ペンタ朗の漫漕ブログ-Life is but a dream!

ボートを漕ぐ税理士の日日是好日

'85~'88ボート日誌84

1988年07月02日 | ボート

コーチのADVICEというのは、ある漕手の悪いところを指摘するというだけではなくて、つぎの10本力漕で、つぎのシュトレッケで、各漕手それぞれに、どういう漕ぎを目標とさせるか、ということを明確にしてやることだろう。
漕ぎが悪いから指摘し、良いから何も言わない、というところから一歩進んで(さもないと、何も言われない漕手は何をしてよいかわからない)、まあ、本来は漕手自身が目標は自分なりに考えているはずだが、それを表明することによって、より明確化し、前向きな練習への手助けとしたい。

細部の技術にこだわり、低いレベルでの完成を目ざすよりも、常にあらゆる可能性にチャレンジし――それがうまくいこうと失敗しようと――前向きな練習を…。
前者と後者は気分の上でも、またその結果の上でも、天と地ほどの差があるはずだ。

無表情なROWING MACHINEと、目を輝かせた若き漕手ほどの差があるはずだ。

創意工夫、やってみようという気分。それが練習でいちばん大切なことだろう。

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