つちびと作家 可南個展に行ってきました。

なんと温かな空気がながれていることか!
柔らかな人肌。
なんでも許してもらえるような空間。
今は何でも「癒し」という言葉を使いますが、これこそが癒しというものでしょう。
尖った気持、棘のある心は、この空気に触れれば我知らず癒されてしまいそう。
会場を訪れたご婦人が、会期を確かめて「またもう一度来ます」と帰って行かれた。
またある老婦人は「またやって来ました」と言って、ワレモコウなどの生きた野草を水の入ったペットボトルに入れて持って来られた。
「こんなに素晴らしい展示をしておられるのだから、飾って下さい」と言って。
このあたたかな空間に生きた野草をシンと置けば、柔らかな中にも爽やかな風が吹くと思われたのだろう。
そうせずにおれなかったのだろう。
人と人が柔らかく触れ合っていて、わたしの騒々しい心も洗われた気がした。



作家の可南さん、対応にお忙しそうだったが、少しお話をさせて頂いた。
温かな爽やかなお人である。
しかし、じっくりと作品を見せて頂くと、単にやさしいだけの人ではない気がする。
この人の人生のことはなにも知らないが、きっといくばくかの辛苦を経験なさってきておられるような気がする。
いずれも愛らしい人形たちであるが、その心の中に祈りのようなものが秘められている。
思わず涙ぐみながら手を合わしてしまいそうな。
会期は18日までです。
※可南様 写真の画質は一応落してアップしておりますが、もし不都合なら削除致しますのでおっしゃって下さい。

なんと温かな空気がながれていることか!
柔らかな人肌。
なんでも許してもらえるような空間。
今は何でも「癒し」という言葉を使いますが、これこそが癒しというものでしょう。
尖った気持、棘のある心は、この空気に触れれば我知らず癒されてしまいそう。
会場を訪れたご婦人が、会期を確かめて「またもう一度来ます」と帰って行かれた。
またある老婦人は「またやって来ました」と言って、ワレモコウなどの生きた野草を水の入ったペットボトルに入れて持って来られた。
「こんなに素晴らしい展示をしておられるのだから、飾って下さい」と言って。
このあたたかな空間に生きた野草をシンと置けば、柔らかな中にも爽やかな風が吹くと思われたのだろう。
そうせずにおれなかったのだろう。
人と人が柔らかく触れ合っていて、わたしの騒々しい心も洗われた気がした。



作家の可南さん、対応にお忙しそうだったが、少しお話をさせて頂いた。
温かな爽やかなお人である。
しかし、じっくりと作品を見せて頂くと、単にやさしいだけの人ではない気がする。
この人の人生のことはなにも知らないが、きっといくばくかの辛苦を経験なさってきておられるような気がする。
いずれも愛らしい人形たちであるが、その心の中に祈りのようなものが秘められている。
思わず涙ぐみながら手を合わしてしまいそうな。
会期は18日までです。
※可南様 写真の画質は一応落してアップしておりますが、もし不都合なら削除致しますのでおっしゃって下さい。