早速、スタジオでベースを弾いた感想をお届けしたい
最高!
久しぶりに興奮したのだ
行きつけの楽器店に設置されている『MarkBASS』というブランドのアンプを弾きまくったのだ
今回はお試しということで僅か1時間の使用だった
次回は間違いなく2時間コースを予約したい
スタジオでベースをアンプを鳴らす事で自宅弾きのアンプは不要だと感じる
小型なれど、ある程度の音量を出すことで低音が出力される
”野中の一軒家に独身住まい・・”
という人以外はベースアンプを諦めた方が良いように感じる
重低音は近所迷惑になる
ギターアンプは意外に小音量でも楽しめる
つまりは音の帯域なのだ
ギターに低音は求めない
何となく小型のベースアンプを買うつもりでいたが・・
ベースアンプの購入はやめたのだ
今後は中途半端な買い物は避けていこうと心に決めたのだ
買い物をしないという意味ではないのでお間違いなく
基本的に私は買い物好きなおじさんなのだ
無駄な散財はやめようという意味なのだ
ギター弾きにとって買い物の楽しみの一つ
古い機材を大事に使うのも良いが・・・
それだけでは楽器弾きとして伸びない
時に新しい出会いや製品に刺激を受けるべき
これは私の持論なのだ
今回のベースアンプもそんな出会いの一つと考える
キャビネットも色々な種類がある
まるでスズメバチのような攻撃的な色使いがイタリア的に感じられる
可愛くもカッコいい!
行きつけの楽器店ではこの二種類を常設しているようだ
他にも有名メーカーのアンプが数種類
ベースアンプ目的でスタジオを予約するのも楽しそう
ギター、ベース、ドラム、鍵盤、ボーカル・・
何でも可能だが・・
やはり、スタジオごとに個性をアピールしているようだ
若い年代のお客さんは『利用料金』だけで決めるようだ
安いスタジオはすぐに予約が一杯になってしまう
仲間との距離が近い方が親近感が湧くのだろうか?
私はおじさん連中と簡易セッションをする際には出来るだけ大きな部屋を予約する
まぁ、色々と諸事情があるということ
アンプヘッドも筐体は小さいがとてもパワフルなのだ
色々と種類があるようだ
単に出力の差だけではない
コンボタイプ(小型アンプ)もラインナップされているが・・・
やはり、可能ならば別体の方が楽しい
これはギターアンプにも言えること
アンプヘッドとキャビネットの相性を求め散財の旅を続けている人を知っている
私には無理だが・・
楽器弾きの浪漫のように感じる
一見すると馬鹿げているように映ることに精一杯取り組む姿は美しい
昨今の若いギター弾きに足りない部分
ギターの立ち位置が二の次になっている人も多い
一番はスマホ、二番はゲーム、三番目にギター・・
人によってはもっと順位が下がることもあると思う
ギターの優先順位が下位の人にギターの神様は微笑まない
世の中はそんなに甘くない
自分の都合で回らないものなのだ
趣味なれど、楽器に人生を賭けているような人
とど~でもよい片手間の趣味の人が同じスタートラインに立てるはずもない
少し楽器に入れ込み、夢中になっていると馬鹿にされるような時代
如何なものだろうか?
一生懸命が笑われるような時代で良いのだろうか?
まぁ、私もそんな楽器馬鹿の一人だが・・
それなりに仕事もしているし多忙な日々を送っているのだ
他の楽器弾きの人々との大きな違いは集中力と情熱なのだ
テクニックも知識もない
経験においては私など足下にも及ばない人がゴロゴロいる
しかしながら、『熱い人』は最近はめっきり見かけなくなった
ブログなどど散見していても薄味なのだ
良くも悪くも薄味なのだ
それが現代流なのだろうか?
今回はベースのスピーカーの一個にマイクを向けた
マーシャルなどでも良くある手法
それをレコーダーで録ったのだ
ドラムは内蔵音源を活用した
それ故にフィルなどの凝ったフレーズはないのだ
アンプ直でも良い音だが・・
ノイズゲートとコンプを薄くかけてみた
MS-50Bのもう一つの使い方なのだ
コンパクトな筐体故にマルチでもコンパクトエフェクターとしても使える
電池二本という仕様も有り難い
こちらも後継機の購入を検討していたがやめたのだ
愛着が湧いてきたのだ
ドラムもギターもいない『一人ベース』は意外に楽しい
特にスラップ奏法の練習など延々と続けられる
ドラムのビートに縛られるのは意外に疲れるのだ
ベースにルーパーも不要だと思い始めた
色々な意味でギターとは立ち位置が異なる楽器である事に気づいた
ギターアンプにもいえるが・・
実機のアンプをマイキング&レコーディングするのは難しい
良い音に拘れば、迫力に欠ける
迫力ばかりを気にすることでクリッピングを起こす
シールドの長さの関係上、かなりアンプに近い位置で弾いたのだ
お腹や下半身に響く音は快感なのだ
スラップで弦を叩くと黄色いコーンが激しく振動するのだ
ビジュアル的にも楽しい
良い演出だと思う
誰がデザインしたのかは知らないが・・
センスが良いと思う
読者も一度、ベースアンプの重低音を体感してみては如何だろうか?
スタジオではギターもベースもレンタルできる
個人練習というお得なプランを活用するのも楽しい
仲間とワイワイも楽しいが・・
機材を持ち込みストイックに楽器と向き合う方が私向き
私は孤独なプレイヤーなのだ
結局、何でも弾けるようになるとこんな感じになるという例なのだ
自分で言うのも何だが・・
楽器に関しては器用なのだ
ハーモニカ、ウクレレ、クラシックギター、アコギ、エレキ、ベース・・
楽器屋さんに普通に並んでいる物ならば何でも興味がある
広く浅くがモットーなのだ
そんな中でももベースは生粋のベーシストに肉薄したい
それが今年の目標なのだ
言い訳をさせていただきたい
マルチにヘッドフォンというリラックスした組み合わせではもっとスラップが上手い
実機のアンプを目の前にした緊張感と音の扱い難さが運指に出ている
ここ最近の過酷な練習で弦の滑りが悪くなっているのも事実
そろそろ交換を考える時期なのだ
指弾きやピック弾きの人には数年も弦を交換しない人も多い
スラップの場合には少ないと思う
死に弦の音は弾けない
プルの音が死んでいるのだ
スラップという激しい奏法故にピッチも狂い易い
高価な弦なれど寿命が短いのはスラップ弾きの宿命
今回の音源はベースの迫力ある部分をそこそこ表現できていると思う
マルチのキレイで優等生な音とは区別したい
実機を知っているプレイヤーがマルチを嫌う理由が分かる
ギターにもいえるのだ
汚れや暴れも音のうちということなのだ
スタジオ未体験の方は一度は利用してみていただきたい
さらには小さな箱でのプロのライブ演奏も体験してみていただきたい
楽器やアンプを使い切るという流れが理解できると思う
それらを経験してマルチと向き合うという方法が王道なのだ
GT-001とzoomG1FOURとの差がより理解できる
何でも優劣をつけたがる人がいるが・・
個人的にはそれぞれの良さがあるように感じているのだ
楽器を活かすのはプレイヤーなのだ
「これって買ったけどつまらなくねぇ!?」
と機材に八つ当たりしてはダメなのだ