とりあえず、ジャズベの塗装が完了したのだ
昨日、若干の塗り直しを行った
今朝になって塗装面を整える為に水溶きの極細ヤスリで表面を研摩した
撮影していないので既出の画像でご勘弁願いたい・・
我ながら良く頑張ったと思う
という感じがここまで再生できるのだ
色々と試した結果として見えてきたことがある
レリック加工や塗装に関心がある方も多いと思うのでまとめてみた
デフォルトの塗装の上から塗装することはまったく問題ない
むしろ、作業が楽に感じる
塗装の前に番手が細かいヤスリで表面を整えるなど工夫があれば尚良いと思う
ケミカルなどで脱脂するのもありだと思う
一般的には塗装を剥がして作業するようだが・・
かなり面倒な作業なのだ
その段階で嫌になって挫折することも多い
場合によると剥がしの際に深く傷つけてしまうことも多い
塗装の上から塗装する方法もありなのだ
『マルチレイヤー』というレリックの技術もあるのだ
剥がれた部分から別の塗装が顔を出す
下地がサンバーストで上の塗装がモノトーンならば最高にカッコいい
いつか廉価の楽器を買って挑戦してみたい
今回の作業で塗装のコツやノウハウが見えてきた
ホームセンターで入手できる普通のスプレー缶で何の問題もない
というか廉価の楽器の塗装にはこれで十分だと思う
むしろ、仕上がりは想像以上に良いと感じる
新品ギターのようなピカピカの塗装をイメージしている場合にはさらにその先の作業がいくつかある
レリックに関心がある読者の皆さんはむしろ、ピカピカの塗装に飽きているように感じる
壊さない程度に劣化を加えたいと思っているのでは?
レリック加工のブームに乗ってみるのも楽しいと思う
実際に実行するか?はまた別の話
ギター仲間との話のネタにも楽しいと思う
昨今のギター弾きは刺激に飢えているのだ
もちろん、私もそんなひとりなのだ
今回の塗装作業を終了するにあたりホッとしている反面で少し寂しい
学校を卒業するような気持ちにも似ている
まぁ、これからはベースとしての正しい使い方をしていく
必要があれば、やり過ぎに注意しながら手を加えていきたい
肘が当たるエルボー部分は良い感じなのだ
薄らと木部が見えるリアリティ
完全に木部が剥き出しというのは非現実的だと思う
無知とは恐ろしい・・
我ながら、修業と勉強が足りないと思う
まぁ、こんな性格なのでまた気が変わることもあると思うが・・
最善を尽くすという気持ちに偽りと迷いはない
話を塗装に戻そう・・
読者の皆さんは自分のギターの塗装に満足しているだろうか?
「イメージチェンジしてみたいんだよね」
方法は二つ、レリック加工と塗り替えなのだ
共に手間はかかる
しかしながら、充実感はハンパではない
ポチって買ったギターでは得られない高揚感が味わえる
充実感という表現が正しいのだろうか?
いずれにしてもアドレナリンが出まくるほどに興奮できるのだ
失敗はそれはそれで楽しめる
問題を解決する為に知恵を絞るのも楽しい
自分の楽器の為に買い物に出かけるのも楽しい
買いもしないギターを一日中検索するよりもレリック加工や塗装の方法を調べる方が何倍の楽しい
仮に塗装をするにしてもレリック加工するにしてもパーツの取り外しは必須だと思う
自分で簡単にハンダの作業ができる人にとって塗装は朝飯前
焦らなければ、失敗はしないと思う
とにかく薄塗りを時間をかけて繰り返すだけ
薄く塗ればムラが出ることもない
私は作業の都合上、部屋で行ったが・・
やはり、屋外が基本だと思う
臭いのだ
今朝になってやっと臭いが消えた
体に悪いと思う
まぁ、風や時間を問わず作業できることはメリットだが・・
今回はパーツを外さないで作業したことが良い方向に転がった
あえて意図しない塗りムラが出来た
実際に塗装の焼けにも微妙な色ムラが出来る
それを計算で作るのは難しい
ピックアップ間の部分やピックアップとブリッジ部分など
少し色が異なる
それが良い雰囲気を生んでいるのだ
以前にもお話したがピカピカの新品ベースのそれを目指しているのではない
あくまでもベースになっているのは『レリック魂』なのだ
リアルでカッコいいレリックを理想に掲げているのだ
楽器は飾りではない
実用性を阻害するようなレリックではダメだと思う
本末転倒になってしまう
背面の塗装も手に馴染む
上記画像は既出の画像だが・・
現状はもう少し黒ずんだ部分を増やしているのだ
激薄になった背面は音の面でも多大な影響があると思う
とにかく、廉価な楽器の塗装は厚い
分厚いなのだ
場合によるとミリ単位という塗装もチラホラあるようだ
ベタ塗りとサンバースト塗装でも考え方が違う
ポリ塗装とラッカー塗装でもコンセプトが異なる
購入前にその辺りまで考えてみるのも良いかもしれない
まぁ、私のように廉価な楽器を買う者にとって選択肢は少ない
あれがダメ、これがダメとは言っていられない
欲しい楽器や環境は自分でつくるのだ
廉価な楽器の改造や工夫は大いにありだと思う
「廉価な楽器にお金をかけるのって微妙だよね~」
という外野の声は無視しても良いと思う
自分が好きなこと、正しいと思うことを信じれば良いのだ
他人の声に振り回されているうちは自分を見いだせない
他人のアドバイスに耳を傾けることは良いことだと思う
この辺りを混同している人も多いようだ
基本的にギター弾きはストイックで頑固な人が多い
言葉はアレだが・・
そもそも普通の感覚の人は楽器など弾こうと思わない
普通の人は音楽を聴いて楽しむのだ
如何だろうか?
読者の皆さんの周囲の人々を思い浮かべていただきたい
私の知り合いも変人揃いなのだ
その中でも私が群を抜いている
変態なのだ
楽器好きにとって変態は褒め言葉・・
私は前向きに捉えているのだ
趣味の楽器を普通に買って、普通に弾いても何も楽しくない
何かが足りない
物足りないのだ
刺激が足りない
仮にギターを練習するならば、自分の音に聞き惚れるほど練習する
余談だが・・
カッティングにハマっている私はヘルコのピックを20枚ほど、まとめ買いしたのだ
以前は使い所に迷っていたピック
リードやリフを弾くには少し腰が足りない
ピックの厚い尻の部分で弾くことも多かった
それはそれで良い感じだったが・・
何となくモヤモヤしていたのも事実
しかしながら、カッティングを弾き始めると激変!
厚さと素材、持ち手部分の滑り止め・・
そのすべてがカッティングに向いているのだ
因みにペイジ師匠は厚みがあるシルバーを使用している
まぁ、ペイジ師匠もカッティングするが・・
あくまでもレスポールでの軽めのカッティング
ジョン・フルシアンテのようなカッティング職人の業とは区別したい
そんなこんなでヘルコの厚いピックが5枚、薄いピックが25枚になった
躊躇なくバンバンと使いたい
磨り減ったピックでも弾けなくはないが・・
ケチると悪い癖が付いてしまうのだ
弦やピックなどの消耗品はケチってはダメだと思う
ましてや初心者などの練習の過程では贅沢に使うべきだと思う
塗装の話から脱線してしまったが・・・
”楽器は楽し・・”
ということをお伝えしたかったのだ😉