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村上ファンド

05.10.13.
ファンド・マネージャーは やっぱり どう見ても虚業の最たるもの。活動は売ったり買ったりだけで そのタイミングを計るのに全知全能を傾ける虚業です。虚業には どうしても胡散臭さが漂います。阪神株の買い占めた後、何と説明しようと世間の反応を見た上での 後付の言い訳のように聞こえます。http://www.maconsulting.co.jp/PDF/051011_PR(J).pdf

村上氏に実業は不似合い。ご本人の“村上タイガーズはあり得ない”と言う発言は それを端的に示しています。
手に汗して日々を生きている一般庶民の虚業に対する本能的嫌悪感。それが 村上氏の動きに対する一般庶民の 表現し難い嫌悪感となっていると思います。
もし彼に 嫌悪感を抱かない“庶民”が居るならば、この人には今は明るい未来があるのでしょう。その多くは幻想でしょうが・・・。
この庶民の嫌悪感は、プロ野球機構等に巣くう既成利権のエスタブリッシュメントが 村上氏に抱く感覚とは 違う嫌悪感だと思うのです。
だから、この動きを単に“好き、嫌い”の感情の持ち方で 人々を類別すると間違えます。
村上氏、違う渡世から縄張りを越えて、誤進入したとしか 思えません。しかも深入し過ぎの印象です。

話は変わって、世界的虚業の話。
9・11の犠牲者には申し訳ないが、あのWTCビルは 世界的虚業の繁栄の“極み”の象徴だった。これも“売った、買った”だけで稼ぐ巨額のアブク銭。どう見ても 巨大な虚業の繁栄の象徴だったと思うのです。その対極には 貧困と絶望だけの世界があるのです。9・11は その絶望の世界からの 反撃だったと見ることもできます。それを“文明の衝突”とカッコ良く言うのでしょうか。チョット違うような気がします。

貧困と言えば、こんな運動があるようです。
ほっとけない 世界のまずしさ
whiteband, 知りませんでした。先進的著名人も参加の様子。でも 私には今のところ運動主体の正体不明なので、ここで ご紹介するだけにします。

ほんの ついでに 村上氏にまつわる些細な話。
村上氏が 大阪から灘の学校に阪神電車で通った、というのは間違いだと思います。本人が 言ったのなら それはでしょう。灘中や灘高の最寄の阪神駅は 魚崎ですが、そこには特急は近年まで止まりませんでした。下手すれば駅員も居ない駅でした。村上氏現役の頃は 灘中や灘高の生徒は 大阪からは国電(JR)で通学が普通。多分 阪神電車の姿も見ることは無かったハズ。
最近のマスコミのいい加減さ、でしょうか。
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