たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

出会い

2018年05月19日 | 日記

人生はいろんな人との出会いがあります。その人が亡くなって、「皆様と結んだご縁、育んだ絆は何よりの宝でした」と、ご遺族が会葬礼状に残されました。人生って、そのとおりですね。

家の前の人でしたが、病んでいることを伏せておられたとのこと。下隣の奥様も町内会回覧が回ってくるまで、全く知らなかったと驚いておられました。

故人の希望により家族葬で送られました。家内の葬儀の際ご香典や会葬をいただいているので、ご遺族にお悔みの挨拶と香典・御淋見舞いをご自宅にお届し、お参りは欠礼しました。

葬儀も滞りなく終り、還骨回向も終わったらしくご自宅へ帰宅された足で、奥様、喪主長男、長女の3人がお礼に来宅されました。

香典返しに添えられた奥さまとご長男の挨拶状はお気持ちが、よく伝わる文面です。
心の優しい故人だったので、人との付き合い下手で直情的な私が地域の人とトラブった際にも、そこそこの心配りを頂きました。ご冥福を祈ります。

3月には手次寺の若坊守さんが若くして亡くなり、先日忌明けの品と挨拶状を宅配されました。この葬儀も悲しい葬儀でした。

4月には故郷の親戚の同年輩のご主人が亡くなり、会葬しました。故人の母上は当方の父の姉の子でした。
この姉は若い頃木曽へ糸引きに行き、信州の男性と恋仲になり結婚の運びだったのに、親が遠い未知の地に可愛い娘を嫁がせるわけにはかない、と故郷へ引き戻してしまった。親たちは生まれた子を実子同様に可愛がり育て、再婚され、父違いの子も生まれ、という薄幸な人生を余儀なくされた姉です。子は「ててなし子」とガキ童にいじめられたと聞きました。その母の子の一人も逝ってしまった。

数日前から紫つゆ草が咲き始めました。