何十年とやってきた「用海将棋会」を諸般の事情から昨年、解散した。
わたしの人生の大きな部分を占めるものだったので感慨深いものがあったが。
そこで、会の会計に残金があり、その使途を考えたが、日本将棋連盟に寄付することにした。
交流のある井上慶太九段に相談して、振込手続きに今朝ほど銀行へ行った。
ATMで現金を送ろうとしたのだが、「お取り扱いできません」と表示される。
で、銀行員さんに「なんで?」と尋ねた。
すると「10万円以上の現金は窓口扱いになって、身分証明証が必要」と。
しかも手数料がバカに高い。
又その時、身分を証明するものは持ってないし、キャッシュカードも持っていなかった。
仕方ない「もう一度来ます」と言ってカードを取りに帰った。
暑い中、自転車で出直した。
さて、カードを入れて手続きをと思ったら、また「お取り扱いできません」と。
で、また行員さんに尋ねた。
さっきの愛想良い若い女性行員さんが対応してくださった。
「失礼ですが70歳以上でしょうか?」と。
「ハイ、80歳超えてます」
「それは失礼しました。お若く見えたもので」と。
ホントかな?
詐欺防止のための処置なのだと。
さらに「振り込みの主旨は?」と。
「寄付です」で、解除してくださった。
その間、結構な時間が。
で、ATMで再再度手続き。
そばに行員さんがついてくださってアドバイスを受けながら。
順次、パネルをタッチするのだが、お姉さん、「早いですねえ!」と褒めて下さる。
80歳超えた爺さんとしては早いのだろう。
なんとか送金出来て、ヤレヤレだった。