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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

オクターブ調整は奥深い

2025年03月16日 | 楽器
昨日もお話したが先日購入したテレキャスがデフォルトのサドルの状態でオクターブが合っているのだ

”三連サドルはオクターブ調整が合わない・・”

はテレキャス弾きの常識になっているのだが・・

弦高を好みに高さに調整したタイミングでサドルの位置も微調整



1弦から6弦までの形はこれで良いと思う

サドルの並びバランスも美しい

弦間はデフォルトよりも僅かに狭く調整済み

格段に弦落ちのストレスから遠のいた

僅かな調整だけで弾き易さが倍増する

名が知れたブランドのギターは万能だと勘違いしている人は多い

ブランドに弱い日本人には多いように感じる

どんなに優れたギターでも微調整は必要なのだ

今回購入したテレキャスも出荷時の弦高は約1.5㎜だった

6弦と1弦がほぼ同じ弦高、フレットのカーブに合わせた山型

プロにも弦高低めの人が多いようだ

弦も細めという人も多いようだ

以前にもお話したが調整に正解はない

しかしながら、標準値というものはあるのだ

何でもありではない

標準値を意識しながら自分の好みに寄せていく

それが正しい形だと思う

テレキャスのオクターブ調整を合わせる為に開発されたサドル



この溝がポイントなのだ


溝が非対称に切られていることが分かると思う

今回購入したテレキャスには使わないが追加で購入するかもしれないテレキャスの為に大切に保管しておきたい

実は黒テレの『3連サドル化』も何となくイメージしているのだ

ポン付けは難しいのだ

実現するか?は分からないが色々とイメージするのも楽しいと思う

オクターブ調整は大切だがアコギの存在を忘れてはいけない


まったくもってサドルが無加工というアコギも多い

ヤスリなどで削って角度をつけているサドルもある

しかしながら、その調整範囲はエレキには遠く及ばない

それでもアコギのオクターブ調整に文句を言う人は少ない

文句があるならばアコギを弾かなければ良いのだ

「アコギってローポジしか使わないんじゃない?」

というエレキ弾きも多いと思うが考えが浅い

アコギもハイポジを多用することも多い

音の響きという意味であえてハイポジで和音を組み立てるプレイヤーも多い

生音勝負のアコギはエレキ以上にシビアな部分も多い

それでもサドルに関してはスルーなのだ

ある意味でテレキャスにはアコギの匂いを感じる

テレキャスはソリッドギターの一号機なのだ

すべてのエレキはこのギターから始まったのだ

逆にサドルが三つに分離する発想が秀逸だと思える

凡人の発想ならばアコギのように一本棒という仕様も考えられる

後にテレキャスのネガティブな部分を払拭したのがストラトということになる


テレキャスの約10年後にこんなサドルへと進化した

6個のサドルが分離して調整できることは当時は画期的だったと思う

それから60年以上経過した現在もブレることなくこの形を維持している

良い意味でギターは進化していない

ギター好きは進化を好まない

それがギターという存在なのだ

上記のストラトが開発された数年後にさらにサドルは進化する


このサドルが開発された当時は音楽もヘビーなジャンルが好まれていた

板をプレスしたサドルよりも質量が増したサドルはサスティンが伸びる

より安定した重厚な音が求められていた時代なのだ

このサドルを最初にオーダーしたのは亡きジェフベック氏なのだ

ジェフベック氏がオーダーしたサドルが市販化されたのだ

オマケでベースのサドルのアップしてみたい


当ブログにベースの画像が登場するのは久しぶり

合間を見つけて弾いているのだ

当ブログに音源がアップ出来なくなってから使用頻度が下がった

ブログの事務局に問い合わせをしたのだが明確な回答が得られなかった

指示に従って色々と試したみたのだが音楽を再生するプレイヤーを表示させることが出来なかった

まぁ、古くから当ブログを知っている読者の方は私のギターの音はご存じだと思う

実はあれから数年の間に格段に腕前が向上しているのだがそれをお伝え出来ないことは非常に残念に思う

文章だけでも十分にギターの楽しさや奥深さは表現できると思う

以前にもお話したがパソコン環境も激変したのだ

音楽を作る時にはMTR二台をメインに活用している

そもそも雑用に追われて作曲には至っていない

もっと言うならば、ギターを楽しく弾ければ良いのだ

思いついたタイミングでギターを抱え気持ち良くギターが鳴らせれば良いのだ



突き詰めれば簡単な話なのだ

ギターは楽し・・



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