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なぜ日本政府は緊急事態の対応が遅いのか

2012-04-13 19:32:32 | 日記・エッセイ・コラム

 1995年1月、阪神一帯に大地震が起こったことはまだ記憶に新しいことでしょう。そのときの対応は村山内閣でしたが、首相が知ったのはテレビのニュースからだったそうで、すぐに「自分が全責任を負うから、各大臣はすぐ現地にとんでくれ」という指示を出したといわれています。

 今回の東日本の大震災ではどうでしょうか。政府はいったい何をしようとしているのか、目立つのは大臣の粗雑な言動です。この一年何人の大臣が辞めさせられたか、無責任体制とはこのことを言うのだ、と考えてしまいます。

 北朝鮮が今朝発射したミサイルらしき物体を、政府は戦争前夜のような体制を組んで待ち構えていたのに、肩透かしを食らったような気分でしょうが、それにしても政府は混乱したらしく国民への発表が遅れたという。しかもいかにも弁解がましい発表は、危機管理とうるさく言う政府にしては、あまりにもお粗末としかいえない有様でした。

 もし本当に飛んでいたら、どうすることにしていたのでしょうね。地震予知にしても、災害の情報にしても緊急事態という判断に甘いのか、どうも言動が遅すぎるような気がします。

 今に始まったことではありませんが、肝心な時に動きが鈍いというのは困ったことです。おそらくいつも国民に情報を提供するのだ、という基本的姿勢がないのでしょうね。

 お粗末な政府、および情報収集担当者よ、もっと大きく目を開けて国民第一という姿勢で臨んでほしいなあ、と思うのはぼくだけではありますまい。

やさしいタイガー


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