伊勢神宮 五十鈴川 宇治橋から 2013.1.1撮影
主要7ヶ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット:山頂)に来日された、日本:安倍晋三首相、米国:オバマ大統領、英国:キャメロン首相、フランス:オランド大統領、ドイツ:メリケル首相、イタリア:レンツィ首相、カナダ:トルドー首相の7人が会議に先立ち、今日午前、先夜を過ごした伊勢志摩観光ホテルの「ザ・クラシック」棟から伊勢神宮へお参りされた。
国民(くにたみ)も常に心を洗はなむ みもすそ川の清き流れに 明治天皇御製
深く入りて神路の奥をたづぬれば また上もなき峰の松風 西行法師
ここは心のふるさとか そぞろ参れば旅ごころ うたた童(わらべ)にかへるかな 吉川英治
どうか日本の国の大本である伊勢神宮の神髄を感じて行ってほしい。
”日本書記によると、天照大神(あまてらすおおみかみ)の御魂代として鏡を歴代天皇が皇居内でお祭りされていましたが、第十代崇神天皇(すじんてんのう)の御代に皇居の外で祭られることになりました。
第十一代垂仁神(すいにん)天皇の御代、各地をご巡業されていた皇女倭姫命(やまとひめのみこと)に
「是(こ)の神風(かむかぜ)の伊勢の国は常世之浪重浪帰(とこよのなみ しきなみ よ)する国なり。傍国可怜国(かたくにのうましくに)なり。是の国に居(お)らむと欲(おも)ふ」
という大神のお告げがあり、この地に鎮座されました。
約二千年前のことといわれます。外宮は、その五百年ほど後、雄略天皇二十二年(四七八)、天皇の夢に現れた天照大神のご神託により、豊受大神(とようけのおおかみ)が丹波国(たんばのくに)から山田原(やまだのはら)に迎えられました。(パンフ「伊勢の神宮」)
古くから「神宮」といえば伊勢の神宮を指します、それは最も尊いお宮だからです。
神宮は皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)の両正殿を中心として、十四の別宮、百九所の摂社・末社・所管社からなりたっています。(同上)
鏡:八咫(やた)の鏡:三種の神器のひとつ 皇大神宮の御神体