朝2時半
ふと目を覚まして
布団の中から見上げた
南の窓の外に
たぶん70度近い超高度に
キッパリと
ギラギラと
堂々と輝く木星
ある物想いをしながら
そのままじっと木星を見ていると
そのすぐ東側に
木星に寄り添うように
小さな小さな赤い星が
クッキリと見えてきた
あんなに明るく輝く木星の
本当にすぐ近くにあるのに
そしてあんなに小さいのに
こんなにクッキリ見えるなんて
大した星だなあ
きっと名のある星なんだろうなぁ
あそこにデネボラがあって
あそこにホクレアがあって
あそこにヒキアナリアがある
あの位置に何か目立つ星
あったかなぁ
なんてえ名前の星かなぁ
布団の中に入ったまま
iPhoneのアプリを起動し
調べてみるが
この時間帯の木星の近くには
星はないことになっている
やっぱり無料アプリは
ダメだなぁ
起き出してお湯を沸かし
お湯をポットに詰めて
ポットとマグカップを持って
仕事部屋に行く
コーヒーを淹れて
Macを立ち上げて
仕事を始める前に
ステラリウムを開いて
気になるさっきの赤い星を探してみる
え ここでもあの星は存在しないぞ
おっかしいなぁ
外に出て木星を見上げる
やっぱり あるなぁー
インターネットで
あれこれ調べていると
木星の衛星のページが出てきた
あー!
これじゃない?
位置的
時間的に
木星の4つの衛星のうちの
イオ か ガニメデ
らしい!
木星の衛星なんて
天体マニアの方々の
特殊な趣味の世界のものかと
思っておったが
肉眼で
しかも
長年に渡る海での酷使で
ヨレヨレになっている
こんな目で
見ることができるなんて!
生まれて初めて見た
木星の衛星
ちゃんと日記に記録しておこう
感激している間に
時間は過ぎ
今はもう朝5時30分
3時間も遊んでしまった
木星の衛星を見たことに比べると
えらくスケールの小さい話だけど
9時までに
あれとこれとそれ
終わるかなあ
やばいぞ やばいぞ
俺って人間は
ちっちゃいなあ
と思いつつ
小さな足を引っ張り合う
小さな人間社会も
生き抜かなぁいかんのよ
ふと目を覚まして
布団の中から見上げた
南の窓の外に
たぶん70度近い超高度に
キッパリと
ギラギラと
堂々と輝く木星
ある物想いをしながら
そのままじっと木星を見ていると
そのすぐ東側に
木星に寄り添うように
小さな小さな赤い星が
クッキリと見えてきた
あんなに明るく輝く木星の
本当にすぐ近くにあるのに
そしてあんなに小さいのに
こんなにクッキリ見えるなんて
大した星だなあ
きっと名のある星なんだろうなぁ
あそこにデネボラがあって
あそこにホクレアがあって
あそこにヒキアナリアがある
あの位置に何か目立つ星
あったかなぁ
なんてえ名前の星かなぁ
布団の中に入ったまま
iPhoneのアプリを起動し
調べてみるが
この時間帯の木星の近くには
星はないことになっている
やっぱり無料アプリは
ダメだなぁ
起き出してお湯を沸かし
お湯をポットに詰めて
ポットとマグカップを持って
仕事部屋に行く
コーヒーを淹れて
Macを立ち上げて
仕事を始める前に
ステラリウムを開いて
気になるさっきの赤い星を探してみる
え ここでもあの星は存在しないぞ
おっかしいなぁ
外に出て木星を見上げる
やっぱり あるなぁー
インターネットで
あれこれ調べていると
木星の衛星のページが出てきた
あー!
これじゃない?
位置的
時間的に
木星の4つの衛星のうちの
イオ か ガニメデ
らしい!
木星の衛星なんて
天体マニアの方々の
特殊な趣味の世界のものかと
思っておったが
肉眼で
しかも
長年に渡る海での酷使で
ヨレヨレになっている
こんな目で
見ることができるなんて!
生まれて初めて見た
木星の衛星
ちゃんと日記に記録しておこう
感激している間に
時間は過ぎ
今はもう朝5時30分
3時間も遊んでしまった
木星の衛星を見たことに比べると
えらくスケールの小さい話だけど
9時までに
あれとこれとそれ
終わるかなあ
やばいぞ やばいぞ
俺って人間は
ちっちゃいなあ
と思いつつ
小さな足を引っ張り合う
小さな人間社会も
生き抜かなぁいかんのよ