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ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

寒い時は

2012-01-13 12:02:12 | 映画・テレビ
今日も曇天。時折雪。

今朝もブルの置き土産。ざっと30センチくらいに積み上げられた氷の塊。
その上に、まるで粉砂糖のようにまぶされた粉雪が、うまく氷を隠してくれていました。

結局、このお土産の片付けから一日の作業が開始するのでございます。
ひどいときは、これで疲れ切り、もう何も出来ない状態になることもあります。
もっと若いといいけれど・・・。
年々年取り、次第に体力もなくなり、老人になったら、やはりここに住むことは至難の業となりそう。


さて、そんな冬の楽しみの一つは、暖かい部屋の中で、好きなビデオやDVDを観、傍らではコトコトとお鍋のいい香り・・・がしている事。

きのう、たまたまテレビを見ていたら、「白菜」のおいしい所はどこなのか放送されていました。


白菜の半分。


もっとも甘いのは、引っこ抜いた真ん中の部分。芯とつながっているので、そこが最も甘くなるそう。実際生で食べたら、ホントに「甘ーーい」

で、そこを早めにとって食べちゃった方が、あとあと、芯から他に栄養がまわるため、
外側も甘くなっていくんだそうよ。

「白菜」買ったら、今度からは、真ん中から食べて下さいね。


さて、その「白菜」を刻み、ほかの根菜や葉物野菜を刻み、キノコ類、しょうがやローリエ、塩こしょう、最後にハム(ベーコンでも良い)と水を加えたら、後はストーブにドーンとのせて、コトコト煮込むだけ。
(本当はコンソメをいれますが、入れなくてもハムと野菜から十分に出汁はとれます。)




我が家のストーブは便利。煮ることができます。経済的。

できあがった頃に、お好みでパスタを入れてもいいです。


私の好きなDVDの一つは、以前も書いた「アボンリーへの道」。
これは、「赤毛のアン」から派生した海外ドラマ。
だから、赤毛のアンに登場した人々も出て来ます。
主人公は、両親を亡くしたセーラという少女。
おばの家に引き取られて生活する、どこか赤毛のアンとも似た境遇。


主人公のおば「へティ」は準主役。職業は教師そして作家。



右の少女がセーラ。真ん中はおばのオリビア。左がおばのへティ。

この海外ドラマは、カナダで製作され、舞台はもちろんプリンスエドワード島。

「赤毛のアン」のリンドさんも、そのままの名前で出演。
リンドさんだけでなく、アンの育ての親のマリラ、アンの夫のギルバートさえも登場。

このドラマには、カントリー調の家、家具、洋服、雑貨がたくさん出てくるので、カントリーファンには楽しめます。


これが、ローズコテージ。そう、私が「ここあコテージ」と名付けた由来がここにありました。夏にはバラがいっぱい咲きます。


教会。長老派の教会という設定です。


幼児洗礼の場面。長老派の教会は幼児洗礼は認めていたっけ?


人々の足は馬車。こののち自動車も登場してきます。20世紀初頭のお話です。


家の中。


学校。


納屋。ここには牛や馬がいます。庭には鶏がいて、人々は乳と卵と肉を、これらから頂いています。
また、ジャガイモを中心に作付けし、海ではロブスターも獲れます。


街の雑貨店。


缶詰、洋服生地、洋服や帽子、新聞、野菜、くだもの、なんでも売られています。
電話はここで初めて付けられました。


島で唯一のホテル「ホワイトサンドホテル」。
ここには主にアメリカ人や、お金持ちが避暑に訪れます。
島の人々の雇用がここでもまかなわれます。
赤毛アンの映画でも出ています。

私の英語の勉強にもなっています。
しばし現実から抜け出たい時は、このDVDをよく観ています。

ここあでした。
















ラジオ好き

2012-01-07 12:08:12 | 映画・テレビ
今日は晴れています。
でも雲も広がり、これからの天気は変化しそう。

昨晩(深夜)寝ていたら、「バラバラバラ」という雨のような大きな音で目が覚めました。まさか雨?
いいえ、おそらく「あられ」だったのかも知れない。寒いから起きて調べませんでした。すごい音が数十秒続いて、ぴったり止みました。

それにしても、屋根には雪がたっぷりあり、あられが屋根に落ちても、雪がクッションになれば、こんなに大きな音が響く事ってあるのかな?
不思議な夜でしたね・・・。

朝、車庫の屋根を見ると、少しつぶつぶがありました。やっぱり「あられ」だったんでしょうね。


で、今日の我が家の前。

晴れて青空。隣の畑は空き地なので、雪がたまっています。
入り口は1メートル超えました。

青森市街はすでに90センチを超えたとニュースで流れていました。
県内の北ほど雪が多いようです。八甲田の酸ヶ湯は2メートルをとうに超えました。
毎年すごい。
こうなると「雪害」です。雪対策の費用もかかり、自治体を困らせます。
これ以上降りませんように・・・。


土曜日は、階下で午後からピアノ教室があるため、私はいつも2階で過ごします。晴れだと太陽の光のおかげで、ストーブの火が小さくても暖かくなります。

そして、ラジオを小さなボリュームでかけておきます。
私はテレビよりラジオが好き。
耳だけラジオに貸しておけば、目と手は別の仕事ができるから。
ラジオは自分で想像できる楽しみもありますよね。

私が10年以上使っているラジオ。頂き物です。

私がラジオにはまったのは、実はパニック障害になったときに、それまでテレビが好きだったのに、映像を見るのに疲れて、見たくなくなったのがきっかけ。
それ以来、ラジオとのおつきあいが続いています。

土曜日以外にも、毎日寝る前と朝はラジオを聴いています。
おかげでNHKの「ラジオ深夜便」とか、「ラジオ朝イチ」のリスナーになってます。

これもまた一つの出会いでしょうかね。(番組との出会いではなく、ラジオそのものとの出会い。)
そういえば、中学から高校時代は、よく深夜番組を聴いていたっけ。
やはりラジオ好きは今に始まった事じゃなかったのかも。
ただ、しばらくラジオを忘れていただけ。

ラジオもそのうち地上波が終わり、デジタルのみになるかもって知ってます?
また買い換えなくてはならないのは残念。
RABラジオ(地元のラジオ局)に尋ねたら、今のところデジタル化は保留だそうですが。

ラジオを聴きながら、音楽を聴きながら、何か手仕事をしている時に、私は幸せだと感じます。

あなたは?

ここあでした。























昨夜の「江」と「ETV特集」その1

2011-11-28 14:32:14 | 映画・テレビ
とうとう終わってしまいましたね、「江」。寂しい・・・

私はいわゆる「歴女」じゃなくて、まして日本史は特に敬遠していて、高校生の時は迷わず地理と世界史に逃げた女なので、せめて日本史をテレビや漫画で覚えた方が楽と考えてしまいます。
(高校時代に見た大河ドラマ「草燃ゆる」のおかげで、源頼朝と北条政子、その時代の背景などはよく理解できました。もう、うん十年も前の話です・・・。)

私は元来あまり時代劇は見ない方でして、今回は久しぶりの大河でしてね。
私は「のだめ」ファンなので、上野樹里さんが大河に出るという理由だけで、「江」を見始めたわけですよ・・・。

確かに今までの大河とは比較にならないほど、はちゃめちゃなドラマ展開でしたけど、
時折、登場人物の発する言葉に「きらっ!」と光るものがあったりして、それが良かったなあ。

NHKの人によると、今までの大河は、主人公が死んで終わるというパターンが多いらしいけど、今回の最終回は「希望」がキーワードらしく、確かに秀忠さんが江さんに対して,「自分の希望」だと言った言葉に表されていましたよね。
(もしも夫に、「私の希望!」とかって言われたらどんな気持ち?あり得ないわ~笑)

江さんのつぶやきの中に、「国の平和は,一人一人の心の平安がなくては果たせない」
云々、私も然りと思いましたし、これは聖書の言わんとするところ。

また、茶々さんが子供を亡くした時だったか、罪の赦しのために自分の子供が身代わりとなって死んだのだという言葉がありましたよね・・・。キリシタンの影響からか、まるでキリストを暗示していたように思いましたね。

ラストシーンは久しぶりのお市さんが登場して、江と何か言葉を交わすのか、あるいは顔を見合わすのかと思いましたが、やはり母はすでに黄泉の国。先を行こうとする江を
見送った姿に、母親の深い愛情を見ました。

というわけで「江」も終わり、次は「平清盛」です。
ちょっと気味悪そうで、たぶん私は見ません。でも、青森が生んだスター・松山ケンイチさんは,素朴でいいなあとずっと思っていました。がんばれ、ケンイチ!


さて、「江」の興奮も冷めやらぬ午後10時。
教育テレビで放送されたのは「海のホットスポットを追う」というテーマの番組。
(同じ10時に総合では同じ原発のテーマでしたね。こっちは結論が見えていたので、連れに見てもらうことに。)

長くなりそう。次に載せましょう。

ここあでした。












「チェルノブイリハート」鑑賞

2011-11-09 16:00:27 | 映画・テレビ
今日は小春日和の穏やかな日になりました。
街路樹の葉もそろそろ茶に染まっている木も多くなり、落ち葉も増え、少しずつ冬の準備が始まった津軽です。
でも、針葉樹は相変わらず生き生きとした緑色で、周囲の木の赤や黄色とのコントラストが美しいです。
ふと、針葉樹はいったいどこで休息をとるのだろうか?などと考えました。

さて、今日から休暇の私と連れは、車でその津軽路を青森市へと向かいました。
目的の一つは映画「チェルノブイリハート」を鑑賞するため。60分の短いドキュメンタリー映画ですが、最初から現実をつきつけられて、涙が流れました。

この映画、2003年アメリカで制作された映画です。
マリアン・デレオというドキュメンタリー映像作家の女性が作りました。
この作品は2003年にアメリカのアカデミー賞・短編ドキュメンタリー部門でオスカーを受賞。


25年前に起こって、すでに「過去」になったはずの「チェルノブイリ」は、決して過去になったのではなく、広島や長崎の核爆発の後遺症や遺伝子の異常で被曝2世、3世にも被害が続いているのと同様に、今も尚、後遺症をはじめ、現在も生まれてくる子供達にガンなどの病気や精神的病、脳の異常、心臓の病気、先天異常、流産、死産などが多く起こっているという現実があります。

チェルノブイリから30キロ離れた地域でも、今もなお、子供達に異常がたくさん出ていて、日本の30キロ圏内の子供達は今もまだそこで生活している現実を見る時、これでいいはずがない、と叫びたくなりました。

チェルノブイリのあるウクライナや、隣のベラルーシでは、子供達の中に「チェルノブイリハート」がたくさん出ています。

初めてこの映画のタイトルを見た時、私は、「チェルノブイリの」のことだと勘違いしていました。
「チェルノブイリハート」というのは、心のことではなく、「心臓病」のことです。
放射能の影響から、子供達の心臓に穴が開くという病気が多発しているそうです。
手術を受けてなんとか助けられる子供も居ますが、しかし、死んでいく子供達も多いのです。アメリカから来ている医師が手術を担当していました。


パンフです。

そして、ベラルーシ・ミンスクの放射性ヨウ素による子供達の甲状腺ガンの多発。

衝撃的だったのは、遺棄乳児院「ナンバーワン・ホーム」。精神障害や身体障害のために親から捨てられて施設にいる子供達が最近も増えているということです。
その子達を世話している女性看護師が乱暴で、マリアン監督は、「その子にもう手をかけないで。」と言って、その女性を撮影中に一瞬だけ去らせた事態が起こったほどです。

そして孤児院では、放射能の影響なのか、脳が大きくなりすぎて、それが頭と同じほどのこぶの塊となり、それが後頭部についている子、腫瘍の悪化で腰やおしりが大きく重く思うように体を動かせない子供、水痘症の子供などいました。地元の医師達も、この現実を見て、いつも泣いているそうです。

こんな子供達を日本に連れてこられたら、もっと高度な医療で治療できたのでは?と思いますが、ベラルーシなどでは、技術があっても、予算がないため、子供達に十分には治療できる環境にはないとのことです。


日本で今、福島の子供たち、関東の子供達を中心に、疎開したくても様々な理由で、土地をはなれられずに、我慢を強いられている現実があります。
政府や東電が、避難したくてもできない人々に対して、何の賠償金、補償金を払わないために、子供達が避難できないでいます。その間、どんどん被曝していく子供達。


一日も早く、福島から離れて疎開、避難するべきだと思います。
そのためには、国が早く補償する事です。
ウクライナ、ベラルーシの現実が、そのまま日本の福島、関東の現実にならないためにも、早く、一日でも早く、子供達を放射能汚染から遠ざけること、これが大切です。

生々しい映像もありますが、是非この映画を観て下さい。

ここあでした。





「10万年後の安全」観ました

2011-08-13 08:23:09 | 映画・テレビ
きのう12日も暑かったんだけど、前日に比して過ごしやすかったです。

夜7時に、弘前市文化センターの大ホールで行われた映画会にでかけました。
「100000年後の安全」

青森や八戸の映画館で、あまり人の入りが良くなかったと聞いていたので、この日もきっと会場はスカンスカンな状態では?と、半ばあきらめて会場に着くと、なんとたくさんの車がおり、ホールはかなりの人でいっぱいでした。嬉しかったなあ・・・。

主催はharappaという団体で、今までは中三で毎年映画会を開いていたのですが、中三が今大変という事で?、今回は文化センターで行われたらしいです。

この団体さん、別に「反核」団体とは関係なく、「「反原発の人」にも「推進派の人」にも観てもらい、みなさんに考えてほしくて」上映したとのことです。
すばらしいなあと思いました。

前宣伝で、この映画はドキュメンタリーであり、淡々と語られ、美しい映画だと聞きました。


原発から毎度出る放射性廃棄物の最終処分をどうするか、どの国も未解決。日本もそうです。この問題についていち早く解決を見いだそうとして取り組んだのが、「フィンランド」でした。

フィンランドの島に「オンカロ」という地下の「坑」を造り、そこに放射性廃棄物を置く事にしたのです。今建設途中であり、完成は2100年というので、それだけでも気が遠くなります。

フィンランドは日本と違って、地震もなく、地盤がかなりしっかりしていると言います。
なので、このような坑を掘ることができるのですが、それでも、廃棄物が無害になる10万年後というと、誰にも本当の意味での「安全」を確保するなどできません。

10万年にうちに、国も変わり、文化や言語も変わる。テロや戦争があるかもしれない。
もしかしたら地震があるかもしれない。

10万年までの人たちに、どうやって、この「オンカロ」の危険性を伝えて行くのか。
こんな多くの疑問に対して、造った人たちも答える事ができません。

アメリカ、フランス、日本の順に原発が多いんです。
これから中国やインドなどのアジア諸国にも原発が増える可能性が大きい。
でも、どこの国も「放射性廃棄物の最終処分」については全く未解決なんです。

日本人は、そして青森県民は、なかなかこのことを議論しようとしません。
もういい加減、この問題を話し合いましょうよ!

原発反対派だけでなく、推進派にとっても、この「核のごみ」問題は身近に迫っているのであって、決して無関係なのではありません。

明日から原発を止めたって、すぐに廃炉にできるわけではないのに、ましてや増え続ける「核のごみ」問題を早くに考えておかないと・・・。

21日には「アレクセイと泉」の映画会が、弘前市のプラザホテルで行われます。(3:30~)

興味のある方、是非観て下さい。
放射能に汚染された村に、唯一汚染していない「泉」がある。この映画もドキュメンタリーだそうです。
チケットは、わいん倶楽部(017-721-4422)
弘前の人は、プラザホテルで買えますので、予約して下さいね。

詳しくは、ここあコテージの「アレクセイと泉」の記事を見てください。

ここあでした。