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“大中華圏―ネットワーク型世界観から中国の本質に迫る”を読んで

米国については情報が得られ易いが、中華帝国については情報が乏しいのが現実ではないか。中国人が何を考え、日本にどのように対処してくるのか理解しないまま、その帝国と付き合わざるを得ない状態にあり、戸惑っているというのが現実ではないか。少なくとも、あの尖閣の領有権の正当性について、彼らにどのような議論があるのか、詳しく知っている日本人はどれほど居るのだろうか。 さて、前置きは長くなってしまったが そういった問題点を明らかにしてくれるのが、本書“大中華圏”であると言える。著者は、寺島実郎氏で著者の半生をかけて理解してきた“大中華圏”についての総括本ではないだろうか。 . . . 本文を読む
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