本機の内蔵リズムにもメタル系のパターンが用意されているが・・
微妙に違うのだ
メタルドラムはスネアの位置とバスドラの鳴らし方でかなり雰囲気が違ってくるのだ
まぁ、言葉で説明するよりも実際の音源をお聴きいただいた方が早いと思う
成功したバンド、カッコいいバンドには共通点がある
ドラムが最高に上手いのだ
ギター弾きはギター以外の楽器にあまり関心がないようだが・・
その他の楽器の気持ちが理解できるようになるとギターも上手くなる
速く弾けるようになるのではないのだ
自分の立ち位置が理解できるギター弾きになるという意味なのだ
宅録でもイマイチ迫力がなく、ボーッとしている楽曲の多くはドラムとベースが弱いのだ
つまりはリズム隊がフニャフニャなのだ
芯がないおじさんのバットと同じなのだ
「うりやぁ~ってな 今夜は頑張るわ~」
と言ったもののまったく役に立たないという・・・
逆の言い方をするならば、リズム隊がしっかりしていれば、ギターをカバーしてくれる
メタルドラムの場合にはギターのリフと綿密にリンクしている事が多い
単純なように聴こえて実は複雑なドラミングが要求されるのだ
ただ速く、強く叩いているのではないのだ
読者の皆さんはツーバスのドラムを叩いた事があるだろうか?
スタジオに置いてあるドラムセットはシングルバスなのだ
基本セットなのだ
申し訳ないが・・ロックドラムはあんな感じではない
ギターアンプもドラムも一度は本物に触れてみるべきだと思う
実は上達において非常に重要なことなのだ
今回のフレーズはギター弾きである私が記憶を辿りつつ組み立てたフレーズなのだ
内蔵のリズムを鳴らしつつ、それを録音してみたのだ
つまりはドラムをオーディオデータ化したのだ
内蔵のドラム音源はテンポなどの変更は可能だが・・
イコライザーなどの処理はできない
「もっと、バスドラを鳴らしたいんだよね」
という事が出来ない
一方のオーディオはギターなどの録音データと同じ扱いなのだ
イコライザーで音を補正したり、エフェクトをかけることもできる
デメリットは録音後のテンポの変更が不可だという点なのだ
バンドの音源でも宅録の音でも色々なアプローチがあるのだ
万能という方法はない
経験としてメリットとデメリットを把握しておくと良いと思う
”経験は力なり・・”
なのだ
あえてドラムの音をお楽しみいただく為に単体で鳴らしてみた