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ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

2.11集会と原発集会ほか

2012-12-26 09:46:38 | 原発関連
本日2回目の投稿は集会案内をします。

以前予告しました「2.11集会」の案内から。

「信教の自由を守る日の集い」




今年は正田眞次先生をお迎えしています。
正田先生は、牧師でありながら、幅広い分野で活躍しています。

慰安婦問題、憲法や君が代・日の丸問題はもちろん、原発問題にも
詳しく、三浦綾子読書会や教育講演会もされ、絵本の読み聞かせまで
活動されています。


テーマ
キリスト者の社会的責任

プログラム

前半 こどもにもわかる2.11のお話
   講演会「日の丸・君が代問題について」

後半 講演会「慰安婦問題について」
   グループタイム・質疑応答

とき 2月11日(月)午前10:30~午後3:00

場所 青森県民福祉プラザ(青森市中央3-20-30)

今回の会場は
今までの青森福音キリスト教会ではありません。

ご注意を!


昼食、飲み物、お菓子等は各自の持参でお願いします。


詳しくは、今後各教会に配られる
ポスターとチラシを参照して下さいね。





さて、この正田先生をお招きして、
2.11の前日10日(日)は黒石福音教会において
「原発問題」についてのお話会があります。

教会外の方でも興味のある方は是非おいで下さいね。
詳しいことは後日また案内します。
(予定としては日曜日の午後1時以降になります。)



また、正田先生の方から。
9日(土)は、先生がオフの日ですが、
三浦綾子読書会をしたい教会やグループがあれば
ご奉仕下さるそうなので、興味のある方はわたしまでコメントを。






さて、もうひとつのご案内。

我が家にカルディコット博士の東京一般講演会のDVD
まもなく来ることになっています。
原発についての警告など1時間50分ほどの内容です。

1月中には到着すると思いますが、
このDVDを活用させたいと思っています。


もし一緒に見たい、貸してほしいと思われる方がいたら
わたしにコメント或いはFBにメッセージ下さいね!

(わたしとしては、是非何人かで一緒に見て、
あ~だ、こ~だと分かち合ったり、おしゃべりしたりして
原発問題について考えたいと思っていますが。
なにぶん真冬なので、外出困難な場合は時期を考えます。)


集まれる方の都合に合わせて、時期と場所を考えましょう。

とにかく見たいと思う方は「この指止まれ!」です。
わたしにお知らせ下さいね。




以上、ご案内でした。



青森の東通りの活断層にまたケチがつけられつつありますね。
なんとしても活断層が認められて、少しでも早く廃炉に
向かいますように祈っています。





ここあでした。




















原発関連本紹介と第二次告訴のこと

2012-11-16 09:26:04 | 原発関連

昨日、書店で見つけた本はこれです。





「目に見えない放射能と向き合って~岩手県南・水沢で~」
若井和生著(いのちのことば社)


若井先生たちの放射能被害のことは以前から
聞いていて、他人事ではないと思いながら、
心配して祈っていました。


娘も、岩手で生活していたとき
先生御家族とは何度か交わりを与えられました。


福島のことが問題にされている中で、
どうしてもホットスポットについては
あまり多く語れない、
と言うか、目をつぶっている感があります。


特に北関東、東葛あたりの情報は多くても、
意外に少ないのが岩手県南の情報です。

旧水沢市は、現在、奥州市という名前になっており、
ホットスポットは水沢を含む周辺の市町村に広がりました。
(先生によれば、一関、中尊寺のある平泉なども。)


そして、驚くべきは、周辺の放射線量よりも、
先生の所属の教会が最も高い線量だったという事です。
つまり先生方のお住まいがそのまま高線量に
曝されていたわけです。


お子さんの尿中にセシウムが出て、
奥様にも、先生にも、体の不調が出ました。



そんな中、母子避難した沖縄や、御家族で保養した北海道で
多くの避難者との出会いが与えられ、新たな重荷を、
神様から与えられているとのことです。


読んでいて、決して他人事には思えない内容で、
身につまされる思いをしながら、
読むうちに、胸にグッと迫るものがありました。


今、こうしている間にも、
避難できずにいる被災者が福島に大勢いる、
ホットスポットにも大勢いる。

話したくても、思いの丈を話せずに
抱え込んでいる人たちが大勢いる。

願いと現実の間で、
揺れ動いてもがき続けている人たちが大勢いる。



本当に、私には何ができるだろうか。


この本を読みながら、
もう一度考えさせられました。



是非ご一読をお薦めします。
被害者の正直な生の声が聞こえます。







昨日は、福島第一原子力発電所の事故に対する
「福島原発告訴団」の第二次告訴・告発状を、
福島地方検察庁に提出した日でもあります。


第一次は、福島県民の1324人分が6月に提出され、
それに続く第二次は、北海道から沖縄までの
13262人が告訴或いは告発しました。

私もその中の一人です。



以下に、「告訴団」のブログからの抜粋を載せます。





~一部抜粋~



「私たちは、原発事故により、故郷を離れなければならなかった者。


私たちは、変わってしまった故郷で、被曝しながら生きる者。


私たちは、隣人の苦しみを我がこととして苦しむ者。


そして私たちは、


経済や企業や国の名のもとに人々の犠牲を強いるこの国で繰り返される悲劇の歴史に、


終止符を打とうとする者たちです。






・この事故はどうして引き起こされたのか。


・そしてなぜ被害を拡大するようなことが行われたのか。


私たちは真相を究明し、今も続く原発事故の被害を食い止めなければなりません。


責任を負うべき人々が責任を負い、過ちを償うことができるよう、


民主主義社会のしくみを活かしていかなければなりません。






私たちは、深い憤りと悲しみの中から、


今回の告訴という行為の中に、未来への希望と、人と社会への信頼を見出します。




私たちはもう一度、その意味の深さを思い起こします。



・事故により引き裂かれた私たちが、再びつながり、力と尊厳を取り戻すこと。


・この国に生きるひとりひとりが大切にされず誰かの犠牲を強いる社会を変えること。


・これらを実現することで、子どもたちや若い人たち、未来世代の人たちへの責任を果 たすこと。




声を出せない人々や生き物たちと共に在りながら、


決してバラバラにされず、つながりあうことを力とし、


怯むことなくこの事故の責任を問い続けていきます。









告訴対象者は、

当時の「原子力安全・保安員」、東電、福島県の健康アドバイザーの
人たちなど多数です。


責任の所在をはっきりさせ、現在も苦しんでいる人々への
補償を進めるために告訴に踏み切っています。



「うやむや」とか「闇に葬る」が、一番良くないと思います。
こういう日本では、全く先の希望が見えません。


「過去」をどう捉え、どう悔い改めるのか。

その上で、「現在」をどう生き、

そして、「未来」に何を残すのか。「未来」をどうしたいのか。


これは、原発問題だけのことではありませんよね。


人間の個人的な生き方そのものの有りよう
ではないでしょうか。



過去に目を閉ざして、無かった事にして、
或いは臭いものに蓋をして、
表だけ繕って、
見た目が平和であればそれでいい。


そんなスタンスのまま、
未来に進もう、と言うことが
本当にいいことなのかどうか・・・


今一度、考えさせられます。




ここあでした。





ガレキ受け入れについて市からの回答

2012-10-30 08:44:19 | 原発関連
数ヶ月前に、私が青森市に質問した回答が、今日になって届いたので紹介します。


私の質問の内容と、市からの回答をそのままコピーします。

****************************


●ご意見の要旨(私の意見書の主旨です)


 先日、鹿内市長が「震災がれきを拒否した」表明は当然のことであり、私はこれを一市民として賛成、支持します。鹿内市長の言うように、震災がれきに対しての「安全確保が出来ない」状況では、市長として市民の安全を第一優先するのは当然のことです。そもそも震災がれきを各地に運び、放射能汚染を拡散させて、何になるのでしょうか。政府の言う8,000ベクレル以下という基準からしておかしいと思います。
 私たちは今年、福島の人たちに対して、「青森市での保養」を実現させ、福島の方々に喜んでいただきました。福島の方々が青森市を選んでいる理由は、第一に「青森県内の放射能の被害が低い」という点であり、第二に、「青森市内にはまだ震災がれきが置かれていないため、より安心」ということなのです。そして、福島の方々は、また青森に来たい、空気がきれいだから思い切り吸いたい、子どもたちを安心して自由に遊ばせたいと願っています。東北の中でも幸いに被害が少なくて済んでいるこの青森を感謝しています。そういう人たちを支援するほうがよほど震災協力になるのに、がれきを受け入れたら自信を持って「また次に来てください」とは言えなくなります。
 がれきは全国に移さずに、現地で処理したほうが経済的にも雇用的にも効果が大きいという事実もあると聞いています。がれきを被災地に埋めて、そこに森林を造るという計画もあることを聞きました。市長が環境省に問い合わせても応答が得られないとも言いますので、是非、不安なままの受入れはやめてほしいと思います。



●市の回答


 日頃より、環境行政にご協力いただき、ありがとうございます。
 本市では、昨年3月11日の東日本大震災の発生以来、復興に向け東北の一員としての役割を果たすべく様々な支援に取り組んでおります。
 その中で、被災地の震災がれき処理は、迅速な災害復興のために不可欠の事柄として、可能な範囲でこれに協力したいと考え、「市民の安全・安心の確保」と「国は安全性を明確にし、受入れに要する経費への財政支援など、国・県の役割と責任を明確にすること」、そして「市議会、市民の理解・合意を得るといった手続・手順をしっかり踏むこと」を判断基準とし、今年3月から国が示す震災がれきの状況や処理方法、放射性物質の影響等の情報収集を行ってまいりました。
 また、仮に受け入れるとした場合、本市焼却施設の能力に余裕がないことから、放射性物質が不検出の不燃物を本市一般廃棄物最終処分場に埋め立てることを想定し、より実際的な検討を重ねてきたところです。
 検討の中で、本市一般廃棄物最終処分場の地下にある新城川の支流である二股川の暗渠(地中に埋められた水路など)に漏水が認められ、その止水は簡易な対応で済みますが、長期的には最終処分場内の水位が高いことから、最終処分場としての機能保持に懸念があり、その対応の必要性を専門家の方から指摘されました。震災がれきは長期間、安全性を確保し処分することが求められることから、市といたしましては、まず、最終処分場の機能保持への対応が必要であり、現状のままで震災がれきを受け入れることは、不可能と考えます。
 また、4度にわたる国への口頭と文書による質問をしたところ、その回答では、「市民の安全・安心の確保」、「国の役割の明確化及び財政支援の確保」、「市民の理解と合意」という受入れに必要な3つの条件を、十分に確保することができない内容であったことから、がれき受入れに係る市独自の安全基準や運用基準などを設定することができない状況になりました。
 このような状況下で受入れする場合、将来にわたって市民の皆様や子どもたちに新たな不安や負担を押しつけることになると考え、震災がれき受入れにつきましては、誠に残念ながら、断念せざるを得ないとの苦渋の判断に至りました。
 今後も、震災がれき処理に関する情報収集に努め、また、東北の一員として、引き続き、東北復興のためにその役割を果たすべく、様々な活動に努めてまいりますので、どうぞご理解いただきますようお願い申し上げます。


               青森市環境部清掃管理課長

 <お問合せ>  青森市環境部清掃管理課 廃棄物・リサイクルチーム   電話 


*****************************


結論としては、「震災ガレキ受け入れは不可能、断念」という回答でしたから、これを聞いて安心しました。
この結論が市議会でくつがえされないように願うばかりです。


ここあでした。

被曝労働についてのブックレット

2012-10-29 22:15:19 | 原発関連
数週間前に、連れ合いが買って来た本。




「知られざる原発被曝労働~ある青年の死を追って~」 藤田祐幸著

岩波ブックレットNO.390


藤田祐幸さんは、理学博士。原発問題、エネルギー問題、
環境問題に取り組み、チェルノブイリ原発事故直後に
「放射能汚染食品測定室」を設立。

著書は「ポスト・チェルノブイリを生きるために」
「原子力発電で私たちが本当に知りたい120の基礎知識」
など多数。



藤田さんがこの本で紹介したいのは、
嶋橋伸之さんという29歳の若者が、
原発労働で被曝し、慢性骨髄性白血病で亡くなった
事について述べ、
原発労働の知られざる現実を知ってもらい、
彼のような労働者の悲劇を二度と繰り返さないために
書かれているようです。


細かいことは省くとして、
嶋橋さんは、積算で50.93ミリシーベルト被曝。
それで結果的に慢性骨髄性白血病になりました。


原発労働者とは、被曝管理の杜撰さ、
積算量の誤魔化し、労働者の環境や健康面が
なおざりにされていることが明らかになりました。
また、そのことは福島の事故でも明確になりました。


労働者もまた、仕事を失うことを恐れて、
アラームメーターをはずしてみたり、
線量を自ら誤魔化したりしている実態も。


原発問題は、何も事故が起きた時だけの問題ではない。
事故が起きなくても、原発の定期検査時にも、
特に下請け労働者たちは、かなりの被曝を
させられているのに、健康被害については
顧みられていない現実があるのです。


先日も、原子力規制委員会が
全国の原発で福島程度の事故が起こったと仮定して、
どの程度の被害が起きるのか、

1週間で100ミリシーベルトを越えると仮定しての
地域の被害状況を同心円で発表していましたが、


100ミリシーベルトそのものの数字の甘さを
感じた事と、嶋橋さんの場合でもわかるように、
100ミリ以下でも、病気が発症するという事実を
重く受け止めてほしいと思います。



現在も、福島の事故現場に遣わされている
労働者たちの現実は、

「1分だけ作業したら、また戻ってくる」

というほどの高線量の現場であるという事でした。
(福島の事故現場で労働している教会員を持つ
牧師の証言です。)

彼らは、十分な作業ができないと言っています。


そういう点からも、原発というものは、
事故があればもちろん大変な被害ですが、
事故がなくても、つまり原発の存在そのものが
人類に大きな被害をもたらしてしまう、
罪深い、悪魔のようなものであると言えます。



原発労働者については、なかなかこれまで
表面に出てこなかったのが問題でした。

福島の事故は、被曝労働の実態をも
表に出したのだと思います。


以前も書きましたが、北海道の泊原発の労働者が
何人も白血病で亡くなっている事を、
ある北電の社員から、昔、聞きました。

全国の原発でも、
多くの病気に倒れ、亡くなっていった人たちが
いたのではないかと思います。

すべての労働者が労災が認められるわけではなく、
これまでほとんどの場合、認められませんでした。
これが日本の社会の現実です。

下請け労働者ほど顧みられません。

労働問題のために、藤田さんのように、
重荷をもって運動している人たちの事も
覚えて祈っていきたいと思いました。



11/3の「姉妹の集い」では、少しだけ、
私が原発問題に何故興味をもって発言しているか、
そして、「大間の原発とあさこはうす」について
お話しようと考えています。



ここあでした。






















「すくすく測定室」

2012-10-19 22:55:26 | 原発関連
先日、大館市の市民放射能測定室から
開室の連絡を受けました。


ようやく、わたしも食品を
測定してもらえそうです。


というのは、我が家には、
岩手のホットスポット地域で穫れた
お米(5キロ入り)が1袋あって、
気になっていたんです。
(頂き物でした。)


食べたいけど、食べられない
捨てるのにはためらわれる


調べたい、調べたい・・・


そう思っていた矢先に、
測定室ができるという朗報。


興味のある方、測定してみたい方は、

「すくすく測定室」のブログを見て下さいね。



今のところ、週3日のみの開室ですし、
予約制だし、決まりもいろいろあります。
料金についても会員と非会員では異なります。



青森県内にも、こんな測定室ができれば
いいなあと思います。  






大間原発沖に活断層が見つかりました。

平舘断層、平舘海峡とう曲、青森湾西岸断層帯。

産業技術総合研究所が
日本地震学会で発表したそうです。

規制委員会がこれを受けて、
早急に調査することを決めたらしい。


以前から、大間原発の近くには
活断層があると言われ続けていたのに、
原発の工事を始めてしまった。


3.11で一時中断した工事が
最近工事が再開。


40%までの建設進捗率だと聞くが、
Jパワーでは、60%まで造れる資材も
すでに準備していると言っているそうです。


函館市と近辺の町村も頑張ってます。
訴訟を起こしてまで。


大間の人たちだって、公には工事に対して
何も言えないけれど、
心の中では反対だと言う人は
少なからずいると言う事も聞きます。



大間の民家の近くに、
不自然な大きな原発施設。


漁業で活気づいている町なのに、
事故で汚染されれば、
人も住めなくなり、
マグロだって捕れなくなる。


事故が起こらなくたって、
いつでも空と海と大地に
放射性物質は流れ出るんです。


風評被害なんてない。
実害しかないんです!


活断層が明確に存在することが
一日も早く証明され、
大間原発の工事が、即刻中止になることを
望んでいます!




ここあでした。