入院中にお見舞いに来てくださった知り合いの方から2冊の雑誌を差し入れてくださいました。どちらもはじめてみる本ですが、札幌に出版社を置く地元の情報を丁寧に取材し、ふんだんに写真もあり、興味をそそる本でした。
一冊の「faura」という雑誌は「札幌特集号」でした。町の風情から自然の動植物の生態などを載せてあり、長い間住んでいても新しい発見をする記事が満載でした。
札幌という町は不思議なところです。梅雨のないことで知られていますが、それでもこの季節「えぞつゆ」と称し、気温は低く、湿度は高くありませんが、それでもどんよりとした空模様が続きます。これも北国の特徴です。
これから「北海道神宮祭」があり、街の一角を小さな神輿を子どもや大人が引っ張って神宮まで練り歩く行事です。夏祭りの一つでしょう。8月は盛夏のはずですが、北海道はもう秋風が漂い始めます。残された行事は、大通公園に繰り広げられる「ビア・ガーデン」くらいでしょうか。
そんな町の小さな行事も拾っては記事にしているのが、この雑誌です。どれほどの購読者がいるのかはわかりませんが、地元出版社だけに大いに奮闘してほしいと思いました。
ほとんどの書店にはあるようです。一度立ち寄ったついでに探してみてはいかがでしょうか。
やさしいタイガー
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