goo blog サービス終了のお知らせ 

喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「アミ電」とは?

2016-10-24 14:55:23 | 懐かしい話
「歴史塾」の話題だが。
先に書いた「アミ電」のこと。
講師の「今津っ子さん」こと、曲江三郎さんが西宮市役所情報公開課から提供してもらわれた写真をどうぞ。

戦前の路面電車ですが、夏と冬とで姿が変わります。
車体ナンバーは122とどちらも同じ。夏は車体が網に囲まれています。
冷房がなかった時代の工夫。
冬は鉄板になってます。
こんな電車があったなんて全く知らなかった。
話にも聞いたことがなかった。
それをうちのお客さんの松本さん(90歳)は覚えておられた。
夏の風物詩のように「いよいよ暑うなってきて、アミ電にかわりましたなあ」と挨拶されていたのだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第30回「今津歴史塾」

2016-10-24 10:13:44 | アート・文化
先日、10月21日(金)は「今津歴史塾」へ行ってきました。
その後わたし、少々忙しくしてましたので、録音させて頂いたのをCD化できたのがやっと今日。


今回は第30回。前回の29回は8月に行われたのだが、わたしは地蔵祭りの準備などで忙しく、参加しませんでした。
今回は「阪神甲子園線物語」と題して、大正時代に営業が始まった「甲子園線」、「甲子園球場」、昭和4年開業の「阪神パーク」、そして昭和3年に開催された「阪神大博覧会」のことなどが豊富な写真と資料により語られました。
講師は曲江三郎さん。
この資料写真の冊子はありがたいです。47ページあります。
甲子園駅、上は大正15年。下は昭和37年。

昭和11年、「輝く日本博覧会」会場。

懐かしい電車たち。



この冊子込みで受講料は300円。但し飲み物代(コーヒー400円)は別。
次回は12月。何日だったか忘れました。また確認しておきましょう。


追記
この冊子資料をお客さまのMさんにお見せしたら、エライ懐かしそうにされてました。
大正15年生まれの90歳の人です。
昔の「阪神パーク、よう行った」と。
浜甲子園の、海岸近くにあったという。
「東側に競馬場があった」とよく覚えておられる。
「スケート場があって、Hとよう行って遊んだ。
どっちもへたくそで、立たれへんかった」
初心者用の手すりがあったとのこと。
アイススケートではなくローラースケートだったと。
スケートは借りて滑ったとのこと。今のアイススケートと同じですね。
食堂ではカレーライスを食べた思い出があると。
それから驚いたのは、資料の「アミ電」のこと。
「思い出した。そんな電車があった。夏になったら扉や窓が網になって、冬になったら鉄板になったんや」
この人、90歳だが、頭はしっかりしておられる。
今のうちに昔の話、もっと聞いておかねばならない。
その「アミ電」、窓が変わったら、「ああ、季節が変わったなあと話したもんや」と。
季節を感じさせる出来事だったんですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする