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言い訳は”電車事故”

2009-05-13 18:44:00 | 日記・エッセイ・コラム

 先日美術館の解説担当時間を間違えて大変なポカミスをし、多大な迷惑をかけたことはこのブログでもお話しましたが、今日も一瞬後れそうな事件が起こりました。ぼくが乗っていた電車と横から曲がろうとした自動車とぶつかったのです。運転手さんの冷静な判断で一時電車をバックし、自動車を離したのですが、一番前に座っていたぼくはその原場を見てしまいました。まだ若いご夫人でしたが、怪我なく「申し訳ありません」とわびていました。

 電車からは降ろしてもらえず、中間の駅まで行き、そこで全員後ろの電車に乗りかえて、とのアナウンス。誰かが「携帯電話していいですか」と聴いていました。ぼくもそうだと思い、車両の後ろに行って同じ仲間のNさんに顛末を話して遅れるかもしれないことを伝言し、これで一安心。

 大事故にもならずよかった。そのご夫人はお子様でも送っての帰りでしょうか。ちょっとした不注意がこんなことになったのでしょうが、しばらくは憂鬱な思いで過ごされるのだろうと想像していました。ぼくは言われるまま後発の電車に乗り換え、無事目的の美術館に着いたときはまだ時間にお釣りがくるほどでした。少し早めに家を出たのがよかったのですね。遅れたら「またやったな。あの人は・・・」と。一度失った信用を取り戻すには長い時間がかかるものです。

やさしいタイガー


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