実行へのヒント-46

社長のトップセールスというとすぐに何でも売りたがる人がいる。
それはちがう。

社長のトップセールスは挨拶回りである。
「何かお手伝いできることはありませんか。こんな情報が入りましたが、おたくではいかがでしょうか」
と御用聞きをしながら、相手の役にたつ提案をするのである。

もっと下世話に表現すれば、犬が散歩して、ションベンをかけながら縄張りを確認しているのと似ている。

いつでも何でも売ろうとする人間の顔は下品になってゆく。
それは自分の利益ばかり考えているからだろう。

逆に、上品に、社会のルールを守って、相手も自分も立つようにもって行く人はどれだけの信用を得てゆくか。
あるいは、下手をして毎日どれだけの信用を落としているか。

相手はすべてを見抜いています。
ここは勝負どころですよ。