌いだったようだ



私もピックガードが嫌いなのだ

好き嫌いが分かれる部分だと思う


ちなみに私はゴミ箱に捨ててしまったのだ

こんな性格なのでまた取りつけたくなる事を防止する為なのだ


ゲイリームーアのプレイの特徴として強力なビブラートとチョーキングが挙げられると思う

最近の若いギタリストはプロでもあまり使わないように感じる


とにかく沢山の音譜を詰め込むことに必至なのだ

確かに一昔前よりも速く弾ける人が増えた気がするが・・・


それと引き換えにエモーショナルな部分が希薄なプレイが横行しているのだ


カリスマギタリストである山本恭二氏がある対談で嘆いていた

「ギターってチョーキングとかビブラートが特徴だよね・・」

「これが他の弦楽器と異なる部分だと思うんだよね・・・」


私も同感なのだ

激しいチョーキングやビブラートでアリアのフレットを削り取ってしまった事を反省して最近は自粛していたのだ

特にストラトなどはあまり激しく弾かないように気遣っていたのだ

しかしながら、ストレスが溜まる一方なのだ

「弾く為に買ったギターだからな・・・」

「思い切って弾いた方が楽しいし・・・」


フレットは減ってから考えれば良いのだ

最近は安ギターを使っていた頃に原点に戻ったのだ


今回のレスポールのプレイで特にチョーキングとビブラートに注目していただきたい

近年、素人ギター弾きでここまで過激に弦を揺らす人は少ないと思う

久々にゲイリーのブルースアルバムを引っ張り出して聴き直してみたのだ


フレーズもさることながら、その辺りの感情的な部分に多大な影響を受けているのだ



偶然にもゲイリーの使っていたレスポールと私のエピフォンは似ているのだ


エピフォンでもそれなりに力を込めて弾けば良い音がするのだ

本家ギブソンのレスポールを所有している人が私よりショボい音だったら悲しいと思う・・

ネットなどでも本家比較という事でエピフォンを蔑視する人が多いように感じる


値段が安いからだろうか?



ギターの値段が高ければ、それだけで満足してしまう人も多いようだ

実際のところ、数十万円の飾り物ならば数万円の実機の方が何倍も価値があると思う


まぁ、悦に浸ってギターを眺め、一日中ギター磨きに費やす人の気持ちも分からなくはないが・・

初心者の人も予算と相談して是非とも『楽器』を購入していただきたいと思うのだ


今回はソロ、バッキング共にレスポールを使用しているのだ

ソロとバッキングの音色の違いにも注目していただきたい

ソロ部分ではピックアップも切り替えているのだ

特にミックスポジションとフロントのみの『枯れた音』をご堪能いただきたい

そんなに古いギターではないのに・・
何故だか渋い音が出るのだ

コンター部分から水分が抜けているのだろうか?



何でも詳しい楽器店のお兄さんでも説明できないようだ

「何ですか・・このエピフォンは凄くいい音になってますね」

お兄さんによると当たりのギブソンとハズレのギブソンの中間くらいの音らしい


お兄さんはギターとしての個体を云々と言っているが・・・

私は弾き方しだいでギターは鳴ると信じているのだ



『値段神話』も微妙なのだ