2014年2月1日 一銭酒場 えびす

2014年02月01日 | 風の旅人日乗
目を覚ますと、
赤い火星と白いスピカが
縦に並んで南中直前。
4時前くらいかな。

明かりを付けて
時計を確かめると、
3時半ちょっと過ぎ。
えいやっ、と起床。



昨日は、
横浜ベイサイドマリーナから
金沢八景駅まで戻ってきたところで、
F谷さんが絶妙のタイミングで、
「一杯、いく?」

恐れていた通りの展開だが、
九州男児は受けて立つ。

追浜駅近くの立ち呑み屋さん、
『一銭酒場 えびす』に案内する。

T口店長への挨拶もそこそこに
ヱビスの生中400円で乾杯。

F谷さんが、
旨そうなマグロとタコと塩辛を
買ってきて、ニコニコ顔で
カウンターの上に並べている。

階下の松井水産社長夫人M穂さんから、
とれとれのホタテとツブ貝の
刺身大盛りの差し入れが届く。

後ろの壁には「司牡丹 400円」
と書かれた札。

できれば生ビール一杯だけで、
と願っていたが、あえなく降参。
禁断の司牡丹一杯めを手にする。

かつては全日本選手権も制覇した
日本最年長の空飛ぶモスセーラー、
F谷さんの話は、すごーく面白い。

2016年の日本でのモス級世界選手権では
世界最高齢出場記録も狙っていて、
すでに身体能力維持のための
厳しいトレーニングを開始している。

2016年仕様の新型モスの設計構想も、
もう頭の中ではほぼ完成している様子。

F谷さんは東京水産大学卒業、
ぼくは東京商船大学卒業だが、
その後この2大学は合併しているので、
先輩として仰いでもいいのかな。

後ろ向きでじじ臭いことばかりを言う
年下の男どもが増える中にあって、
この年齢になっても目標になる、
素晴らしい先輩を持つ幸せを思う。