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72? 若い若い!

2008-04-18 12:39:21 | 日記・エッセイ・コラム

 先日、放送のゲストとして出演していただいた方と話しているうちに、年齢のことに触れ、ついぼくはやや自嘲気味に「72歳にもなりますと、なんだか世間が狭く感じるようになりましたね」と思わずいってしまいました。するとそのお相手の方が「何を言っているのですか。そんな弱気なことを言ってどうするのですか」と少々ぼくより若いのですが、お説教をされてしまいました。なるほど年齢というのは考え次第でどうにでもコントロールできるものかもしれないと思いました。

 作家の伊藤 整は「変容」の中で『私から見れば四十歳の人間ならまだ若い人だし、三十歳の男女は、まだ生きるという意味がよくわかっていない未成熟の人間に見える。二十台の男女は子どもの幼顔から抜け出ていないのだ』と書いています。そこに30歳を足してみて70歳代というのはどんな顔だろうか、とふと考えます。

 自分の顔に責任を持て、という言葉がありますが、もうそのような顔になっていなければいけない年齢のことを言うのでしょうか。でも若い!若い!といわるといささか力が湧いてくるような気になるのは単純すぎるかもしれませんね。同年輩の方、怯むことなく若さを保って生きていきたいものですね。

やさしいタイガー


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