2日ほど前、友人から旬の山菜をぎっしりと箱に詰めた贈り物を届けてくださいました。何でもご主人が山に入って採ってこられたとか、大好きな食物で一度にとても食べきれないので、いろんな料理にして保存できるように妻は見事に仕上げてくれました。さっそくこんなご馳走に飲み物がないと寂しいね、と近くのスーパーでビールを買い、ゆっくりと夕食をいただきました。
当分楽しみが残っています。思いがけないプレゼントにただただ感謝でした。
人の中には、料理を沢山つくったのでちょっと近所の方におすそ分けしたり、それこそ山に山菜採りに行ったとフレッシュな山草を土のついたままお分けする方も結構いらっしゃるようです。そんな光景を知ると、戦後の貧しい時でもお隣にもっていかされた事を思い出します。
「おすそわけ」っていい言葉ですね。旅行に行ってきたのでとか、実家から送ってきたので、と「おすそわけ」にあずかる事など、モノのありがたさはもちろんですが、送り主の方が、思い出してぼくたちに届けてくださる心のなかの優しさを感じます。
そうした方々のありがたさを素直に受けて食することはとても食卓を華やかに飾ってくれるような気がします。嬉しい日でした。
やさしいタイガー
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