河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-135

2007年05月20日 | Weblog
社会起業家

この名称が社会に出てから何年も経つが、日本では今一歩踏み込んだ事例がない。
それはこういうことではないかと思う。

欧米はその動かす金の大きさで勝負する。目立つ。
実行者は少数。
一方、日本は一件あたりの金額は少ないが、日常的に国民がやっている。

他国の「社会起業家」の事例を日本に当てはめてもどこかピントがずれるように感ずるのは、こんな根っこの違いがあるからではないかと思う。

たとえばアメリカの例では、IT企業などで多額の資産を作ったところが金を出し、社会貢献団体に実績を積ませる、という形が目立つ。
金額が大きいので目立つ。
それをプロモーションに使う。

イギリスのNPOなどでもそういう事例がある。

これらに対して、日本ではその額が小さい。
けれど件数は多い。
それが日本での「社会起業家像」ではないだろうか。

ただこんな例は日本にわんさかある。
「まともな日本人」ならだれもがやってきたことだ。

つまり先祖がえりをすると日本では社会起業家が増えるのだ。
こっちのほうが参加人数が多くていいじゃないか。

三鷹SOHO倶楽部も、ここ数年小額ながら三鷹市に寄付を続けている。
私の会社も”まちづくり”で新しくなった駅前に、ベンチのひとつ、ふたつは寄付するくらいの気持ちがある。

益々そういうことができる会社でありたいと思う。

もちろんこれがすべてじゃないけれど、こんなのが日常的にあちこちで行われることのほうが効果がある気がするのです。
コメント
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