テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

自分に合ったネックを選べばギターは上手くなる

2021年09月30日 | 楽器
読者の皆さんはギター選びを真剣に考えたことがあるだろうか?

”どんなギターを選べばいいのか?”

これはギター弾きの永遠の難問だといえる

簡単なようで難しいのだ

結論から先に述べたい

”自分に合ったギターを選ぶ・・”

ということ

そこに好き嫌いのような好みは介在しない

合うとは?

自分の体格や手の大きさ(指の長さ)に合ったギターという意味

つまり、ギター選びの選択の余地は意外に狭いということになる

これはあくまでも『ギター上達』を前提にした話なのだ

特に上達などを目指していない人はご自由にということになる


特に重要になってくるのは『ネック』なのだ

スケールのことを云々と言う人がいるが上達や練習の過程ではあまり関係ない

ピッチが安定しているならば、どんなスケールでも良いと思う

厳密には音の響きや弾き心地に関係してくるが・・

上達の先にあるようなレベルの話なのだ


弾き易いか? 否か?

を決定づけるものはネックなのだ

特に変わった形をしているギターでも無い限りボディのフィット感は二の次

とにかく、ネックが手に馴染むか?

どんなネックが手に合っているのか?

一つの目安がある

親指とその他のの指で『握り込み』が出来るか?

握り込みって?

ジミヘンが得意とする押弦のフォームなのだ

ロックスタイルと呼ばれることもある

Fのようなコードを押さえる場面をイメージしていただきたい

フォーク系ではバレーコードで押さえることが多い

人差し指を真っ直ぐに伸ばしたあの形

厳密には指の中程は少し浮かせているが・・

フォーク系ではあの感じが決まるのだ

一方でロック系ではあのフォームは似合わない

そもそも、指の自由度が減るのだ

握り込みのメリットは?

親指を自由に動かすことが出来るという点にある

カッティングが決まらない人の多くはミュートが下手なのだ

もちろんリズムも大いに関係してくるがその前にミュートがある

鳴らしたい音と鳴らさない音の切り替えが出来ていない

これが出来るとグルーブが生まれるのだ

言うは易し・・

カッティングを自在にできるようになってくるとピックアップの切り替えが楽しくなってくるのだ

特にフロントピックアップが楽しくなってくる





積極的に音色をコントロールしたくなってくるのだ


ギターの絞った音の魅力に気づかぬままにギター道を終える人も少なくない

『ギターってパワーだけじゃないかも?』

それに気づいた人は脱初心者なのだ

脱線しそうなのでこの辺で・・・

今回はネックに特化してお話したいのだ


手が大きな人と小さな人では選ぶギターが異なるということ


ネックはポジションで形状(厚みや幅)が異なる

全域をチェックする必要はないと思う

12フレット辺りで握り込みでコードが押さえられるか?

これをチェックできれば十分だと思う

手が小さい日本人にとって極太丸太のネックは合わない

「握り込みなんかしね~よ」

という場合には選択肢はもっと増えると思う

握り込みスタイルの先駆者はジミヘンだといえる

ジミヘンは先人のブルースマンのアコギプレイをエレキで表現している

ブルースマンが指で弦を弾き分けるところをピックに持ち替えて表現しているのだ

所謂、『コード崩し』というプレイなのだ

ジミヘンが生きていた時代にそんな言葉は存在しない

「とにかく気持ちいい音を指で探しているんだ・・」

とあるインタビューで語っていた

この手のプレイは楽譜で表現することが難しい

カチッとしたスタイルでプレイしてきた人がジミヘンをコピーするにあたっての第一関門なのだ

TAB譜を目で追いかけている人は初めの一節で嫌になってしまう

私にも経験があるのだ

ネックが細く薄いギターを手にした時に弾けるようになったのだ

ある日突然、それっぽく弾けるようになったのだ

ギターは不思議な楽器だと思う

昨日出来なかったことが今日出来るようになっているのだ

所謂、廉価のギターも悪くない


総じて、ネックが細く、薄く作られている事が多い

初心者が使うことを前提に設計されているのだと思う

それが良いのだ

ある程度、ギターが弾ける中級者には武器になる

同じようなフェンダー系のギターでもUSA製のストラトは幅が広い

黒テレから持ち替えると幅の広さが感じられる

ドラゴンもストラトほどではないが黒テレよりも厚みを感じる


本来、この年代(59年前後)のテレキャスはネックが太い

そもそもテクニカルな演奏を前提に設計されていない

幸いにもペイジ師匠がネックを弾き易いようにリシェイプしたのだ

氏が使っていたギターを3Dでスキャンしたのがこのギターなのだ

ネックがかなり薄い

これはロックスタイルのプレイをする上でも大きなメリットになっている

気が付けばフェンダー系のギターで落ち着いているのだ

理由は上記のとおりなのだ


”手に馴染むネックのギターたち・・・”

加えてシングルというピックアップのレイアウトも私に合っている

人の好みは変わるものだと思う

以前は私もハムバッカーでグリグリとパワーコードを弾いていた

とにかく常にフルテンを良しとするスタイルだった

色々な人に合い色々なギターに触れてきた

そして、色々な音楽を耳にしてきた

最近になって、何が自分の好みなのか?

が少し分かってきたのだ

ジミヘンをあえて良いシステムのオーディオ環境で聴いてみるのも楽し・・

「え~こんな音も鳴っているんだ」

目を閉じると目の前でジミヘンが弾いているような錯覚に陥る

クリーンからクランチ辺りのコード感が分かるような音色にシビれる

短音と和音をコロコロを切り替えるようなあの音・・

「ジミヘンって上手いの?」

ネットなどでも良く見かける質問なのだ

言葉は悪いが愚問だと思える

分かる人だけ分かれば良いような気がする

「弾き難いなぁ・・」

と感じている方は一度、ネックが細く薄いギターをお試しいただきたい

ピックアップのレイアウトや周辺の機材選びなどはその後の話

ネックが決まれば、自然にその他の部分も決まってくる

ここ最近の廉価ギターは侮れない



遊び用に購入するのも良いと思う

遊び用のギターがメインになる可能性も十分に有り得る

とにかく弾き易いギターを選ぶことが大事ということ

ここ最近の私はすっかりエレキの人になっている

アコギをケースにしまい込んでいるのだ

ベースなども引っ張り出して弦を張り替えて録音に備えているのだ

近々に何か音源を録れればいいかなと思っているのだ😉 


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ギター弾きとQRコード

2021年09月28日 | 楽器
早いもので9月も終わるのだ

緊急事態宣言が解除されるというが・・・

賛否が分かれるようだ

読者のみなさんはどのような考えをお持ちだろうか?

私は緊急事態宣言中も解除後も生活に変化はないように感じる

個人で出来ることは引き続き行いたいと考えているのだ

という前置きはこの辺で・・・


読者のみなさんはスマホを使いこなしているだろうか?

時代も変わったと思う

昨今ではギター弾きにとっても不可欠な存在になってきたように思う

ギター雑誌などを読んでいても『QRコード』を良く見かけるようになった


技術的にはそう新しいものではないらしい

20年くらい前に開発された技術だという

たしかにガラケーを使っていた頃から見ていた気がする

ガラケーは対応機種と非対応機種があったように思う

このコードは便利だと思う

手打ちでURLを打ち込む作業を軽減できるということになると思う

「打ち込むの面倒臭いや・・」

という怠惰で気短なニーズも取り込める

ギター雑誌なども付録CDを付ける必要が無くなる

経費削減に貢献するのだ

環境問題においてもメリットは大きい

最近は紙の廃止も叫ばれるような時代になってきた

パソコンが世の中に浸透した時代にも大きな変化があった気がする

そしてスマホが普及した現在はその変化の第二段階を迎えているのだ

「俺はスマホとは必要ないから・・」

まだギリギリでOKだが・・

10年くらい先にはスマホ無くては生きられない時代が到来する気もする

ギター弾きにとってもスマホは必須アイテムになりつつある

ギター雑誌を読んでいてもスマホが無くてはどうにもならない

雑誌の編者もスマホ有りきで雑誌を構成しているようなところがある

とにかくQRコードなのだ

”続きはQRコードで調べてくださいね・・”

レッスン動画などもQRコードを介したWeb連動のケースが多い

ショップなどの広告にもこのコードが活用されている

スマホを使いこなしている人にとってはとても便利な機能だと思う

調味料などにもラベルにこのコードが記載されている

スマホで撮影するとYouTubeにジャンプする

その調味料を活用したおすすめレシピを紹介しているのだ

私も良く使っているのだ

先週もそんな感じで創作料理を一品作ったのだ


読み飽きたギター雑誌などを引っ張り出して遊んでみるのも良いと思う

良い動画や情報に出会える可能性もあると思う

特にレッスン系は動画を観ることでかなり理解度が深まる

楽譜の初見で理解できる人は少ない

私の知り合いはTAB譜を眺めているだけで簡単に弾いてしまう人がいる

まぁ、天才なのだ

そうい人は少ないと思う


余談だが・・

先日、有線タイプのインナーフォンが断線してしまった

片側が聞こえなくなった

かなり使い込んでので良いと思う

最近はあまり使っていなかった

インナーフォンやヘッドフォンも無線の時代になった

バッテリーを消耗するという理由で使用を避ける人もいるようだが・・

やはり、ケーブルがないのはスッキリしていると思う

スマホに長いケーブルがある姿を想像してみていただきたい

一昔前のパソコンの姿なのだ

無線LANとWi-Fiという技術で自由度も高まった

これも大きな変化だと思う

私は音楽製作には無線の技術は取り入れていない

ワイヤレスでギターの音を飛ばすシステムにも興味があるのだ

まぁ、自宅弾きがメインの私にはあまり必要がない気もするが・・

最近はマルチなどにも無線の技術が導入されているようだ

スマホと連動させて足下のマルチをコントロールするのだ

ソフトの更新なども無線で行う製品も増えてきた

時代を感じてしまう

ギターを取り巻く環境も変わっていくのだと思う

変わらないことは

”人間がギターを弾く・・”

という事実だけなのだ

コンピューターには人間の指先の微妙な感じは再現できない

楽器の奥深いところだと思う😉 

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買って良かった物と後悔した物

2021年09月26日 | 楽器
読者の皆さんは最近になって何か良い買い物をしただろうか?

最近という括りをどの辺りまで広げるか?は微妙だが・・

廉価なアコギを二本連続で衝動買いした

衝動買いと気張るほどの金額ではないのだ



値段の割りにはマニアックな良い品が手に入ったと思う

ギターにも旬がある

買おうと思ったら生産完了や在庫切れなども良くある話

中古を探すほどのギターではない場合、忘れてしまう

それも良くあるパターンなのだ

ギターの醍醐味は『出会い』に尽きる

どんなに安いギターにも購入のドラマがあると思う

安いギターでも弾き込むことで育つのだ


弦交換の度に音が変化している様が楽しい

廉価な価格帯のギターを馬鹿にする人も少ない

私はそれに関しては特に何も思わない

私が使うギターを馬鹿にされても気にしない

変わり者の私はその辺りを弄られることでむしろ興奮してしまう

そのギターをいかに安く手に入れたかを自慢したくなってくる

私の知り合いの多くは良い部類のギターを使っている人が多い

まぁ、中年ともなればそれなりのギターが欲しくなるのも納得なのだ

中年オヤジになって、いまさらながら初心者が買うようなギターに夢中になる人は少ないと思う

我ながら、ギターの選び方や使い方が変わっていると自覚している

自覚しているだけマシだと思う

買えないから我慢する・・・

は勿体ないと思う

アコギに興味があるエレキ弾きも少なくない

数十万円もするようなアコギはそう簡単には買えない

しかしながら、片手でお釣りがくるような数万円のギターにも抵抗がある

何の抵抗だろうか?

周囲の人々に対する見栄だろうか?

ギターキャリアや年齢が邪魔するのだろうか?

廉価ギター=初心者向け・・

そんなイメージが定着しているようだ

実は廉価のギターは結構シビアで手間がかかる

デフォルトの状態で使えるほうが希だと思う

裏を返すと少し手を入れるだけで劇的に良くなるということ

「廉価のギターは作りが悪いんだよね」

物理的にどうにもならない部分もある

一方でどうにかなってしまう部分もある

最悪、結果がダメだとしても意外に諦めがつくのだ

それが廉価マジックなのだ

高価なギターの悪い部分を見つけた時にはショックを受ける

一方で廉価のギターの良い部分を発見した時には最高に嬉しくなる

人間の感覚とは本当に面白いと思う


ここ最近買ったもので良かったものに弦がある

ここ最近のダダリオ弦にはハズレがない

大当たりの弦もないがハズレもない


とても品質が安定しているように感じる

私は連続で三回のハズレを引くまでは浮気しない

そういう確固たる信念があるのだ

仏の顔も三度まで・・・

という諺もあるのだ

ギター意外で満足下買い物は携帯電話やパソコン関連だろうか








どうでも良いようなパーツだが・・

手持ちの機材が生き返る

お蔵入りのガラケーを引っ張り出して遊んでいるのだ

どこでも安定してワンセグを観られる

それ専門で販売しているテレビよりも感度が良いようだ


何でも可能なスマホだが・・

バッテリーや通信量などを考慮すれば色々と制約も多い


私は用途で使い分けているのだ

車のアイドリングが厳しいという状況も少なくない

そんな時にもガラケーのテレビが重宝する

何で急にガラケーを使い始めたのか?

その経緯に至っては私も良く分からない

これらのパーツも買って良かった買い物だといえる


買わなくて良かったという買い物もある

高価なベースや高価なウクレレなど

凝り性の私はハマると周囲が見えなくなってしまう

とにかく集中してしまう

集中して練習していると上手くなったように感じる

実際に少しは上手くなっているのだと思う

そこで生じる勘違い・・

少しばかり弾けるようになると良い楽器が欲しくなってくる

色々とあって購入には至らなかった

私が欲しい楽器が諸事情から品薄になっていたのだ

「来年になっちゃういますけど・・」

良い楽器こそ妥協はダメだと思う

代替品はあり得ない

色やスペックを妥協するならば買わない方が良い

そんなこんなで気持ちが萎えてしまったのだ

ベースやウクレレを忘れたわけではないが熱量は下がった気がする

何だかんだいって、結局、ギターに戻ってくるのだ

エレキギターの戻ってくるのだ

そんな事を何十回も繰り返して今日に至るのだ

ベース、ウクレレ、アコギなど

エレキ意外の楽器が少し弾ける私はエレキ一辺倒のプレイヤーとは少し違う

エレキに関するアプローチが異なっていると感じる

それが自分個性であり引き出しになっているように感じているのだ

「俺 ぜんぜん上手くならないや・・」

「高いギター買えば少しは上手くなるかな?」

という方も少なくないと思う

どうだろう?

ギターを買い替え(買い足し)する前に考えてみるべき部分も多いと思う

買い物はその後でも十分に間に合うと思う

何となく悶々としているその気持ちが大事なのだ

「俺は一生このままでいいや・・・」

「諦めてる たぶん無理だと思う」

もっともダメなケースなのだ

買い物の話から少々脱線したが・・・

読者の皆さんも本当に必要な物、

価値がある物をお買い求めいただきたい







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レリックジャズベも弦交換する予定

2021年09月26日 | 楽器
ここ最近の私はすっかりエレキ系に傾倒しているのだ

傾倒しているというよりは戻ったという表現が正しいと思う

アコギはどこまでいってもサブなのだ

作曲のツールのひとつなのだ

一気にエレキの弦をを交換したことでベースの弦も交換したくなった

弦が劣化していたことは知っていたが・・・

ここ一番の時の為にストックしておいた

ベース弦は値段が高いのだ

エレキのような感覚で頻繁に交換することはできない


ここ一番っていつ?

自問自答したのだ

特にライブやセッションなどの予定もないのだ

ここ一番は今だということに気づいたのだ

弦が新しくなれば弾く機会も増えると思う

弾けば上手くなる

上手くなれば弾くことが楽しくなる

好循環が生まれるのだ

練習の行き詰まりや伸び悩みの打破の為に新しい楽器を買う人も多い

私が知る限りではあまり良い結果を生まないように感じる

「何で俺こんなに高いギター買っちゃったんだろ?」

自暴自棄の日々に押し潰されそうになるのだ

高額ではないが・・

私も勢いでストラトを買った時にそんな気持ちになった

弾けないのに買った者の苦痛と苦悩を知るのだ

「俺 運転下手だけどとりあえず車を買うわ」

微妙に順番が違うような気がするのだ

中古の安い車で十分に練習を積んでから良い車を買っても遅くない

ある意味でギターも一緒のような感じがするのだ

良い道具から先に揃えるのは切ない気がする

これはあくまでも私の個人的な経験であり感想なのだ

色々な考え方があっても良いと思う


このレリックジャズベとも長い付き合いになる

痛々しいヘビーレリックから復活したのだ

レリックに手を染めた私はアホだが・・

ここまで復活させた執念は我ながら凄いと思う

楽器愛が私の背中を押すのだ


このベースも色々と手を加えている

もはやデフォルトの状態から遠くかけ離れている

ピックアップは大好きなダンカン製


やはりベースでも間違いない

迷ったらダンカンで良い気がする

同社にも色々な種類があるのだ

ギターにも言えるが改造の際には闇雲にハイパワーなモデルは選ばない方がよい

パワーを増すことなど簡単なのだ

アンプでもエフェクターでも何とでもない

どうにもならない部分は『繊細な部分』

廉価なピックアップが最も苦手とする部分なのだ

絞った音が使えるか?

これは良いピックアップの一つの指標になると思う

エレキギターでもエレキベースでも繊細な音を表現するには技量が必須

良いピックアップを操るのは人間ということになる

交換しただけで満足してはダメなのだ

交換した後はその性能を追求するという作業が待っているのだ

これは最高の楽しみでもあるのだ

「音が良くなったね~」

という周囲の声も嬉しいご褒美になる


ペグもゴトー製に交換済み

やはり、動きが安定しているのだ


ナットに関しては流石の日本製なのだ

まったく不満がない

ベースという性質上、ナットの溝が摩耗することも少ない

一生このままでいくと思う


生産完了したバダス製のブリッジ

他社から類似品がいくつか販売されているようだ

試したことがないので違いは分からない

このブリッジに関しては質量が確実に音に反映されている


音に芯が加わったような印象を受ける

ブリッジは重ければ良いのか?

これは一概にそうとはいえない

軽いブリッジを指弾きする時の暴れ感が好きなベース弾きも少なくない

ギターと同様に自分のスタイルに合わせて改造を加えるべきだと思う

実はこのブリッジはベースに無知な時期に交換したのだ

何となく勢いだけで交換した記憶が蘇る

このブリッジの素晴らしさを知るのは何年も経過してからなのだ

デフォルトの軽いブリッジに戻したこともある

スラップ、ピック弾き、指弾きなど色々と試してみた

数々の音をレコーディングしてみた

結果、ここに落ち着いているのだ

巷のベース弾きからは復刻を切望されているがその予定はないようだ

メーカー側の大人の事情があると聞いている


エレキと同様にベースも内部を弄っているのだ

ポットはデフォルトだが配線は良い物に交換済み

ノイズが生じるというようなタイミングで交換を検討してみては如何だろうか?

問題がない状態での改造は勿体無い気もする

そもそも、改造の効果が分かり難いと思う

エレキ楽器においてノイズは大敵であり克服は宿命なのだ

ポットのガリなども防ぎようがない

接点を復活させるスプレーもあるようだがその場しのぎに過ぎない

潔くパーツを交換することが近道だと思う

ヴィンテージのように『バージン』に拘る特殊な楽器は別として

その他の新品楽器はパーツの交換に問題はないと思う

良い類いのギターでも要所にコストカットの様が見られる

見えない部分(キャビティ内部など)にお金をかけているギターは相当に凄いと思う

見えない部分を丁寧に作業しているギターも同様に凄いと思う

日本製の楽器は総じてそういう部分の作りが丁寧だったりするのだ

日本メーカーの気質なのだろうか?

日本が世界に誇れる分野は激減したが・・

良い部分だけは残してほしいと願う

海外の有名なブランドに憧れ、そして逆上せて・・

結果として日本製の楽器に戻る人も少なくない

まぁ、何が正解か?は良く分からないが・・


ベースの弦を交換することで眠っていた機材の使用頻度も増えると思う


このシリーズは同社の最高傑作だと思う

特に右側のコンパクトは筐体の質感も含めて奇跡の逸品だと思う

褒めすぎだろうか?

私はギター用も含めてとても気に入っているのだ

持ち運びも性能のうちだと思っているのだ

工具箱のようなエフェクターボックスを運搬するのは辛い

音数が必要だという人は高性能なマルチが合っていると思う

私はギターもベースもあまり音を弄らない

何となく決まった(好きな)音があるようだ

そんな音を事前に数種類作っておくだけで楽しめる

スタジオなどに持ち込む時にも便利なのだ

疫病が流行する前に頻繁に参加していた簡易セッションなどにも重宝した

周囲の音がうるさく、ゴチャゴチャしたような環境下において繊細な音など不要

現場を知れば知るほどにシンプルが武器になると気づく

スタジオなどの限られた時間の中で準備や片付けも料金に含まれる

私は約2分くらいで自分の音が出せるのだ

「準備できたけど?」

いつもそんな感じなのだ

廉価なギターと簡易な機材が私のトレードマークなのだ

私は庶民感覚を売りにしているのだ

廉価なギターも周知できれば、気楽なものなのだ

むしろ、私が良い楽器や機材を使う方が周囲にとっては違和感を与える

貧しいギター弾きは知恵と技術でその場を乗り切るのだ

現場ではエフェクターを一個追加するよりもリック(フレーズ)を一個加える方が褒められる

これは私の肌で感じた経験談なのだ


繊細で最高の音が必要な場面はいつか?

それはヘッドフォン環境で鳴らすDAWの時なのだ

作り込んだ音に身震いすることも多々ある

ディレイなどの細かいフィードバックなどにも拘る

外では簡易で自宅では濃く・・

アンプ環境はアバウトにヘッドフォン環境は繊細に・・

これが私の持論なのだ😉 



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安いエレキでいいんじゃないかな?

2021年09月25日 | 楽器
読者の皆さんはどんなギターをお使いだろうか?

個人的には廉価のギターも悪くないと感じているのだ

デフォルトでも十分に楽しめると思う

最近の安いギターは良くできていると思う


このギターはコテコテに改造を加えているのだ

手間とお金をかけたぶん、愛着も倍増なのだ

先日、ヤスリで磨いたネック裏も良い感じなのだ


画像では伝わり難いと思うが・・

手触りもスベスベで良い感じなのだ



改造した箇所を振り返ってみたい

ジャックプレート

デフォルトはテレキャス特有のカップ型

プレートを交換したことによりどんなシールドでも使えるようになった


ピックガードもフェンダーの純正品に交換したのだ

デフォルトは1Pの白色だった

3Pの黒色に交換したのだ

たかがピックガード一枚だがかなり印象が変わる



ナットも安っぽいプラスチック製からオイル漬けの牛骨に交換した

弦間も好みの調整しているのだ

僅かに弦間を狭くして弦落ちを防止している


ペグもゴトー製に交換したのだ

チューニングの安定感が劇的に増したのだ

このペグが壊れたらロック式に交換する予定なのだ



ピックアップはダンカン製に交換した

間違いない選択だと思う

”迷ったらダンカン・・・”

私はシングルもハムも昔からダンカン製が好きなのだ




ポットはCTS製に交換しているのだ

軸が太いタイプをチョイスした

ツマミはフェンダーの純正品に交換した

内部の配線も少し良い物に交換済み


ブリッジとサドルもゴトー製に交換した

このパーツとペグは以前に使っていた白テレからの移植なのだ


デフォルトと形状は似ているが質感がまったく異なる

廉価のギターはパーツに限界がある

各パーツの質感が落ちることは仕方がないことだと思う

総額でいくらかかったかは良く覚えていない

読者の皆さんの方が詳しいような気がするが・・

乗りかかった船ということで徹底して改造を加えてみた

加えてレリック加工もこのギターの個性になっているのだ

何十年も使い込んだような質感が弾いていて心地良い

心なしか鳴りも良いような気がしているのだ

厚い塗装を一皮剥いているのだ

何らかの影響はあると思う

思いっきりレリックが楽しめるのも廉価ギターの良いところ

エレキの復活で蔵入りしていた機材を引っ張り出した





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