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中尾茂夫著“入門・世界の経済”を読んで

書店の店頭で、夏休みの読書本として平積みされていて、アジアの古地図を表紙にし、それと “入門・世界の経済”を表題にした取り合わせ、さらに副題の“グローバリゼーション500年の歴史から何を学ぶか”とあり、思わず興を覚え、手に取って中を見た。冒頭に“本書は、世界経済入門として,その歴史と現代を描いたものである。厳しい現代を生きていく若い人々に、最低限,理解しておいてほしい事柄をまとめた。”そして、現代の大学での講義に“史論がなくなった”と断じ、“歴史に通じることなく,未来を展望することは不可能である。”と言い、“未来を照らすには、常に過去を検証し、失敗から学び、同じ轍を踏まないようにしなければならない。そのために、いま起こっている事情を,歴史的に俯腋する視点こそが必要である。”とあり、この迫力に気圧されてこの本を読むことにした。 . . . 本文を読む
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